美術館、博物館、アートギャラリーなどに関する話題。
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黄金伝説@国立西洋美術館
金きらしたものをずっと見ていると疲れる。 どれも一様にべったりとした金色で、だんだん「こんなものに人は執着していたのか」と思えてくる。 いや、未だに金本位制をとっている以上、物欲の最上級ステータスなのは金だ。 紀元前5世紀くらいの耳飾りとか... -
ワイン展@国立科学博物館
会場を出たところのミュージアムショップが、ミュージアムショップではなくて普通の酒屋さんと化していた。 店員さんも、エノテカの格好をしていたし。 ワインだけでなく、K&Kの「缶つま」なんかも置いてあった。 (2015.12.26) -
山陽メディアフラワーミュージアム
千葉市にある植物園のようなもの。 12月ということもあり、ポインセチアだらけ。 事前知識殆ど無しで現地を訪れたので、ここが一体何なのかがよくわかっていない。 そもそもなんで「山陽」という名前なのかもよくわからない。 夕方になるとキャンドルサー... -
アレキサンダー・ジラード展 ー 彼の独創的なビジョンが生み出した世界@ハーマンミラーストア
「ハーマンミラー」といえば、快適だけどスゲー高級なビジネスチェア、「アーロンチェア」で知られるメーカー。 そこのアートディレクターとして活躍した、アレキサンダー・ジラードの作品を展示している。 テキスタイルが主戦場だったようだが、それ以外に... -
マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展@東京都美術館
「睡蓮」に代表されるモネの絵はあっちこっちで見ることができるので、正直「今更」感があった。 しかし、今回はその「今更」が「いや、まだまだ」という認識に変わった。 僕は面倒なのがいやなので、混んでいる展覧会の場合はざーっと人混みの後ろを通り... -
矯正展@東京拘置所
葛飾区・小菅にある東京拘置所が年に一回敷地を開放しお祭りをやるので行ってみた。 東京拘置所は、首都高速中央環状線やJR常磐線などを利用していると見かける、ぎょっとさせられる建物だ。 そそり立つ大きさは周囲との調和性がなく、「悪の巣窟」感があ... -
ガリガリ君のお風呂に浸かる【箱根小涌園ユネッサン】
箱根には、2015年の5月、訪れている。「温泉療養」のつもりが、すっかり観光、しかも誰にも申し開きができないレベルでのド定番観光を見事に敢行している。 https://awaremi-tai.com/hebereke0085.html ここまでやってりゃ、しばらくは箱根方面に行くこと... -
烏丸由美展 「フェーシング・ヒストリーズ」@ROPPONGI HILLS A/D GALLERY
最近、キャンバスに描かれた絵が気に入っている。 額装しない状態で、部屋に飾ってみたい、という欲求が湧いてきている。 あの独特のザラザラした質感が、印刷物とは違うことを主張して素敵だ。 (2015.09.18) -
ニキ・ド・サンファル展@国立新美術館
多彩な作品で、面白い。 会場内、二つの作品に限り写真撮影が認められている。 その作品を写真撮影していたら、部屋にいた係員さんから 「撮影はOKなのですが、こちらの角度からのみとなっております」 と指定された。 へえ。どうやら正面からの撮影はダメ... -
アーティストファイル2015 隣の部屋 ーー日本と韓国の作家たち@国立新美術館
大胆な空間使いで、日本と韓国の現代アートを紹介している。 謎めいた展示が多く、大きな部屋一つ、床から壁から全て使って表現している作品もある。 下世話な話で恐縮だが、こういうのって儲けになるのだろうか? 逆に言えば、こういう作品を買って、家?... -
ディン・Q・レ展:明日への記憶@森美術館
枯葉剤の影響で、ベトちゃん・ドクちゃんのような「頭が二つある子供」が生まれたりしたベトナム。 そういう事実に対して強いメッセージとして、「頭が二つある子供用」の服がたくさん並ぶ。 ぱっと見普通の服だが、よく見ると襟が二つあるのでぎょっとする... -
昭和のこども どんな時にも笑顔があった!@FUJIFILM SQUARE
それにしても昭和の前半における写真シーンって、ほぼ必ず「土門拳」の名前が出てくるな。 子供の屈託のない笑顔って素敵ですよね、という「愛情の押し売り」だったらイヤだな、と思っていたが、そういう安直な写真ではなくどれもものすごく面白かった。 ...