全国各地アンテナショップ巡り

カキ大将
カキ大将中身

13:23
勝手知ったる広島だからこそ、なんか手ごろないいものをご紹介できるのでは?と期待されても困る。ここは現地の土産物屋ではない。あくまでも東京にあるアンテナショップだ。生もの系は当然扱いが少ないので、これぞ、というお菓子とかは案外売られていないものだ。

広島人で結構評判が良いお土産は、「川通り餅」だったりする。もみじまんじゅうなんかよりはるかに良い、といわれている。でも、そういうものはここでは売られていない。

まあ、安くて手ごろなものを買うしかないね、とざっと店内を探した結果、われわれが選んだのは「カキ大将」というものだった。カキをたれに漬け込んだもので、串にささっていて2本で380円。アンテナショップ巡りの最中に食べるには最適な量と、値段。そして、いかにも広島っぽいでしょ。季節はま逆だけど。

ちなみに僕は、「カキ大将」なんて商品、今回初めて知った。

広島で記念撮影

13:28
カキを食べて海のミネラル摂取!

広島のカキがなぜふくよかなのか、ご存知?それは、海が栄養に富んでいるからなんだよ。太田川から広島湾に、山の栄養が大量に供給してくれるから、というのは表向きなんだが、実際は生活排水とかそういうのも含めて豊かな海ってのが広島湾なんだな。だから、カキが太る。

でも、最近じゃ海がどんどん浄化されているので、カキや魚の生育が悪くなってきてるってうわさを聞いたことがある。きれい過ぎるのも問題なんだな。

【30軒目】おいしい山形プラザ(東京都中央区銀座)

TAUから歩いてわずかのところに、山形のアンテナショップ。

おかでんはこの山形のお店は時々利用している。なのに、すぐ近くにある広島のアンテナショップの存在は気づいていなかったんだから、意外だった。

おいしい山形プラザ

13:29
ここではお米の「つや姫」を買ったりする。店頭では、県知事さんのパネルがにこやかにお出迎え。そういえば、県知事自らがセールスやってるアンテナショップってここが初めてだ。

玉こんにゃくが売られている
玉こんにゃく

13:34
さすがに米を買うわけにもいくまい。ざっくり店を見て回ったが、一番目に付いたのは玉こんにゃくだった。おう、これは確かに山形名物。1串4玉100円、という根付けも大いに魅力だ。せっかくだから、これを買うことにした。

山形県で記念撮影

13:36
あつあつの玉こんをこの猛暑に食べるのか、と思うが、ノンカロリーでちょうどいい。昨日今日と全国各地の美食を食べ歩いている身には、カロリーゼロくらいがお似合いですよ。
食後、吉村県知事と一緒に山形をPRしておく。

水分補給は必須

13:40
喉が渇く。それぞれの県で食べ歩いているので、余計水分が欲しくなるのだった。というわけで、コンビニを発見次第即、入店。水を買う。

「2リットルはいらないんだよなあ、1リットルで十分なんだけど」

とぼやきつつも、2リットルの「南アルプスの天然水」を買ってしまう。だって安いんだもの。98円。

水分を多く摂っても、トイレは全然行かない。全部汗になって出ているのだろう。ならば、それに負けないだけの量、さらに水を多く飲まないと。

しぶちょおは、ポカリスウェットをラッパ飲み。昨晩は牛乳一気飲みだったし、彼はカロリーがある飲み物を平然と飲み干すからすごい。

【31軒目】銀座わしたショップ(東京都中央区銀座)

水分補給してほっと一息ついたわれわれは、気分一新で次の県へと旅立った。目指すは、日本の最南端である沖縄県。

銀座わしたショップ

13:41
「銀座わしたショップ」。正確に言うと、お土産物屋さんという位置づけかな。アンテナショップ、というわけではない。沖縄にもわしたショップはあり、僕が沖縄旅行に行った際にはお世話になったものだ。

で、後日、銀座にわしたショップがあることを知り、

「なんだ!わざわざ沖縄でかばんいっぱいのお土産を買わなくても良かったのに!」

と悔しがったという。それくらい、この銀座のお店は品そろえが結構良い。重いお土産を現地で買わなくても、ここで買った方がスマートだったりする。

沖縄の揚げ物

13:43
僕はいつもここで「ポルトウィンナー」を買っている。長いウィンナーなのだが、スパイシーでなかなか美味い。フライパンで炙ると、格好のビールのつまみになったものだ。値段が比較的手頃なのもうれしい。

しかし、そんな「いつも買ってる物」をここでまた買うというのは芸がなさ過ぎる。それに、せっかくの「アワレみ隊全国ツアー」だ、できる限り店頭ですぐに食べられるものにしたい。そんなわれわれのニーズに対し、「じゃあこれはどうだ」と沖縄さんがプレゼンテーションしてきたのが、揚げ物だった。

なるほど、揚げ物!そういうものもあったか。沖縄といえば、揚げ物も侮れない。天ぷらは独自の発展を遂げているし、お菓子で「さーたーあんだぎー」は土産の定番。せっかくだから、アワレみ隊推奨沖縄名産品は「揚げ物」にしよう。

タコスボール
断面図

13:45
さーたーあんだぎーを食べる、というのは平凡過ぎる気がしたので、ちょっと見慣れない「タコスボール」なるものを買ってみる事にした。カップに入れられて、3個で180円。

食べて見たら、なるほど確かに中に挽肉が入ってる。これは小腹が空いた時に良いと思う。うむうむ。

もずくの天ぷら

13:45
もう一つ買ってみた。もずくの天ぷら。1個90円。

立て続けの都道府県巡りなので、一つのお店で2品も買う必要はない。でも、もずくを天ぷらにしちゃうってなかなか東京近辺では見かけないものだ。なので、せっかくなので買ってみちゃった。

うむ、美味いか?と言われると、大して美味くはない。だって、もずくだもの。溶いた小麦粉にもずくを混ぜて揚げただけのシンプルなものだが、小麦粉が油を吸っているのでカロリーはそこそこありそう。「もずくだから、ヘルシー」とか言ってるとしっぺ返し食らうぞ。

沖縄で記念撮影

13:48
さすが沖縄、「いかにも!」なものを食べ、沖縄の風を感じた。

シーサーと記念撮影。さて、次は高知県だ。

【32軒目】まるごと高知(東京都中央区銀座)

わしたショップのすぐ隣が、高知県のアンテナショップ「まるごと高知」だ。沖縄から歩いて数十秒で高知県に到達するとは、坂本龍馬もびっくりだ。

まるごと高知

13:48
「まるごと高知」。季節がちょうどそうだからか、かつおがいっぱい。そして、金色に鈍く光る坂本龍馬がお出迎え。

「あれ!こんなところに吉田類がいる!」

しぶちょおがめざとく見つける。確かに、坂本龍馬よりも偉そうに、「居酒屋放浪記」で有名な吉田類の立て看板が店頭に飾ってあった。

「この人、単なる酔っ払いだろ」

身もふたもないが、確かにその通りではある。

調べて見ると、近日に吉田類氏がこの「まるごと高知」にやって来て、トークショーをやるのだという。高知の酒を飲みながら。この人、高知県出身だったんだな。

ゆずづくし

13:55
まるごと高知は、僕はいつも「芋けんぴ」を買っている。これが美味いんだな。実家に帰省するときのお土産にしたことがあるくらいだ。

でも今回は、ゆずぽんを買った。「ゆずづくし」という。

きっかけは、店内でかつおのたたきの試食をやっていたこと。店員さんに勧められるままにかつおのたたきを食べたのだが、これがめっぽう美味かったのだ。ポン酢が。「これ何?」て事で聞いてみたら、「ゆずづくし」という商品だった。だから、買った。

この商品、ゆずが21%も含まれているというシロモノ。だから、やたらとフレッシュ感があり、さわやかな味わいなのが特徴。「酸っぱそう!」と思うかもしれないけど、酸味はさほど強くない。とにかく、新鮮な感じが素敵な一品。僕はこれを今回のアンテナショップ巡りの中で「最もおいしかった品」に認定した。

なお、試食の本来の目的であったかつおのたたきもおいしかった。冷凍品で結構お値段は高い。200グラムで780円だったかな?しかし、スーパーの鮮魚コーナーでパックで売られているものとは雲泥の差で、香ばしさと弾力がすばらしかった。これも併せてお薦めしたい。僕は後日、わざわざかつおのたたきを買いにこの店を再訪したくらいだ。流水にさらして解凍して、そのまま召し上がれ。

坂本龍馬と記念撮影

13:56
坂本龍馬を取り囲んでかつあげしてるかのような二人。高知も相変わらず満喫したよー。

【33軒目】茨城マルシェ(東京都中央区銀座)

「まるごと高知」から1ブロック隣、歩いてすぐのところにあるのが「茨城マルシェ」。

茨城マルシェ

13:58
「茨城マルシェ」は、首都高速道路のガード下にある。銀座の外れ中の外れ、道路を一つ挟むと違う町名になる。「なんとか銀座にアンテナショップを作りました」感がある場所。

ここは、「セレクトショップ」と「レストラン&バー」に分かれている。われわれが用があるのは、セレクトショップの方。

入口には店内撮影禁止の札が。「いいじゃねえかよ宣伝になるんだから」とぼやきながらも、カメラを片付ける。他にもこういう撮影禁止の店はいくつかあったが、うっかり全面OKにしてしまうと、迷惑をかける人が必ず出てくるのだろう。

手巻納豆袋

14:07
店内をいろいろうろついてみたところ、なんだか面白そうなものを発見した。「手巻納豆」だって小さな袋入りのものがたくさん詰められた大袋で売られている。

茨城といえば水戸、水戸といえば納豆。実は一人当たりの納豆消費量では福島県の方が上、という事実はあるものの、納豆が茨城を代表する食品であることには変わりない。ならばぜひ買ってみようじゃないか。

手巻納豆

スナックのような納豆。常温保存されている。手巻き寿司風に海苔で巻かれた挽き割り納豆がちょこん。食べようと思ったら一口だ。でも、その手軽さがいい。これは珍しいし、面白いし、お土産にはいいと思う。

ご当地サイダースタンプラリー

14:09
お店入ってすぐの目立つところに、サイダーが売られていた。

「さわやかゆずサイダー」、とかが売られている。

ケッ、どこもかしこもサイダーばっかり売って、芸が無いな、しかもゆずかよ。ゆずもいたるところで扱ってる食材だよな、珍しくもなんともないよ、と鼻であしらっていた。しかし、パンフレットを見てみると、あれれ、「ご当地サイダースタンプラリー」?

ラリースト集団であるアワレみ隊。この言葉に反応してしまう。でも、しぶちょおとおかでんは顔を見合わせ、「面倒だから、いいや」とこのラリーを「無かったこと」にしちゃった。

既に通過した広島や山形がスタンプラリーに含まれているというのでやる気がうせた。それに、「サイダーかよ」と今まで思ってきたものに対して、今更手のひら返しする気力はなかった。スタンプラリーでご当地サイダーを盛り上げたいのだろうが、そうはいくかと。

せっかく「ご当地」を名乗るなら、宮城の「牛タンサイダー」くらいぶっ飛んだのを出してからにしなさい。

茨城県で記念撮影

14:10
茨城県も満喫したぜ。さて、次行くぞ次。

写真は、「どうせわかりゃしないよ、どっちでも一緒」と投げやりな事を言って、われわれが利用していない「バー&レストラン」の入口で撮影した。

【34軒目】食の國 福井館 (東京都中央区銀座)

茨城マルシェから目をこらせば、ああ、道路を挟んで斜め向かいにあるぞ、というのが食の國福井館。

福井って何があったっけ、食の國とかなのってるけどさぁ、と思案してみる。おろしそばを真っ先に思い浮かべるし、若狭湾のグジとかいいねぇ。以上、おかでんの浅知恵終了。ええと、「食の國」を名乗るくらい本当はいろいろあるんでしょ?じゃあ教えてもらおうか。

食の國 福井館

14:11
これで銀座エリア最後のお店となる。気がつけば34都道府県目。実はもう終わりが見えてきた。

この後は八重洲エリアをまわり、そして秋葉原に立ち寄ってからゴール地点の東京ソラマチへ。多分問題なく所定時間内にはゴールインできそうだ。あれー、いつの間にこんなにハイペースだったんだ?今朝時点では、「ギリギリ間に合うかな、どうかな?」という計算だったのに。

そういえば、開始当初と比べて、お店の滞在時間が短くなった。いちいち商品を吟味し、納得したり感心することが減った。そのかわり、ざーっと見て回り、アワレみ隊として購入するのに最適な価格、量の商品をめざとく見つけるようになった。効率が良くなった、というわけだな。

谷口屋のおあげ

14:14
奥のイートインコーナーでは、十割の手打ち蕎麦が食べられるらしい。しぶちょおが早速「食べられますか?」と店員さんに聞いてみたが、もうイートインは終わっちゃったそうで。悔しがるしぶちょお。

そんなしぶちょおを尻目に、おかでんは「谷口屋のおあげ」なるものに目がとまった。「本日緊急販売」なんだそうだ。何それ?

店員さんに聞いていると、毎週木曜日しか入荷しない、希少価値のあるお揚げさんなんだそうだ。肉厚で、でかい。これをこんがりと焼いてネギと醤油をかけて食べたら、さぞや美味かろう。で、それがなぜか今日(日曜日)、臨時に入荷したんだと。

店員さん曰く、「毎週木曜日はすぐに売り切れてしまいます」ということなので、よっぽどの人気商品らしい。よし、よくわかんないけど買っちゃえ。美味いに違いない、ってのは外見から分かる事だし。でもなあ、昨日おかでんは新潟県で栃尾の油揚げを買ったばかりなんだけどな。まあいいか。1日2日で腐るってことはないだろうし。

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