おかでんによる美術・博物鑑賞記録。
「権威主義にとらわれず、フラットに作品を楽しむ」というコンセプトであらゆるジャンルの作品を見てきた。
大きな公共の美術館から、雑居ビルの一角にある秘密めいた小さなギャラリーまで様々な場所を巡ってきた。
美術を何年間も見続けても、体系的な知識を習得していないのはさすがに頭が悪いと考え始め、結局自分も権威主義に陥ってしまったという気持ちが芽生えてきた。
2021年、子どもの誕生で多忙になったのを契機にコーナー終了。
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爆発した芸術を散歩する
高谷史郎 明るい部屋@東京都写真美術館
見たはずなんだけど、記録が残っていない。 (2014.01.23) -
爆発した芸術を散歩する
植田正治とジャック・アンリ・ラルティーグ@東京都写真美術館
植田正治人気は圧倒的だ。 大勢の来場客。 同日の他の展示室とは桁違いのお客さん。 日仏それぞれの、「偉大なるアマチュア写真家」と称される人の写真を並べている。「対バン」的だ。 でも見ろ、植田正治が圧倒的じゃないか。 彼の作品は、砂漠に突っ立っ... -
爆発した芸術を散歩する
日本の新進作家vol.12 路上から世界を変えていく@東京都写真美術館
新進作家を紹介する、東京都写真美術館のシリーズ企画。 今回は、「路上」というテーマで5名の写真家の作品が展示されていた。 意味不明なものから、写真としては普通っぽいけどよく見ると着眼点が面白いね、というものからいろいろ。 全国各地を旅し、そ... -
爆発した芸術を散歩する
トラフ建築設計事務所「ここをホッチキスでとめてください。」@クリエイションギャラリー G8
いろいろなプロジェクトでデザイン、プロダクト、建築と幅広く取り組んでいる「トラフ建築設計事務所」の個展。 「空気の器」は有名なプロダクトだな。これなら見たことがある人がいるかもしれない。 銀座八丁目のリクルート本社が入っているビルの一階に... -
爆発した芸術を散歩する
沼田学個展「界面をなぞる2」@新宿眼科画廊
同時開催:めぴこ個展「あたりまえなんてない」@新宿眼科画廊。 写真家沼田学の個展。 たくさんのポートレート写真がタイル状に壁面一杯に並べられている。 みな一様に、白目。 白目をひん剥いた状態で撮影したのかと思ったが、実際は普通に撮影した写真... -
爆発した芸術を散歩する
さわひらき Under the Box, Beyond the Bounds@東京オペラシティ アートギャラリー
映像作品が展示されている。 アニメーションと実写を混ぜたもので、部屋の中を飛び交う飛行機だとか、回り続けるレコードとか。言葉で言ってもうまく伝わえられないけど。 ノイズのような音と、あまり表面的な意味はない映像。 単調でつまらない筈なんだけ... -
爆発した芸術を散歩する
磯崎新 都市ソラリス@NTTインターコミュニケーション・センター
建築家・磯崎新のこれまでの作品を紹介する個展。といっても、僕はこの人のことを知らない。 会場に入るまで、てっきりこの展覧会の名前は「磯崎 新都市ソラリス」なのかと思っていたくらいだ。「磯崎新」という人の名前なんだな。 建築家って、夢見る商... -
爆発した芸術を散歩する
国宝 みうらじゅん いやげ物展 in TOKYO@パルコミュージアム
みうらじゅんというキャラクターと世界観は、好き嫌いが分かれるだろう。 僕はあの人が持つ独特の陰気さはあまり好きではないのだが、その着眼点は常に驚かされ、わくわくさせられている。 そんなみうらじゅんが数十年かけてコレクションしてきた「いやげ... -
爆発した芸術を散歩する
太田 好治 interstice / 2@POST
フォトグラファー・太田好治の個展。 今日二度目の「やってもうた!」感ありあり。 会場には、月面を撮影した写真などが6点ほど飾ってあるだけ。 月のアップは興味深い。神秘的だし、クレーターの形を観察するだけでも結構時間がつぶせる。 とはいえ、これ... -
爆発した芸術を散歩する
大竹伸朗“dOCUMENTA (13) Materials: 01-10”@NADiff Gallery
恵比寿駅から歩いてしばらくの、通りから引っ込んだところにある建物。 強烈にボロいアパートがあったのでまさかこれか?ある意味アートっぽいが・・・と思ったが、実際はその奥にある、白くてガラス張りの最先端な感じの建物がそれだった。 1階はアート関... -
爆発した芸術を散歩する
TOKYO-GA meets DAIKANYAMA presented by Time Out Tokyo@代官山 蔦屋書店 2号館 1階 ブックフロア
「東京」をキーワードに活躍する写真家たちの展覧会があると聞いて、蔦屋書店へ。 行ってみたら、作品展示スペースは狭く、実際に展示されている作品の数はごく僅かだった。「国内外100人の写真家の作品」が見られると聞いてきたのだが。 実際は、展示スペ... -
爆発した芸術を散歩する
亀井雅文『アイがある』@ギャラリー スピーク フォー
亀井雅文の個展。 アクリルを使った、光沢がある抽象画。 まつげぱっちりの目、をテーマとした作品が多い。 特に自分には響かなかったので、ざっと見て退却。 こういう作品を見る際、どうしても「自宅に飾るか?」という視点に立つのだが、今のところマム...