草津山麓オウム鳴く【草津温泉ふるさと納税】

2015年11月14日(土) 2日目

2日目朝

07:13
二日目の朝。雨が降ったようで、地面が濡れている。ぎりぎり傘をささなくても外を歩ける程度の天気。

宿の窓からの景色。いやあ、油断しきった感じが、いい味わいだ。

バキッ!とオーシャンビューとか眼下に絶景を一望に、みたいなのとは、無縁な世界。あえて例えるなら「電柱ビュー」だもの。

でも、それでいい。

もちろん風光明媚に超したことはないのだけど、そのために宿代が上がるのはイヤだ。どうせ、窓際でのんびりと景色を眺めて一日過ごす、なんてことはやらないのだし。

旅行で、「旅館の窓際で景色を眺めつつ、ゆっくりとした時間を味わう」という人ってどれくらいいるのだろう?そんなことができるのは、仙人か、世捨て人じゃあるまいか。

朝の草津温泉

07:18
宿の朝ご飯は8時からだ、と聞いていたので、それまでに朝散歩を兼ねて共同浴場に遠征することにした。

宿のお風呂でも何ら不都合はないし、共同浴場だからといって特別な風情があるというわけでもないのだけど。「せっかく近くにあるんだから、行っておこう」という発想だ。

僕がよく使うこの「せっかくだから」という言葉、この行き着く先には何があるのだろう?「せっかくだから」でたくさんの時間と手間をかけてきたけど、果たして自分にとってそれが何だったのか、未だによくわかっていない。

それはともかく、白旗源泉さんちーっす。

改めてこうやって白旗源泉と、背後の御座の湯を眺めると、その距離の近さがよくわかる。でも、御座の湯って白旗源泉を使っていないんだぜ?不思議だよな。

朝の草津温泉

当たり前だけど、湯畑は24時間365日湯けむりを上げているのです。

白旗の湯

今日は白旗の湯に浸かることにする。

これで、昨日と今日で、西の河原源泉、地蔵湯源泉、湯畑源泉、白旗源泉と4つの源泉に浸かることができた。

じゃあ具体的にその違いを述べよ、と言われても困るんだが。「アッツゥゥゥイ!」というのが第一印象。以上。

解説

白旗源泉の由来。

源頼朝が見つけたとかなんとか。

張り紙

気のせいかも知れないけど、昔は白旗源泉って24時間入れたような。今は夜は入れない。いや、昔からそうだったっけ?

いずれにせよ、防犯の観点から、共同浴場に深夜利用可能というわけにはいかないのだろう。

張り紙

入浴時間は5時から23時まで。そのうち5:30~6:30は清掃時間。

だったら入浴時間を6時半からにすればいいのに、と思うが、「朝イチで白旗源泉に入りたいんだ!」という地元の人が朝5時頃にいるのかもしれない。

白旗の湯

お掃除のあとのお風呂なので、お湯はフレッシュだ。ちょうどこの時間、だれも入浴しておらずラッキー。

ただし、草津温泉の場合これで油断してはいけない。「誰もいない」ということは、しばらく湯船に加水されていないということだ。うっかり足を突っ込むと、ギャー!と叫ぶことになる。

特にこの時期、湯温の塩梅というのがわかりにくい。というのも、これまで外を歩いてきて、体が若干冷えているからだ。今感じるこのお湯の熱さが、「慣れれば大したことない」ものなのか、「いや、マジで熱いですってば」というレベルなのか、その見極めが難しい。

写真を見ての通り、この湯船には水道管がない。熱湯が贅沢なまでに注がれる蛇口があるだけだ。アッツウ!と思ったら、どんどん流れ込んでくるお湯をそっと止め、あとはバサバサとひしゃくで湯もみをするしかない。水で薄める?そんなもの、ありゃしないから。

白旗の湯

白旗の湯のおもしろいのは、湯船が二つあるということだ。一つは、湯気抜きの煙突の下にある。

お湯の濁り方がもう一つの湯船と違うけど、どう違うのかは不明。

朝早かったということもあり、どちらもかなりの熱さだった。長風呂は当然無理。

宿に戻る

宿に戻り、内湯を使う。

宿のお風呂

昨晩は貸し切り風呂を贅沢に使ってみたけど、今回は男湯。

当たり前だけど、ちゃんと水道管があるので、適温にまで薄めることができる。折角の温泉なんだし、水で薄めたくはないのだけど、ビリビリくる熱さなので仕方がない。

(つづく)