おかでんによる美術・博物鑑賞記録。
「権威主義にとらわれず、フラットに作品を楽しむ」というコンセプトであらゆるジャンルの作品を見てきた。
大きな公共の美術館から、雑居ビルの一角にある秘密めいた小さなギャラリーまで様々な場所を巡ってきた。
美術を何年間も見続けても、体系的な知識を習得していないのはさすがに頭が悪いと考え始め、結局自分も権威主義に陥ってしまったという気持ちが芽生えてきた。
2021年、子どもの誕生で多忙になったのを契機にコーナー終了。
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爆発した芸術を散歩する
ポーラ ミュージアム アネックス :オルビス30周年記念 ケの美展
「ハレとケ」という概念は、柳田国男が提唱して以来すっかり日本のメンタリティを表す中心的な表現になっている。 芸術の世界では、「ハレ」の世界を表現したものが多い一方、日常生活の一角にだって「あれ?ふと見ると、これっていいかも?」というものが... -
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渋谷パルコ跡地の工事壁
以前は金田がバイクに乗っている絵だけだったのに、久しぶりに横を通ったらAKIRAだらけになっていて、素晴らしい状態に。 いいぞもっとやれ。 「大東京帝国」なんてバーンと描かれているのだけど、知らない人が見たら「右翼の宣伝?」と思うかもしれ... -
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d design travel GUNMA EXHIBITION@d47 museum
「d47」の新刊が「群馬県」特集なので、それを記念してのオール群馬の展覧会。 群馬というと、ネット上では「グンマー」「未開の地」とネタにされる場所だし、「都道府県ランキング」でもかなり低位安定している県だ。 しかし僕は、群馬との付き合いは草津... -
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ニシジマ・アツシ展「Humor Identification 脱力と直観」@ 8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery
相変わらず攻めるなあ、Tomio Koyama Gallery。 前衛的、と呼ぶのは安直すぎるのだろう。とはいえ、一般的な美とか快楽とは違う、すごくモヤモヤした作品。 会場内には、電子工作で作ったようなスピーカーが複数設置されていて、そこから決して気持ちよく... -
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上野アーティストプロジェクト 現代の写実—映像を超えて/ 東京都現代美術館所蔵 近代の写実展 @東京都美術館
ゴッホ展の1フロア下でひっそり行われている展覧会。2つの展示が同時。 ゴッホのコテコテした油絵を見た後なので、随分心が癒やされる気がする。ゴッホは、その表現力はすごいと思うが、あまりずっと見ていたいとは思わない絵だ。 写実的な絵を、まずは見... -
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怖い絵展@上野の森美術館
拷問をしているとか、人殺しをしているとか、そういうシチュエーションの洋画を中心に集めた展覧会らしい。 悪趣味というより、当時の世相などを知ることができる面白い試みだと思う。 ・・・が、平日の朝11時半時点で、「待ち時間150分」はないわー。 む... -
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運慶展@東京国立博物館
おい、平日朝だぞ。60分待ちなのか。 国宝の彫刻がやってくるということで大変魅力的な展示。しかし、運慶の作品を見るだなんてシブい趣味だろう。 それでも60分か・・・油断していた。 入場を諦めた。 本当に、東京は人が多すぎる。 (2017.11.24) -
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北斎とジャポニスム―HOKUSAIが西洋に与えた衝撃@国立西洋美術館
同時期、東京都美術館がやっている「ゴッホ展」と同様、日本の絵が海外に与えた影響について特集をする特別展。 ああ確かに、この日本の絵とこっちの西洋の絵では、影響がありますね、同じ構図ですね、という内容。 内容は殆ど覚えていない。人が多くて、... -
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ゴッホ展 巡りゆく日本の夢@東京都美術館
日本の浮世絵などの影響を受けたことで知られるゴッホ。 日本の江戸時代の絵画と、ゴッホやその当時のフランス界隈の日本画に影響を受けた作家の作品とを交互に見せる展示。 「怖い絵展」同様、ここも人が多くてまともに鑑賞する気になれず。ほぼ素通りし... -
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フローラ ヤポニカ—日本人画家が描いた日本の植物—@国立科学博物館
国立科学博物館の本館にて行われていた、企画展。 精密な植物の花や葉の絵。 今だったら写真で置き換えることができるけど。 ざーっと見て回って、何の感慨も抱かずに会場をあとにする。 (2017.11.24) -
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古代アンデス文明展@国立科学博物館
古代文明、というと、エジプト界隈がメジャーで、その界隈の展示というのはよく開催される。 ピラミッドやミイラ、スフィンクスといった派手な存在があるからだけど、吉村作治氏を始めとするエジプト考古学者の広告宣伝のうまさ、というのがあると思う。 ... -
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LINK OF LIFE 2017 まわれ右脳!展@資生堂ギャラリー
会社帰り、19時の食事会までの僅かな時間を使って資生堂ギャラリーに滑り込む。 無料のこじんまりしたギャラリーというのは、こういう時に大変ありがたい。 ほんの数分かもしれないけど、これまでの自分(仕事モード)とこれからの自分(余暇モード)の橋渡し...