2022年07月09日(土) 2日目

07:30
2日目朝。
夜の間は足が痛いしほてるし、なかなかにしんどかった。
おそらく、前掛山に登る道がキツかったのと、そこから下山するまでは時間を気にしながらペースを上げていたので足が悲鳴をあげたのだろう。
まだ足を引きずる状態で、階段の上り下りはおろか、廊下を歩くのも辛い。
今日、この宿からバス停まで結構な距離を歩かないといけないので、先が思いやられる。4kmということなので、1時間もあれば十分到着できるはずだ。しかしまともに歩けないので、かなり時間に余裕を持って出発しなくては。
窓の外から、「ヒヒーン」という声が聞こえる。えっ?と思ったら、外に馬がいた。乗馬体験ができるらしい。

08:07
浅間山荘の朝ご飯。
山奥でも、塩鮭がメインを飾る。
冷奴の上に載っている蕗味噌がおいしい。

08:26
他のお客さんはあと一人だけ。
僕よりも早く食べ終わり、そうそうに自室に戻っていった。

09:03
「足の痛みが和らぎますように」と願いつつ、食後にもう一度お風呂に入る。
久しぶりだ、温泉三昧。「チェックインからチェックアウトまで、何回風呂に入れるか?」というのは僕にとって大事なこと。2回とか3回でチェックアウトを迎えてしまった場合、「どうした?体調が悪くなったのか?生きる気力が失せてきたのか?」と真剣に心配してしまう。
バスの時刻までまだ余裕があるけど、足のことを心配して早めに出発。

浅間山荘の野外地図。
旅館の裏手にはオートキャンプ場があり、キャンプ場周囲にはコテージがいろいろあるようだ。
せっかくなので、コテージなどを見て回ろう。

ロフト付きコテージ。

これもコテージ。
キャンプ場によっては、犬小屋を巨大化しただけの掘っ立て小屋コテージがある。中は薄暗いし、湿気があるっぽいし、板の間しかないし、いくらテント持参不要とはいえ、これはちょっと・・・というコテージがあるのは事実だ。
それに比べてここのコテージは開放感があって、快適だ。
キャンプ場には、「コテージ」「ケビン」「ロッジ」「バンガロー」などといろいろな名前を名乗る建物が存在する。この定義は一律ではなく、キャンプ場によって異なる。布団があると思って行ってみたらなかった、とか食器があると思ったら無かった、とかいろいろだ。そもそも屋内に照明があるか・ないかの差もある。宿泊の際には、よく調べておかないといけない。

炊事場。屋根があって、机とベンチがある。

これは随分狭いコテージだな・・・と思ったら、トイレだった。

オートキャンプ場。
早いものがちで、斜面がある場所・平坦な場所を選ぶことになる。場所によってはやや寝づらくなりそうだ。

お馬さんが3頭。
カレン、よもぎ、武蔵という名前だった。
「よう!」と挨拶をしたが、馬の表情を読み解くことに慣れていないので、彼ら彼女らが僕をどう認識したのかはまったくわからなかった。

犬もいた。

「火山館コースには、無料駐車場はございません。民間有料駐車場をご利用ください。」
と書かれた看板が立っていた。
「民間有料駐車場・・・?」と思ったが、この看板を立てたのは小諸市だった。要するに、浅間山荘の駐車場に停めて駐車料金を払ってくれ、ということだった。
1回500円、前夜泊の場合は1,000円。
「施設利用者以外進入禁止」と通路を通せんぼしている看板は、浅間山荘のスタッフ以外入るなよ?という意味ではなく、火山館を利用する学術研究者や遭難救助の人用、という意味だった。

よく整地された広場がある。
お馬さんのための場所とのこと。

「浅間」と名付けられているコテージ。5つある。
かなりゆったりした作り。

コテージに対するニーズは結構高いようだ。
先ほど見た地図には載っていない場所にも増築が行われていた。
この建物、高床式住居みたいになっている。どうやら、トレーラーハウスっぽい。
大きな窓が特徴的だ。そして、エアコン完備であることがドレンホースの存在からわかる。

09:19
登山者用駐車場があった。かなり広い。学校の運動場みたいだ。
今日は土曜日だけど、停まっている車の数はとても少なかった。今からやってきて前掛山ピストンはちょっと時間的に厳しい。今日前掛山まで登る人の数は少なそうだ。まだ7月上旬だからか。

09:25
バスが通る道、チェリーパークラインを目指す。
道は舗装されておらず、若干デコボコしている。深いわだちができているほどではないので、車高の低い車だとアウト、というほどではない。

法面工事をコンクリートで行うのではなく、木材を並べて柵を作っている。
むしろこちらの方が手間がかかるし、維持管理が大変なのでは?と心配になるレベル。

おっと。「ルイヴィトンの森」だって。
こんなところでルイヴィトンは森の再生・維持プロジェクトを手掛けていたのか。
特に遊歩道が整備されているわけではなく、観光客に開放しているわけではなさそうだ。
(つづく)
コメント
コメント一覧 (2件)
小諸は、2024年11月まで、足かけ3年、年3~4回仕事で通っていた地なのですが、そば七は知りませんでした。行っておくべきだったと激しく後悔。
自家焙煎珈琲こもろは利用したことがありますが、昨年行ったら閉店していてびっくりしました。
こうやって記事に残してもらえたお蔭で、記憶や思い出も再構築されてありがたいです!
ゆうどんさん>
おお、自家焙煎珈琲こもろの仲間がいた!
このお店、2023年に閉店して新潟にある1号店に統合したそうです。意外でした。