なんだか、やたらと南ヶ丘牧場の写真を撮っている。
写真の取捨選択して、端的に語る・・・というのは僕は苦手だ。なので、特に何の考えもなく、どばーっと一気に写真を紹介する。
こちらは、ウマとロバの専用えさ。ニンジンとかかな?
なぜこんな豚の写真を撮っているのか、そしてなぜ豚の全身が写っていないこんな写真をそのまま保存して残しているのか、当時の自分の心境は思い出せない。
豚には悪いが、何の意味も無い写真だ。
せめてもう少し、豚の顔くらい撮ってやれよ、と思う。すまん。
どうも顔を撮るのが苦手なのか趣味ではないのか、ウマのケツばかりを撮影してみたりする。
いや、これが馬なのかポニーなのかもよくわからない。おい、ちゃんとしろ。
それだけ、この牧場にワクワクして浮き足立っている、ということなのかもしれない。
アヒルなんて撮影しても・・・と今となっては思うのだけど、目の前をガアガアいいながら泳いでいたら、カメラを向けざるをえなかったらしい。
パターゴルフがやりたくて、受付がある「木馬館」に入ってみる。
あ、本当に木馬がいた。
ロデオのまねごとができるのかもしれない。
いや、さすがにそれは無理だろ、ロデオマシーンみたいにぐいんぐいん動いたら、吹っ飛ばされた時に隣の馬に激突する。
パターを借りて、パターゴルフ場に向かう。
細長い、小さなパターゴルフ場。でも、これがかなりエキサイティングだった。
ルールはもちろん「アワレみオープンルール」。過去、20年以上このルールで死闘が繰り広げられてきた。OBなし、球が崖に落ちようとも溝にはまろうともゲーム続行、という鬼畜なルールだ。
そんな中、こういう「デコボコがある」コースは、ご馳走以外の何物でもない。丁寧に整地されたコースよりも、はるかに楽しい。
パターゴルフを楽しんだのち、「ミルク茶屋」という建物に向かう。
ミルク茶屋。なかなかインパクトがある名前だ。ありそうでなかった気がする。
「アイスクリームとソフトクリームがある」という張り紙。
一瞬、アイスとソフトの違いってなんだ?と、不意を突かれて小学生並のことを考えてしまった。
どっちも370円。うーん、僕の頭の中では、ソフトとアイスだと、ソフトの方が偉い!というイメージがあるのだけど、それは気のせいか。気のせいだな。
アイスクリームには「チーズ味」というのがある。なんだそれ。聞いたことがないぞ。その他は、「バニラ」「抹茶」「チョコ」「ストロベリー」とド定番なのに、どさくさに紛れて「チーズ」とは。
自動券売機には、「アイスクリームとソフトクリームのお買い間違えに注意してください。」と書いてあった。確かに、間違いが頻発しそうだ。
せっかく、手間を省くために自動券売機にしたのに、ひっきりなしに「すいませーん、間違って買ってしまったんですけどー」と言われたら、お店の人はたまらない。
ここの牧場では、「ガーンジィ種」という牛から絞った牛乳を使っているのだそうだ。
あっ、そういえば、いろんな動物を見てきたけど、肝心の牛さんを見ていない。牧場に来て何をやっているんだ。
ソフトクリームをいただく。ガーンジィだぞ、ガーンジィ。
牧場のレストランもメニューを伺ってみる。
やっぱり牧場のレストランといえばジンギスカンになる。羊肉じゃなかったとしても、牛肉とか、バーベキューが定番。
もちろん、現代日本においては、流通する食肉というのは公設の食肉加工場で処理が行われないといけない。なので、「牧場だから、この牧場で育てた肉をその場でご提供!」なんてことはない。しかし、これこそが「風情」ってぇヤツなんだよな。
同様の事象として、山方面の観光地に行って、「山菜そば」を食べるというのもある。肝心の山菜は中国産の水煮でした、みたいな。
(つづく)
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