2018年秋 30カ国ってもう世界征服じゃん【外語祭2018】

19カ国目:ビルマ語科 『မဂၤလာBar』

ビルマ語科料理店 『မဂၤလာBar』

14:32
ビルマ語科。

ビルマ語科料理店 『မဂၤလာBar』

店頭に積まれたミャンマービール。

「ビルマ」だけど「ミャンマー」。

あと、その傍らにたたずむダルマさん。こんなにおめめがパッチリしたダルマさんを見たのは初めてだ。

マトリョーショカかとも思ったけど、パカッと分解できる気配はない。なんだろう、これは。

ビルマ語科料理店 『မဂၤလာBar』

「ラペットウ」というメニューが、今回の「言いたいだけちゃうんか」料理認定。

お茶の葉っぱを使ったスパイシーなサラダ、という売り込み文句にワクワクさせられる。

ビルマ語科料理店 『မဂၤလာBar』

ふとカウンターを見ると、お酒に関する注意事項がズラズラと張り出されている。

これはお酒を扱う屋台ならどこもそうだった。ホント、昔は酔っ払いがこの学祭に跋扈したんだろうな。

ビルマ語科料理店 『မဂၤလာBar』

アルコール類は瓶にしろ缶にしろ、全て開栓して提供しているという。

ちぇっ、昔は「家にお土産として持って帰りますんで!」と言えば持ち帰りができたような気がするぞ。今はルールが厳格化したのか。

なんでやねん、と思って調べてみたら、開栓するかどうかで酒税法の扱いが変わるらしい。えええ、なにそれ。

よくよく考えて見れば、「お持ち帰りできるお酒を売る」ってことは、それって酒屋さんと一緒だ。酒屋さんを営むには登録が必要なので、それとの絡みなのだろう。

イベントなどで、「その場で飲むお酒」を振る舞うのは飲食店の範疇で、保健所のテリトリーだ。しかし、「お持ち帰りのお酒を売る」となると税務署のテリトリーになるのかもしれない。

ビルマ語科料理店 『မဂၤလာBar』

これがラペットウ。

具だくさんで、楽しいサラダだ。ポテチも付いている。

20カ国目:モンゴル語科『チンギス・飯』

モンゴル語科『チンギス・飯』

14:45
モンゴル語科の店名は、自信たっぷりに「チンギス飯」。もちろん、建国の祖であるチンギスハンの絵が描かれている。

昔は、「蒙古飯」という名前で出店していたこともあるので、とにかくインパクトがあるネーミングだ。

モンゴル語科『チンギス・飯』

度の強いお酒、といえばモンゴルのアルヒもなかなかものだ。

アルヒとは、モンゴルで作られたウォッカのこと。蒸留酒だから、そりゃあもう度数はそれなりにある。

やすさんに「飲まないんですか?」と聞いてみたら、「アルヒは独特の匂いがあるから」と乗り気ではないようだ。

モンゴル語科『チンギス・飯』

あ、ここもお酒を原液では売っていないらしい。

アルヒをお湯で割って、さらにそこにフルーツジュースを割っている。やっぱりここもアルコールパスポート対策がしっかりしている。

モンゴル語科『チンギス・飯』

アルヒはともかく、ここのお店の素晴らしいのは、食べ物全てが羊肉ということだ。

羊肉の揚げ餃子「ホーショール」、
羊肉の野菜スープ「ノゴーティシュル」、
羊肉の串焼き「ショルログ」。

羊肉が大好きな立場としては、目移りしてかなわない。

モンゴル語科『チンギス・飯』

結局、ショルログを頼んだ。

羊肉の塊が串に刺さっていて、食べ応えのある羊。

21カ国目:日本語科『おかえりなさい』

日本語科料理店『おかえりなさい』

14:53
日本語科。

「おかえりなさい」という日本語の店名で、ちょっとほっとする。ただいま!

日本語科料理店『おかえりなさい』

とはいっても、食べたい料理があるかどうかはまた別の話。

せっかく、世界中のまだ見ぬ料理を求めて外語祭にやってきているのに、わざわざジャパ飯を食べたいだろうか。うーん、焼き鳥ねぇ・・・うーん。スイートチリ味とか、いろいろ味付けに工夫があるけれど。

日本語科料理店『おかえりなさい』

結局、緑茶ペットボトル90円を購入。

これ、既製品だぞ。学生のお店で買う意味、ないぞ。

まあ、でも、これで1カ国制覇ー。

ロシア語科は相変わらず行列

ふと後ろを振り返ると、相変わらずのロシア行列。

どうなってるんだ、ロシア。

こりゃあ、30カ国目、一番最後に訪れることになりそうだな。

えっ、30カ国を目指すの?はい、その気になってきました。10カ国を過ぎたあたりだと、遙か先のゴールに「もういいや」という気持ちになりかかったけど、20カ国を過ぎてくると、「なんだか行けちゃうんじゃない?」という気になってきた。というか、行けるぞ、これは。

やすさんは「もういい加減お腹いっぱいですよ」とぼやいているけど。そりゃそうだ、ビールを飲んでらっしゃる。

22カ国目:イタリア語科『BUON APPETITO 』

イタリア語科『BUON APPETITO 』

15:00
列の長さというより、全然列が前に進まないことで気になるのがイタリア語科。

一旦並んではみたものの、全然前に進む気配がないので諦めて別の屋台に移動したくらいだ。今回改めて列に並び直す。もう、この段階で残されたお店は、どこも混んでいる。二人で手分けして並んでいかないと。

イタリア語科『BUON APPETITO 』

特にこれといって珍しいメニューがあるわけではない。さすがイタリア料理、知名度は抜群だ。

それでも行列ができているのだから、外語祭というのはおもしろい。僕らみたいに、敢えてマニアックな国の料理を目指す人もいるし、見たこともない料理ではなく、オーソドックスなものを目指す人もいる。

イタリア語科『BUON APPETITO 』

フォカッチャを頼んでみた。

焼く前のものは大量に厨房に並んでいるのだけど、いかんせん加熱調理する電子レンジがボトルネックだった。1台しかない電子レンジを前に、担当の女子学生が無念そうに立ち尽くしていた。客がたくさんやってくるのでどんどん提供したいけど、いかんせん電子レンジ1台じゃ・・・というわけだ。

隣ではオーブントースターを使ってピザを焼いていた。こちらも1台しかなく、難儀していた。道理で列が前に進まないわけだ。

学生の家にある電子レンジやトースターを片っ端から持ってくればいいのに!と考えてはいけない。それは物理的に可能かもしれないが、そんなことをやったらブレーカーが飛ぶ。屋台を準備する際、実行委員会からは「屋台1軒につき、最大○Wまで」という説明を受けている筈だ。その範囲内でやっていくしかない。

(つづく)

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 言いたいだけちゃうんかオーダー、良いですねぇ。
    町中華をはじめ外国の料理を出すお店のメニューには、料理の真名をカタカナ表記するのを義務化してほしいなどと思ったり。
    私も漢字表記がカッコよかったりとか、変な名前~♪ で注文するときたまにあるので。

    不思議と自分に合わなかった『ハズレ』でも腹立たないんですよね。
    忘れたころにまた頼んでるまであるw

  • ティータさん>
    ルーローハン、というのは日本でも定着してきた料理ですが、たとえばお店のメニューで「ルーローファン」と書いてあったらどうだろう。嬉しくなって、きっと「ルーローファン!ください!」とファンという言葉を強調しながらオーダーするに違いない。

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