美術館、博物館、アートギャラリーなどに関する話題。
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白根ゆたんぽ個展 GIRLS AFTER BREEZE@LE MONDE
1年半前だったか、渋谷パルコで開催された「約100人のブックカバー展」。 https://awaremi-tai.com/pilgrimage0153.html プロ・素人ごちゃまぜで、「自分が考えるブックカバー」を作り、展示するという企画だった。で、来場者は気に入ったブックカバーを1... -
荒木経惟展 淫夏@AM
原宿の裏路地に入ったところにある、古びたアパート。 築40年以上あるんじゃないか?と思わせる。 かなり古ぼけているところの二部屋続きで、ギャラリーがある。 アラーキーの写真が壁にずらり。 今回はインスタントカメラを使った写真が多数で、タイル状... -
はっきよいKITTE@KITTE
東京駅前のKITTE吹き抜けに、ホンモノの土俵が。 普段間近で見る機会は少ないので、興味津々。 「力士四人が焼肉屋にいった場合」として、焼肉屋のレシート(実物)が展示されていたり、面白かった。 ちなみに、4人で25,000円。高いのか安いのか、微妙。 (20... -
48th Sony Aquarium ~Meet Doki Doki 美ら海の世界と出会う夏~@ソニービル
毎年夏恒例の、銀座ソニービルで行われているミニ水族館。 沖縄の美ら海水族館と提携して、わざわざ沖縄から魚を運び込んでいる。 サメが狭い水槽を泳いでいるのだが、慣れない環境でさんざんぶつけてしまったらしい。鼻の頭が赤くなっていた。 常に泳ぎ続... -
ラース・ミュラー: 本 アナログリアリティー@ギンザ グラフィック ギャラリー
スイスの出版者でありデザイナーである、ラース・ミュラーが手がけた本がずらりと並ぶ展覧会。 並べられた本は実際に手に取って中をみることができる。 ラース・ミュラーは、「デジタル書籍の時代になってきているけど、紙媒体の本の魅力が失われることは... -
境界 高山明+小泉明郎展@銀座メゾンエルメス フォーラム
すっかり中国人に乗っ取られた感がある銀座の町。 そんな銀座のど真ん中にあるエルメスもまた、中国語が飛び交う空間になっている。 ドアの開閉だけを専門にやるスタッフが入口にいるようなお店。 昔はビビって、お店に入ることすらためらわれたものだ。し... -
桂ゆき展@東京画廊
この人の名前は、つい先日訪れた東京都美術館の「二科展」や東京都現代美術館の何かの展示でも見かけた気がする。 「気がする」とそっけない対応をしてしまうのは、作品そのものに記憶がないからだ。 でも名前を覚えていたのが何かの縁、ということで訪れ... -
絵画を抱きしめて Embracing for Painting 阿部未奈子 佐藤翠 流麻二果展@資生堂ギャラリー
絵画。 資生堂ギャラリーも結構攻めた展示が多い。 僕にとっては大抵の展覧会が「うーん」または「ありゃあ」というものであり、多分このギャラリーで「いいねえ!これは素敵!」と心底感心したことって殆どないと思う。 それでも、頻繁にこの地を訪れてい... -
生命大躍進 特別展 脊椎動物のたどった道@国立科学博物館
生命が地球上に誕生した時からずっと、生命の進化を俯瞰する展示。 面白いとは思うが、多分子供の教育のために!子供は恐竜とか好きでしょ?って感じで子供を連れて行ったら、全然楽しくないと思う。 国立科学博物館の展示は、「大人が『ほほう』と感心さ... -
キュッパのびじゅつかん ―みつめて、あつめて、しらべて、ならべて@東京都美術館
ノルウェーの絵本作家が描いた「キュッパのびじゅつかん」に触発されたという展覧会。 別にこの絵本作家の作品とか、ましてや絵本の主人公である「キュッパ」が展覧会そのものに関わっているわけではない。 「二科100年展」を見たついでに、何の気なしに・... -
伝説の洋画家たち 二科100年展@東京都美術館
いわゆる「洋画」はとても綺麗だとは思う。しかし、見たこともない国の、見たこともない景色を見ても「ほぉ・・・」と感心するのが関の山だ。 その点、日本の洋画家たちが集まった「二科展」の100年史ともいえるこの企画は、「日本人による、日本の光景を... -
春信一番!写楽二番!特別展 錦絵誕生250年 フィラデルフィア美術館浮世絵名品展@三井記念美術館
鈴木春信の貴重な作品など、錦絵(浮世絵)がいろいろ展示されていた。 時代の変遷とともに、浮世絵がどんどん緻密化し、多色化していく様を見ていくのはとても面白い。 そして、遠近法があってないような微妙な構図だとか、今の日本の漫画に通じる大胆なア...