おかでんによる美術・博物鑑賞記録。
「権威主義にとらわれず、フラットに作品を楽しむ」というコンセプトであらゆるジャンルの作品を見てきた。
大きな公共の美術館から、雑居ビルの一角にある秘密めいた小さなギャラリーまで様々な場所を巡ってきた。
美術を何年間も見続けても、体系的な知識を習得していないのはさすがに頭が悪いと考え始め、結局自分も権威主義に陥ってしまったという気持ちが芽生えてきた。
2021年、子どもの誕生で多忙になったのを契機にコーナー終了。
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爆発した芸術を散歩する
国立新美術館開館10周年 草間彌生 わが永遠の魂@国立新美術館
「赤い髪の毛のきききりん」という印象の人。 あと、水玉の人。 展示はすごい。広い国立新美術館ならではの見せ方で、会場に入ってすぐのところにバーンととんでもなく広い空間を作って作品を展示している。思わず「うわあ!」と声をあげてしまう。 他の人... -
爆発した芸術を散歩する
佐藤翠展 ‐Reflections‐@ROPPONGI HILLS A/D GALLERY
「リフレクション」というサブタイトルがついているので何かとおもったら、カンバスのかわりに鏡を使い、その上に油絵の具で絵を描いているという作品が多く展示されていた。 鏡を覆いつくすほどは絵が描かれていない。一部、鏡がむき出しになっている。 ... -
爆発した芸術を散歩する
佐藤翠展 ‐Reflections‐@ROPPONGI HILLS A/D GALLERY
「リフレクション」というサブタイトルがついているので何かとおもったら、カンバスのかわりに鏡を使い、その上に油絵の具で絵を描いているという作品が多く展示されていた。 鏡を覆いつくすほどは絵が描かれていない。一部、鏡がむき出しになっている。 ... -
爆発した芸術を散歩する
ミュシャ展@国立新美術館
えっ!?と思うような絵を描く人、アルフォンス・ミュシャの展覧会。 今の日本漫画でも通用する絵柄。どこかで見たことがある、と思うがなんだろう。「ああっ女神さま」に似ている気がする。 この人が生きていた年代って今から100年前で、しかもチェコの人... -
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47こども道具展@d47 MUSEUM
d47が、今回は「こども道具展」を開催していた。 これまでも独創的な切り口で、毎回どこかの都道府県を紹介する展覧会をやってきたが、今回は全国47都道府県の「こどもの道具」。 木工製品が多い。 写真のものは、鹿児島県の「チッチ」という、鳥の形をし... -
爆発した芸術を散歩する
ゲルマン・シュテークマイヤー展「長い時間」@8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery
久しぶりにすげえのを見た!こりゃあびっくりだ! 鉛筆とものさしでルービックキューブみたいな四角を書いた作品。または、小学生がビルの絵を描いたかのような、四角の羅列。 色気のない、白黒。 これのどこがすごいのか、まったくわからない。 学生が退... -
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華道家 片桐功敦 写真展 SACRIFICE〜福島第一原発30km圏内の花たちが語る言葉〜@8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery
福島の廃墟の中に、花が活けられている写真など。 政治的メッセージをこめた作品というのは、ぎらぎらしていて僕は好きではない。 しかしこの作品は、静かに花が咲き、そういう癖の強さは感じられなかったのが良かった。 (2017.04.22) -
爆発した芸術を散歩する
KYOTARO個展 「Clad in the Universe – 宇宙を纏う」@DIESEL ART GALLERY
渋谷DIESELの地下にあるギャラリーは、アニメ的なポップカルチャーに理解があるようで、アニメ絵的な作品の展示は過去何度かある。 今回のKYOTAROのもそう。 全体的に、泡のようなものに顔が包まれ、口元だけ出ている女性の絵が多い。ぽってりした唇が非常... -
爆発した芸術を散歩する
華道家 片桐功敦 写真展 SACRIFICE〜福島第一原発30km圏内の花たちが語る言葉〜@8/02/CUBE
福島の廃墟の中に、花が活けられている写真など。 政治的メッセージをこめた作品というのは、ぎらぎらしていて僕は好きではない。 しかしこの作品は、静かに花が咲き、そういう癖の強さは感じられなかったのが良かった。 (2017.04.22) -
爆発した芸術を散歩する
KYOTARO個展 「Clad in the Universe – 宇宙を纏う」@DIESEL ART GALLERY
渋谷DIESELの地下にあるギャラリーは、アニメ的なポップカルチャーに理解があるようで、アニメ絵的な作品の展示は過去何度かある。 今回のKYOTAROのもそう。 全体的に、泡のようなものに顔が包まれ、口元だけ出ている女性の絵が多い。 ぽってりした唇が非... -
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ギンザ・グラフィック・ギャラリー第358回企画展 TDC 2017
2017年5月27日土曜日 16:00 UTC+09 フォントの迫力、というのをグッと感じることができて、ワクワクさせられる展示。 どこに文字を配置するか?どのようなフォントを使うか?でポスターや広告、書籍の印象は全く変わってくる。そこをあれこれ考え抜いた末... -
爆発した芸術を散歩する
沖渉二展「細雪」/春川ナミオ展「エスプリ」@ヴァニラ画廊
銀座のヴァニラ画廊が、また「女性の緊縛物」アートを展示しているらしいので、お出かけしてみた。 前回の企画展「椋陽児展『春琴抄』」を見て、自分にSMの類の変態性が備わっていないことを自覚し、むしろ「凡人である己」にがっかりしたという経緯がある...