美術館、博物館、アートギャラリーなどに関する話題。
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爆発した芸術を散歩する
東京デザイナーズウィーク 2013@神宮外苑
絵画館の前の広場に忽然と現れたテント群とモニュメント。 こんなところで展示会が開かれているとは知らなかった。 お台場とか幕張、有楽町ばっかりが展示会会場ってわけじゃないんだな。 こちらが想定していたよりも何倍も何十倍も規模が大きいのでびびる... -
爆発した芸術を散歩する
森田晶子 個展『む こ う が お か』@waitingroom
恵比寿の近くにあるギャラリー。 とても古い建物の一室。昔なら確実にびびって建物の前で回れ右していた。 ファンタジーな絵。 淡い色、ゆるやかな曲線で描かれる曖昧な世界だけど、人物の輪郭がはっきりと描かれている画風のためくっきりとしている。不思... -
爆発した芸術を散歩する
須田一政 凪の片@東京都写真美術館
以前、「アートとしての写真をどのように見ればよいかわからない」と書いたが、いくつも展示会を巡っているうちになんとなくわかってきた気がする。 というか、「困惑」が解消されつつある、というか。 写真を鑑賞する、ということに違和感を感じなくなっ... -
爆発した芸術を散歩する
囚われ、脱獄 / Imprisoned, Jailbreak@XYZ collective
シャッターが閉まり、やってなかった。 ここは「14時~19時、月火水休み」というトリッキーな営業時間、しかも最寄り駅から遠いという不自由な立地条件。 今回ギリギリの調整をした上で訪れたのだが。 臨時休業の連絡などは店頭、webのどこにもない。 「ご... -
爆発した芸術を散歩する
『植田正治の道楽カメラ』展@アツコバルー arts drinks talk
これは穴場。Bunkamuraのすぐ隣にあるギャラリー。 ここの面白いのは、入場料500円払って1ドリンク付き、ということ。 辛口ジンジャーエールを飲みながら、写真を鑑賞。 BGMもなく、しんと静まり返ったスペースを一人(+店員さん)で満喫。気が休まる。 飲... -
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特別展 柳宗理の見てきたもの@日本民藝館
「民芸」という類は好きじゃない。 蒐集した人の個人的趣味をひたすら見せられる感じがして。 展示されるものは必ずしも芸術品とは呼べない、「日常生活の中の美」。どういうスタンスで目の前の茶碗とか服に臨めばいいのか、困惑することがある。 文化財に... -
爆発した芸術を散歩する
日本の美・発見VIII 仙厓と禅の世界@出光美術館
お隣にある帝国劇場で舞台がハネた直後。 上気した観客がどっと道路に出てきている中をかき分けつつ美術館へ。 これは全くノーマーク、期待しないで行ったのだが、いい展示だった。 仙厓という禅僧が描く落書きに近い書画は、どれも味があり、幸せな気持ち... -
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TOKYO 1970 by Japanese photographers 9@アルマーニ / 銀座タワー
9人の日本人写真家が撮影した写真展。1970年代とかのものが多い。 一人の作家で複数の写真を並べ、それ全体で日本の「当時」を切り取るといった感じに仕上がっている。 以前から、「アートとそうでない写真の違いは何か」ということを考えているのだが、今... -
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「クローゼットとマットレス」 スミルハン・ラディック+マルセラ・コレア展@銀座メゾンエルメス フォーラム
以前、お店の入口でドアの開け閉めをやってる黒服にびびって退散した場所。 最近、いろんなアートギャラリーや場所に行くようになって、度胸がついたので再訪問。 それにしても場所がやっぱりわからない。外からは、展示会の表示は一切なし。どこに「フォ... -
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美しき、ブラックリスト展 英国D&AD賞50年の軌跡@アド・ミュージアム東京
イギリスにおいて優秀な広告に授与される「ブラックペンシル賞」の軌跡を一挙まとめた展示。 さすが電通がやってるミュージアムだけあって、展示方法が「美術館風」ではなく、「展示会風」だ。 映像が多いので、じっくり見れば相当面白いんだろう。 でも、... -
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チェコの映画ポスター テリー・ポスター・コレクションより@東京国立近代美術館フィルムセンター
竹橋にある東京国立近代美術館とは別の場所にある。京橋。 建物7階は、日本映画の黎明期から近代までを振り返る常設展と、企画展の会場。 チェコの映画ポスターは独特。広告宣伝というよりもアートの領域。「見せる」んじゃなくて、「魅せる」。 情報をごて... -
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カイユボット展 都市の印象派@ブリヂストン美術館
カイユボットなる人物を全く知らなかったのだが、最初の展示である自画像を見た瞬間に好きになった。 穏やかで明るい色使いは大変に僕の趣味とあった。 自ら印象派の絵を描きつつも、金持ちだったことを利用して同時期の印象派の絵を蒐集していたという人...