2018年秋 30カ国ってもう世界征服じゃん【外語祭2018】

外語祭風景

16:23
結局、「無理じゃないか」と思われていた30の国と地域のお店を、全部回ることができた。しかし、二人がかりで5時間以上かかってしまった。さすが世界征服、そう簡単にはいかせないぜ。

余韻に浸りながら、キャンパスの中をぐるっと回ってみることにした。さっきまで、ひたすら円形広場でご飯ばかりを食べていて、まったくアカデミックなことをやっていない。いや、「食べること」、それすなわちアカデミックであるとも言えるのだけど。

円形広場から、学生寮に向かっていくまっすぐの道沿い。模擬店がここにも並ぶ。

このあたりにある模擬店は、サークルや体育会の部、そして「○○人留学生会」といった組織がお店を出しているようだ。

外語祭風景

ブラジル研究会は10年以上ずっと、ライブハウスを自前でこしらえて、そこで有料のサンバライブをやっている。

外語祭風景

「世界のビール研究会」も歴史が古い。ここも、10年以上存在している。

普段どういう研究をやっているのかはわからないけど、外語祭でいろいろなビールを売っている。

いろいろなビールが売られているけれど、お値段はだいたい800円から900円というところだった。昔はもっと安かったと思うけど、いろいろ仕入れが難しくなったのだろうか。

ここも、きっちり「開栓してお客さんに渡す」「アルコールパスポートが必要」という学祭ルールにのっとっている。お土産に珍しいビールを持って帰る、というのは無理なのが惜しい。

でも仕方がないね、こういうのは性悪説でルールを決めないと、絶対にルールを破る輩が出てくるから。

外語祭風景

外語祭のリーフレットを見ると、語劇のタイムテーブルがびっしりと書き込まれていた。

全日程で、それぞれの語学科は1回しか披露する機会がない。一発勝負だから、緊張感たるや相当なものだろう。しかも、外国語でお芝居をしないといけないわけだし。

きっちり「アフリカ地域専攻」という時間も用意されていたけど、一体この時間帯は何の言葉で劇をやるのだろう?アフリカだけでいったいどれだけの言語があることやら。もう面倒だからフランス語か英語でやっちゃおうぜ、という中身だったらびっくりだけど。

外語祭風景

16:54
11月下旬ということもあり、17時近くなるとすっかり日暮れだ。もう薄暗くなってきている。

既に営業を終了しているお店もあるけれど、気力体力在庫があるお店は18時まで営業をしている。照明をこうこうと照らし、熱心に食べ物を売っている。その元気さに頭が下がる。これぞ若さだ。30歳40歳と年を重ねてくると、だんだんこういう長時間のガッツ維持はできなくなってくるものだ。

外語祭風景

円形広場を、二階から眺める。

ずいぶん客足は減ってきた。

30カ国全店舗制覇!なんて野望を抱かないのであれば、この時間にやってきてババババっとあれこれ食べ歩く、というのも手だろう。品切れやらなんやら、制約は出てくるけれど並ばなくて済む。

そのかわり、かなり寒い。この屋外で長居はつらいので、ほどほどにして切り上げないと。

ステージ上では、バンドのパフォーマンスが入れ替わり立ち替わり続いている。こちらはアツい。

外語祭風景

円形広場を別の角度から。

連れのやすさんがたばこを一服しにいっている間、暇なので円形広場の二階をぐるりと一周しているところ。

外語祭風景

これだけ薄暗くなっても、まだ行列があるお店があちこちにある、というのはすごいことだ。

外語祭風景

円形広場の外周部分に、テントが立てられていて臨時のシンクが用意されていた。調理で使った器具はここで洗うことになっているらしい。

確かにそうだ、汚れた鍋とかをトイレの洗面台で洗うわけにはいかない。そんなことをやったらすぐに詰まってしまう。

外語祭風景

17:02
寒風吹く中、30店舗を食べ終えた二人で記念撮影。

体重がどれだけ増えたか、なんて些細なことだ。二人で、胃袋と頭脳を駆使しつつ30店舗食べた、という達成感が素晴らしい。節制はあとでやって、プラマイゼロに持って行ければいいさ。

・・・と思ったら、やすさんは

「このあと、どこか飲み屋でおでんを食べつつお酒でも飲もうかなと」

とにやりと微笑んで言う。なんて人だ!

そんなわけで、久し振りの外語祭、これにて終了。また次の機会があったら、訪れたい。いろいろとワクワクさせられる、食のワンダーランドだ。

(この項おわり)

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 言いたいだけちゃうんかオーダー、良いですねぇ。
    町中華をはじめ外国の料理を出すお店のメニューには、料理の真名をカタカナ表記するのを義務化してほしいなどと思ったり。
    私も漢字表記がカッコよかったりとか、変な名前~♪ で注文するときたまにあるので。

    不思議と自分に合わなかった『ハズレ』でも腹立たないんですよね。
    忘れたころにまた頼んでるまであるw

  • ティータさん>
    ルーローハン、というのは日本でも定着してきた料理ですが、たとえばお店のメニューで「ルーローファン」と書いてあったらどうだろう。嬉しくなって、きっと「ルーローファン!ください!」とファンという言葉を強調しながらオーダーするに違いない。

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