食べ物に関して日々考えていること、でき事、お店訪問記など。
食べ物に関する話題であっても、掘り下げてあれこれ試行錯誤したりする長編は「胃袋至上主義宣言」に掲載。こちらのコーナーでは、単発で食べ物の話題をライトに取り扱う短編集となる。
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食い地獄の狭間にて
昼下がり、牛タン妻の色情誘惑
牛タンの薫製を手に入れた。一本、まるごとのヤツだ。でかすぎる。子供の二の腕くらいの太さはあった。こんな立派な舌をもっていながら、牛ってのは毎日干し草くらいしか食べさせてもらえないのだから、つくづく不運な生き物だ。 しかし・・・こんなごっつ... -
食い地獄の狭間にて
洋式便所がもたらしたもの
コンパの学生たち。お願いだから、トイレでくたばるのはやめてくれ。 考えると、昔はよかった。落とし便所だったからだ。トイレでちょっと気を許すと、ヒトとしての尊厳を一生取り戻せないような惨事が発生する。これじゃ、いくら酔っていてもトイレでは気... -
食い地獄の狭間にて
漢(おとこ)の世界
「立ち食いうどん」はなぜ「立ち食い」なのだろう。「食う」という言葉ってのは、ニホンゴにおいてあんまりきれいな言葉じゃない。田園調布のお嬢様が「昨日立ち食いうどんを頂戴しましてよ、ほほほ」なんて言うことはとても想像できない。そうか、だから... -
食い地獄の狭間にて
お客様満足の果てに
白木屋の話の続き。店員がオーダーを聞くとき、必ず跪いて「お客様と同じ目線の高さ」になっていたのには笑えた。まるで銀座やら赤坂やらにあるお店みたいだ。思わず「いい雰囲気だねえ、もう30分延長しようか」なんて言ってやろうかと思ったけど、まあ理... -
食い地獄の狭間にて
モロにキュウリではなかったか
知らなかった! 居酒屋の定番メニュー、「もろきゅう」ってのはそのものズバリきゅうりが出てくるので、「モロにきゅうり」って意味で名付けられたものだとばかり思っていた。しかし、つい最近「もろきゅう」というきゅうりの品種であるということが判明、... -
食い地獄の狭間にて
メーデーに参加してきた
3月にあった「春闘総決起集会」と違い、この日はお祭りムード一色。遠く離れた壇上で政治家のセンセイ方が「労働者の権利を守ろう、ってとりあえず言っておけば選挙の時当選しやすくなるかしらん」とか「失業率が高いご時世だけど僕は料亭で密談なんかや... -
食い地獄の狭間にて
ニセ料理『風』
料理名に「風」というコトバがつけば、婉曲に「僕は偽物ですよ」といってる事に他ならない。「風」を意訳すると、さしずめ「○○みたいな」「○○を意識した」ということになるのだろう。決してポジティブな意味じゃない。 そんな事で、広島人は地元のお好み焼... -
食い地獄の狭間にて
駆け抜けろ、夏
中山美穂が出演している、「一番絞り」のCMが今熱いのである。夏には「巾着なすぅぅー」と悶絶しながらぬか床をこねくり回す光景が全国のお茶の間に流れた。その独特の言い方にいい加減げっぷ気味になっていたら、今度は「鍋底だいくぉぉぉん」ときたもん... -
食い地獄の狭間にて
うどんだってあるじゃない
パンにするか、ご飯にするか。考えさせられるところだ。 何がって?ちょっと高級ぶったお店に行ってコース料理を頼んだときの選択だ。おなかが空いているからご飯にしよう、とかご飯は食べにくくてみっともないありさまを露呈しそうだからパンにしようとか... -
食い地獄の狭間にて
冷やし中華終わりました
「冷やし中華始めました」という張り紙はよく見かけるけど、「冷やし中華終わりました」っていうのは見たことがない。一体どういうことなんだろう。スーパーだって、玉子が売り切れたら「本日玉子は売り切れました」って張り紙くらいは出すだろう。そんな... -
食い地獄の狭間にて
時は流れて・・・
家の近くに居酒屋チェーンでおなじみの「白木屋」ができたので、モノは試しとおじゃましてみた。さすが元レンタルビデオ店。居酒屋にしてはなんか作りが奇妙だ。どう考えても「おいそこは二階に上がる階段の邪魔だろう」ってトコロにテーブル設置してたり(... -
食い地獄の狭間にて
炒おにぎり
チャーハンを漢字で書くと炒飯。しかし、この料理が日本語に訳されると「焼きめし」になってしまうのはどういう事だろう。「焼く」と「炒める」を同じ行為だと昔の人は解釈していたのだろうか。では、逆に「焼おにぎり」ってのを「炒おにぎり」と表現して...
