おかでんによる美術・博物鑑賞記録。
「権威主義にとらわれず、フラットに作品を楽しむ」というコンセプトであらゆるジャンルの作品を見てきた。
大きな公共の美術館から、雑居ビルの一角にある秘密めいた小さなギャラリーまで様々な場所を巡ってきた。
美術を何年間も見続けても、体系的な知識を習得していないのはさすがに頭が悪いと考え始め、結局自分も権威主義に陥ってしまったという気持ちが芽生えてきた。
2021年、子どもの誕生で多忙になったのを契機にコーナー終了。
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爆発した芸術を散歩する
GIFT of ART@伊勢丹新宿店 2階 グローバルクローゼットアートスペース
銀座にあるMEGIUMI OGITA GALLERY の所属作家によるグループショウ。 ちゃんとしたスペースが確保されていると思ったのだが、1階からの吹き抜け部分の支柱にぽつぽつと展示がされているというものだった。言われなければ気がつかない。 作品はれっきとした... -
爆発した芸術を散歩する
ターナー展@東京都美術館企画展示室
風景画家として、英国最高の巨匠と称されるジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーの大回顧展。 引っ越しの準備をはじめとする様々な予定のため、疲労困憊している僕。 そんな僕にとって、ターナーの絵はひたすら眠たかった。 大半の絵が、霞がかかった... -
爆発した芸術を散歩する
海洋堂エヴァンゲリオンフィギュアワールド@上野の森美術館 1階ギャラリー
「エヴァンゲリオンと日本刀」展と同時開催された展示。 エヴァのフィギュアとジオラマが多数展示されていたのだが、ここも人が多い多い。 人をかき分けるガッツが不足しており、ざっと眺めるだけにとどまった。 今更ながら言うけど、実は僕、「エヴァンゲ... -
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ヱヴァンゲリヲンと日本刀展@上野の森美術館
エヴァンゲリヲンには魅力的な武器がいくつも登場するが、このアニメと日本刀業界とがコラボした企画展示が実現。 館内は、日本刀になんかもともと興味が全くないであろう、若者で埋め尽くされていた。 当日券を買い求める列、そして館内も人だかりで展示... -
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荒木経惟「人妻ノ写真」@RAT HOLE GALLERY
カメラマンとして有名なアラーキーの個展。 雑誌『週刊大衆』の連載企画として15年に渡り撮影をし続けている『人妻エロス』に掲載された作品を中心に展示されていた。 僕にはこの写真にはエロスを全く感じなかった。正直、美しくない。たるんだ腹、垂れた... -
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天野喜孝展 TOKYO SYNC@ミツマアートギャラリー
天野喜孝といえば、「ファイナルファンタジー」のキャラクターデザイン担当として特に有名だが、実はガッチャマンとかタイムボカンシリーズのキャラデザもやっていたという、日本のアニメ・ゲーム業界の重鎮。 そんな人の個展ということなので、見に行って... -
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曽谷朝絵 宙@西村画廊
日本橋高島屋の裏手のビル9階にある小さなギャラリー。 そういえば、「画廊」と名がつく場所に足を踏み入れたのは初めてだ。 「ギャラリー」なら数え切れないほどあることを考えれば、対照的だ。 でも、「画廊」も「ギャラリー」も意味合いに差はない様子... -
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絵の購入@ROPPONGI HILLS A/D GALLERY
先日訪れたROPPONGI HILLS A/D GALLERYを再訪。 Wisut Ponnimitの漫画、「マムアンちゃん」の絵がとても気に入ったので、引っ越し先の部屋に飾ろうと思ったからだ。 やっぱり、一人暮らしの家に飾るのはポップなアートがよいと思った。 西洋の風景画とか、... -
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GLOBAL PHOTO COLLABORATIONS by VICE JAPAN@DIESEL ART GALLERY
渋谷のDIESELショップの地下一階にあるギャラリー。 「エクストリームAR画像コア」以来二度目の訪問。 世界25カ国で配布されているフリーマガジン「VICE」の写真特集号が日本でも刊行されることの記念としての写真展。 うーん。 趣味に合わない。明るさを... -
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貫井勇志写真展「世界遺産 – 時と光の深層 VOL.2」@ヒカリエ8/CUBE1,2,3
デニス・ホリングスワース展を見にヒカリエに訪れていたのだが、隣のギャラリーがなにやら賑やかだ。人がたくさん訪れている。 しかも、作家本人によるトークショーがちょうどこれから開催されるということで、トークショー会場にも人がいっぱいいる。 誰だ... -
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デニス・ホリングスワース 展@8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery
スペイン生まれの作家、デニス・ホリングスワースの個展。 抽象的な絵なのだが、その特徴は分厚い油絵の具。中には1センチくらい盛り上がっている箇所もある。とても立体的な絵。 それを「生き生きとした作品」とか「力強い絵」と形容することはできるが、... -
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NUMEN / FOR USE Exhibition『TAPE TOKYO』@スパイラルガーデン
クロアチア、オーストリアのアーティスト集団『NUMEN / FOR USE』のアジア初個展。 行って見たら、展示物の前に大行列ができていたのでびっくり。 しかも、「もう展示物を中から鑑賞するのは受付終了しました」と係員さんが言う。余計びっくり。 そんなに...