おかでんによる美術・博物鑑賞記録。
「権威主義にとらわれず、フラットに作品を楽しむ」というコンセプトであらゆるジャンルの作品を見てきた。
大きな公共の美術館から、雑居ビルの一角にある秘密めいた小さなギャラリーまで様々な場所を巡ってきた。
美術を何年間も見続けても、体系的な知識を習得していないのはさすがに頭が悪いと考え始め、結局自分も権威主義に陥ってしまったという気持ちが芽生えてきた。
2021年、子どもの誕生で多忙になったのを契機にコーナー終了。
-
爆発した芸術を散歩する
使いやすいワードローブを作るための3つのステップ@無印良品有楽町店
先月、無印良品の収納に関するセミナーを受けたけど、それに引き続いて「ワードロープ編」を聞きにいった。キャンセル待ちで開催2日前にようやく予約が取れたほどの人気イベント。 無印良品の収納に関する考え方は一貫しているので、以前のセミナーと内容... -
爆発した芸術を散歩する
ミラクルエッシャー展@上野の森美術館
まさか50分待ちとは思わなかった。炎天下、50分も一人で並ぶ気にはならなかったのでスルー。 上野の森美術館は、特に行列ができる気がする。あまり大きくない会場なので、入場制限を厳しくやっているのかもしれない。あと、ここはフジサンケイグループが運... -
爆発した芸術を散歩する
コンポジション — モノが持つルール — 展@ATTELIER MUJI
無印良品有楽町店の一角にある「アトリエ・ムジ」。 ブランドが提供するギャラリーは、若干意味不明なものが展示されていることがおおい。意味不明、というと言葉が悪いが、要するに「どうとでもとれるような、抽象的なもの」だ。バシッとわかりやすい作品... -
爆発した芸術を散歩する
第12回 shiseido art egg 冨安由真展<インスタレーション> @資生堂ギャラリー
地下一階の秘密めいた空間を利用した、ちょっと前衛的な展示が多い資生堂ギャラリー。今回は「冨安由真展<インスタレーション>」。もちろん、知らない名前だ。 会場は、受付のすぐ目の前に扉があり、ベニヤ板で仕切られている。 よくわからずに中に入る... -
爆発した芸術を散歩する
八木夕菜「NOWHERE」@ポーラミュージアムアネックス
アートというのは、いかに斬新な表現方法を産み出すか、ということでもある。 「見たまんまのものを印刷する」という写真だって例外ではない。デジタル加工をして、現実から遊離したものを作品とする技法があるし、切り貼りしてコラージュにしたりするやり... -
爆発した芸術を散歩する
ウィム・クロウエル グリッドに魅せられて@ギンザ・グラフィック・ギャラリー
オランダのグラフィックデザイナーの個展。 ポスターにとどまらず、切手やカレンダーなど活躍はさまざまあるが、独特の文字とその配置が特徴的。 ヨーロッパのポスターは、ときどき「文字だけ」とか「余白がすごく多い」ものがあってとてもインパクトがあ... -
爆発した芸術を散歩する
JAGDA新人賞展2018 金井あき・花原正基・福澤卓馬@クリエイションギャラリーG8
どうもこのG8での展示というのは、すんなり頭に入ってこない。毎回そうだ。見ている最中もそうだし、見た後は記憶に残らない。 デザインをテーマにした展示といえば、このG8のすぐ近くにGGG(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)があって、そちらはすご... -
爆発した芸術を散歩する
プーシキン美術館展──旅するフランス風景画@東京都美術館
「旅するフランス風景画」という副題がついている展覧会だけど、プーシキン美術館はモスクワにある。 印象派誕生前後のフランス絵画がたくさん展示されているのだけど、殆ど記憶に残っていない。風景画、ということもあって、「キレイデスネー」という印象... -
爆発した芸術を散歩する
工芸館開館40周年記念 名工の明治@東京国立近代美術館工芸館
鈴木長吉(1848-1919)による金属工芸「十二の鷹」をはじめとする、明治期の工芸品の傑作を展示している。 「十二の鷹」は、その名の通り十二羽の鷹がひとつの部屋に並べられ、猛禽類ならではのギロリとした目つきで来場者をにらみつけている。かなりリア... -
爆発した芸術を散歩する
進化するデジタル印刷 ―オンデマンド出版からバリアブル印刷まで―@印刷博物館P&Pギャラリー
飯田橋からも江戸川橋からも後楽園からも、どこからも遠い場所にある印刷博物館。 トッパンの建物の1階と地下1階にある。 ちょうどこの日、茗荷谷に用事があったので立ち寄った。 東京の、山手線ぐるり一周の下半分というのはよく歩いている。ギャラリーが... -
爆発した芸術を散歩する
赤松音呂展「Chozumaki / Chijikinkutsu」@ミヅマアートギャラリー
世の中には表現方法というのがたくさんあるものだなあ、と感心させられる展示。 ざっくり言うと、ガラス瓶がたくさん並んでいる展覧会だ。 そのガラス瓶には水が張られ、ごくごく小さな磁石が中に入っている。そして、瓶が置かれている台にはIHみたいな形... -
爆発した芸術を散歩する
NHKスペシャル関連企画「大江戸」展 写楽の眼・恋する歌麿-浮世絵ベストコレクション- @江戸東京博物館
江戸東京博物館で「大江戸」展をやっている、ということで行ってみた。 NHKスペシャル「大江戸」とのタイアップらしい。 テレビ放送のほうは、録画したまま放置されている。忙しくて見ている暇がない。 てっきり、1階の企画展示室で開催されていると思った...