美術館、博物館、アートギャラリーなどに関する話題。
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時の花 - イイノナホ展 -@ポーラミュージアムアネックス
手吹きガラス制作によるシャンデリアを主に作る、イイノナホの個展。 ガラス細工、というのは純粋にとても綺麗なものだと思っている。しかし、根っからのひねくれ者の性格の僕にとっては、「うさんくさい存在」として若干斜に構えて見てしまう癖がある。ガ... -
続々 三澤遥
一体何の展示なのかよくわからなかったけど、いろいろあるものだな。 (2019.01.25) -
民藝 MINGEI -Another Kind of Art展@21_21 DESIGN SIGHT
デザインという観点から企画展を開催している、21_21 DESIGN SIGHT。今回は、「民芸」がテーマ。 民芸ということで、展示の冒頭の解説では柳宗悦や大原孫三郎という名前が出てくるわけだけど、それだけ日本の民芸というのは最近評価されるようになった、と... -
扇の国、日本@サントリー美術館
紙を木の骨組みに貼って作った扇は、薄い板を重ね合わせて作った「檜扇」よりも歴史が浅く平安時代に誕生したと言われている。 いずれにせよ、儀礼用に使いつつも「パタパタと仰いで涼をとる」ものだったり「用もなく開けたり閉めたりして暇つぶしにする」... -
富山の森やくらし、家族の絆を発信する とやま森の四季彩フォト大賞 歴代作品展@FUJIFILM SQUARE ミニギャラリー
展示作品数が多くなかった、ということもあって、記憶がスッコーンと抜けてなくなっている。 風景写真の難しいところで、「ああ綺麗ですね」という写真というのはむしろ記憶に残らない。「見ている人の五感に訴えかける表現」というのはとても難しいものだ... -
「OBI KONBU」展 MIYAKE DESIGN STUDIO 新作シリーズ1@21_21 DESIGN SIGHT
三宅一生がデザインした、バッグの新作発表。 単なるカラフルなバッグ・・・のようで、意匠が懲らされているのがわかる。当たり前といえば当たり前なのだけど、100円ショップで見かけるような物とは、質感も、迫力も全然違うものだ。 こういうのを見ると、... -
イケムラレイコ 土と星 Our Planet@国立新美術館
聞いたことがない作家さんの名前。しかし、国立新美術館で大規模な個展を開くくらいだから、きっと有名なのだろう。聞くと、ドイツに拠点をおいて活躍していて、今回はバーゼル美術館と国立新美術館との共催になっている。 日本マスコミが勝手に「世界の○○... -
色彩の写真家(たびびと) 前田真三 出合いの瞬間をもとめて@FUJIFILM SQUARE 写真歴史博物館
「日本の風景写真の流れを決定づけた写真家」と言われてる写真家・前田真三の展覧会。 モノクロの展示と、カラーの展示の二部構成。 モノクロ写真の方が、僕にとっては印象深い。色がない分、表現したいものが端的に表現されているからだ。モノクロを見た... -
2018年 第14回「名取洋之助写真賞」受賞作品 写真展@富士フイルムフォトサロン 東京 スペース1
受賞した2名の作品が並ぶ。 うち1名は女性の「やどかり みさお」さんという方で、自身が双極性障害であるだけでなく、妹も措置入院を繰り返す双極性障害なのだという。そんな妹の様子を写真に撮影した作品群だった。これには見入ってしまった。 入院を必要... -
「NEW YORK~Shadow&Brightness~」佐藤仁重写真展@FUJIFILM Imaging Plaza
美しい写真だと思ったけど、特に印象に残っていない。 アート作品、というのは空間も大事だと思う。見ている人に没入感を与えないと、作品に集中できない。 特に今回のような、町の風景を写した写真だと、悪く言えば「驚き」があまりない。狭い会場で、す... -
Connected@GALLERY ART POINT
画家のオギハラフウカさんから紹介された展覧会。オギハラさん自身、会期初日はわざわざ京都から出てきて在廊しているということだったので、訪れてみた。 複数の若手作家さんが出品している。どれも売り物だけど、値段は総じて低く抑えられている印象。オ... -
風景写真MARUNOUCHI X tension展@FUJIFILM Imaging Plaza
風景写真を見ていても、「ああ、きれいですね」という印象しか持たない。世の中に、プロアマ問わず、美しい風景写真がたくさん溢れているからだ。 今回の展示もそうなんだけど、自分が持っているカメラやレンズが使われているので熱心に鑑賞することができ...