おかでんによる美術・博物鑑賞記録。
「権威主義にとらわれず、フラットに作品を楽しむ」というコンセプトであらゆるジャンルの作品を見てきた。
大きな公共の美術館から、雑居ビルの一角にある秘密めいた小さなギャラリーまで様々な場所を巡ってきた。
美術を何年間も見続けても、体系的な知識を習得していないのはさすがに頭が悪いと考え始め、結局自分も権威主義に陥ってしまったという気持ちが芽生えてきた。
2021年、子どもの誕生で多忙になったのを契機にコーナー終了。
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爆発した芸術を散歩する
夏目漱石の旧居跡
にゃ~ん。 今残るのは、碑と、猫だけ。 (2018.11.18) -
爆発した芸術を散歩する
森鴎外旧宅
上野動物園脇。そうか、今はホテルになっているのか。 (2018.11.18) -
爆発した芸術を散歩する
横山大観記念館
上野不忍池の傍らにある、横山大観の旧宅。 朝倉彫塑館のように、ここも自宅兼アトリエで、庭園がある。しかし、こじんまりとした建物で、庭も小さい。ごく普通の部屋に、作品が少々展示されている。横山大観好みでないと、おもしろく感じないかもしれない... -
爆発した芸術を散歩する
集英社デビュー50周年記念 一条ゆかり 展 ~ドラマチック!ゴージャス!ハードボイルド!~@弥生美術館
一条ゆかりという女流漫画家については全く知らない。 でも、以前岡崎京子展を見て、「この作家すげえ!」と思ったこともあるし、何事も勉強。 時代の流れとともに作風が変遷していく様を見るのは面白かった。 (2018.11.18) -
爆発した芸術を散歩する
特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」@東京国立博物館
仏像を見る、というのはおもしろくないことだと思っていた。少なくとも、修学旅行で奈良・京都に行った学生の頃は、そうだった。 しかし、今仏像を見ると、とてもおもしろい。表情を見るだけで、いや、仏の目線を見るだけでも楽しい。おそらく、仏教のこと... -
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東京国立博物館・フィラデルフィア美術館交流企画特別展 「マルセル・デュシャンと日本美術」@東京国立博物館
「マルセル・デュシャン展」として単独開催されていれば、まだ納得感があった。 「日本美術との対比」というのを過度に期待したので、ガッカリ感がかなり強い。 日本美術を紹介するコーナーに展示されていた作品が素晴らしかっただけに、なおさら。 (2018.... -
爆発した芸術を散歩する
彫刻家の眼—コレクションにみる朝倉流哲学—@朝倉彫塑館
今年3度目の朝倉彫塑館。 四季折々に訪れると、その都度窓から見える遠景、そして中庭の雰囲気が変わっていて、「ほう」と感心させられる。 鯉が泳ぐ池がある中庭は特に秀逸で、さほど広くないのになかなか見飽きない。庭を360度取り囲むように家が建って... -
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Ten・ten 2018 in 3331 ARTS CYD 書の実験室@アーツ千代田 3331
書にも派閥があって、どこに属するかによって評価されたりされなかったりするのだそうだ。その垣根を取っ払って、まっとうに評価されるようにしよう、という活動らしい。 (申し訳ない、完全にあいまいな情報) (2018.11.04) -
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ムンク展―共鳴する魂の叫び@東京都美術館
東京都美術館は、伊藤若冲の展覧会で4時間以上の待ち行列を作って世を驚かせたが、今回もちょっとだけ混雑。建物前で混んでいたら入場を諦めるけど、会場前に長い人の列。入場まで10分の看板。 しかし、待った甲斐あって良い展示だった。 ムンクの作品は色... -
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イラストレーション ウェーブ VOL.1 2018@アーツ千代田3331
久しぶりにガッツポーズをしたくなるような、大満足な展覧会だった。 どうしても「アート」よりも一段低くみられがちな「イラスト」だけど、当然絵を描くという点において何ら違いはないことだ。しかし、イラストレーションが商業主義と密接に絡み、作品の... -
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うまい棒×CREATORS2018@アーツ千代田 3331
10円で買える駄菓子「うまい棒」をネタに、クリエイターが作品を作るという展覧会。 無料で入場できるけど、うまい棒を1本おみやげで貰えるというおまけ付き。やった! こうやってネタにできるほど愛されている駄菓子、ということだ。「よっちゃんいか」も... -
爆発した芸術を散歩する
明治150年記念「日本を変えた千の技術博」@国立科学博物館
なにせ150年間の期間の、1,000の技術を1回の展覧会で見せようというのだから大変だ。どうしても、「大きくて目立つ機械」か、「自分でも見たことがある、なつかしの機械」に目が行ってしまう。 この展覧会はとても良いと思うんだけど、予習をしてから訪れ...