ひたすら観光、ただただ観光

【No.05 日本三大超高層ビル(その2):横浜ランドマークタワー(神奈川県) 09/19 14:54】

みなとみらいに到着した。ランドマークという名前の通り、遠くからでも目立つ。まずは、ランドマークタワー近くにあった駐車場に車を停める。もちろん、有料だ。

ランドマークタワー

「思った以上に金がかかるなあ」

しぶちょおがぼやく。確かに、入館料の支払いだけでも相当痛いわけだが、それとは別に、どさくさに紛れて駐車場料金がボディブローのようにきいてくる。

「観光地とは、駐車場料金がかかるものである。これは想定外だったな」
「ホントにランドマークタワー、行く?もうここでOKにせん?」
「うーん・・・いや、駄目。やっぱり行かないと」

早くもへこたれかかっている。こんな調子が今日だけではないのだ、明日以降、5日間も続くとなると財布への負担が相当気になるのは当然のことだ。

「何しろ、『日本三大盛り場』を見に行くだけで駐車場料金取られてるんだからなあ。きりがないよ」

ぼやきつつ、建物の中へ。

ホテルのロビーを経由して、ランドマークタワーのエレベーターホールに向かったのだが、そこでは丁度結婚披露宴を終えた新郎新婦がニコヤカに記念撮影をやっていた。

「見ろ、僕らよりももっと金がかかってる奴らがいるぞ。案ずるなかれ、上には上がいる」
「結婚式と一緒にしちゃいかん」

入場料1,000円

「げぇ」

しぶちょおが呻く。

「おおぅ」

おかでんも甲高い声をあげる。

ランドマークタワーの69階展望フロアに行くためには、入場料1,000円がかかるというのだ。さすがにこれには、散財肯定派のおかでんでもビビった。たじろいだ。

このあと、しぶちょおと10分以上にわたるミーティング。行くべきか、行かないべきか。チケット売り場のおねーさんに怪訝そうな顔をされつつも、議論を重ねた。

ギネスブック認定

「よし、行こう」

最後、1,000円を払ってでも69階に上ることにしたのは、エレベーターがギネスブック認定の世界最速を誇っていたからだ。分速750mのスピードを出す、という。分速750m?いまいち実感がわかないが、時速に直すと45km/hということになる。うーん、これまた実感が湧かない。車で45km/hというのはイメージできるが、垂直の動きとなるとどんな感じなのだろうか?

ギネスブックに載っているからには、相当早いに違いない。大丈夫だろうか。第二宇宙速度を突破して、そのままはるかなる宇宙への旅になってしまわないだろうな?

エレベーターの表示

結構わくわくしながら、エレベーターに乗る。エレベーターは真っ暗に近いくらいに薄暗く、なにやらアトラクションを楽しむかのような雰囲気だ。

なぜこんなに暗くしているのか、ということはエレベーターが動き始めて理解した。

ドアの上、普通は階数表示されるところが何とスピードメーターになっとるではないか。暗いエレベーターの中、唯一の灯りなので必然的にみんなそこを見る。そして、この驚異のスピードを全員が目の当たりにする、という算段だ。んでもって、ランドマークタワーすげー、三菱電機すげーって気持ちにさせるわけだな。よく考えてる。

そのスピードだが、これが笑っちゃうくらい加速するする。ぐぃーん、と緑のバーが右側に延びていき、それに伴って数字のデジタルメーターが高速で数字を増やしていく。動き始めて20秒程度で、最高速の750m/minに到達。狭いエレベーターの中、お客さんが一斉に「ほーぅ」「おぅ」と嘆息する。しかし、その驚きと興奮もほんのわずかで、10秒程度でこれまた一気に減速。早ぇー。結局、50秒ちょっとで69階まであがってしまった。「え?もう着いたの?うそだろオイ!」と、乗客の誰しもが思ったに違いない。みんな、お互いの顔を見合わせて不思議な顔をしている。

69階

しかししかし、これがうそじゃないんだわな。ちゃんと69階に到着してるんだから驚きだ。さすがギネス。もっとガツンとしたGがかかるのかと思っていたのだが、非常にマイルドな加減速だったので意外だった。

窓には、自殺願望者がすずなりになって下を眺めて・・・おい、物騒な事を言うな。

観光客が、エレベーターの時以上に大きな声で「へぇー」「ほぉー」と溜息をついていた。どれどれ?そんなに凄いのか。

横浜大埠頭あたりの光景

わぁ。これは凄い。

海が見える、ベイブリッジが見える、赤レンガ倉庫あたりも見える。これは素晴らしい!

「東京都庁に続いて、ここが『三大超高層ビル』の二番目なんだけど、どう?」

さっそく品評会を始める。

「値段が高いのはどうかと思うが、高いなりのものはあるな。デートコースには最適だろう」

とはしぶちょおの評。確かにその通り。ビルが林立するのを東京都庁から眺めるのも楽しいが、やっぱりこうして海が見えるとお得感が倍増した気になる。晴れやかな気持ちにもなれる。

「どっちに軍配をあげようか・・・。僕ぁとりあえずこっちの勝ち」

というわけで、日本三大超高層ビルは、1.「横浜ランドマークタワー」2.「東京都庁」という暫定ランキングとなった。あともう一つは、大阪市の「梅田スカイビル」。ここにたどり着くには相当先になりそうだ。

「・・・というか、高層ビルって高さを競うんじゃないのか?好印象かどうかで決まるのか、このランキングは」

そういえばそうだった。ま、いっか。

写真撮影

こういう場所での写真撮影はすごく難しいのである。

風景を写そうとすると、人物が真っ暗になる。人物に絞りをあわせると、風景が白く飛んでしまう。細かいマニュアル調整で設定しても良かったのだが・・・

もちろん、写真を撮る時は「例の新テクニック」を用いるので、細かいことができんのですよ。

というわけで、今回も斜め上に三脚を突き出して、記念撮影。69階の高さでも、周りからくすくす笑われる。ほっとけ。

・・・できあがった写真は、案の定背景が真っ白になっていた。記念撮影でもなんでもないじゃん。恥ずかしい思いをしただけで終了。

巨大物差し

この展望台、地上からの高さを示す巨大物差しが壁に貼り付けられていた。

しぶちょおがその横に並ぶ。

「んー、274メートル70センチ、といったところか」

何となく、凄く身長が高くなったような気分になれます。身長でお悩みの方、こちらで自信を取り戻してみてはいかが。

車で移動中

さあ、ランドマークを満喫したあとは、次は「日本三大トンネル」である東京湾アクアトンネルだ。ハマコー大先生が作った大赤字路線ではあるが、とても便利だ。もっと安ければありがたいんだけど、さすが日本三大トンネルだけあって金をかけすぎだ。通行料をがっちりと取らないと建築費を賄えないようだ。

高速道の選択を誤り、いったん下道に下りてアクアトンネル入口を目指す。

これ、運転席からの写真。こうやって、しぶちょおがハンドルを握り、助手席のおかでんはノートパソコンを片手に次の目的地点決定やカーナビの設定を行っている。

今回の旅も、「東北道の駅」の時と同じくルート選定が非常に難しい。あちこちに観光地が散らばっていて、それらをいかに最短距離で一筆書きとして結ぶかというのは知的なゲームだ。ましてや、関東地方から中部地方にかけては、本州がもっとも分厚いところ。幅があるので、ルートをどうとるかというのは無限大の可能性がある。間違った選択をしてしまうと、とんでもなく走行距離が増えてしまうので要注意だ。

京浜工業地帯

ルートをミスったことにより時間を損失してしまったが、良かったのは「これぞ京浜工業地帯」という光景を間近に見ることができたこと。うん、これで「京浜工業地帯も満喫しました」と言ってもいいだろう。

【No.06 日本三大トンネル(その1):東京湾アクアトンネル(神奈川県) 09/19 16:07】

東京湾アクアトンネルに到着。全長9,670m、川崎と富津を結ぶ日本第二位の(自動車用)トンネルだ。第一位は、関越トンネル。これは明日満喫することになるだろう。高速道路なんだけど、国道409号線でもあるらしい。ただし、国道を示す標識はどこにも存在していない。不思議な道路だ。

東京湾アクアトンネル

「トンネルで事故が起きたら、壁にある栓を抜いたら外から海水がじゃばーっと入ってきて、消火してくれるんだよ」

といううそをたった今思いついたが、小学生でもない限り信じてもらえないだろうから惜しまれつつも却下。

さあ、トンネル

さあ、トンネルだ。

今回は、「中を素通りする」だけだが、これも観光。「長い!出口はまだなの?」とハラハラさせるのが、アトラクション的だ。

トンネル通過中

只今トンネル通過中。

「どうだい?満喫してるかい?」

ハンドルを握るしぶちょおに水を向ける。

「おう、満喫しているぞ」

あんまりその先、話が広がりそうにない話題だ。

出口が見えてきた

海底から徐々にのぼっていく。出口が上り坂になっている、というのはさりげなく違和感を感じさせてくれる。普通、山のトンネルだと横から見ると「ヘ」型に道は造られる。即ち、トンネル出口は大抵下り坂だ。それがここでは海底トンネルなので逆。

トンネルを出た先には、PAの「海ほたる」がある。通常、この路線を使う人はよっぽどの常連さんでない限りは立ち寄って、海の上にぽつんとあるこのPAからの眺めを楽しむものだ。しかし、われわれはゆっくりしていられない。もう、日没が迫っている。

「海ほたる、通過でいいね?」
「いいよ」

というわけで、海ほたる素通りで千葉の房総半島にGO。

何しろ、まだ今日この時点で6カ所しか名物を見ていないのだ。順調?いや、とんでもない。今回巡る予定の観光地は72カ所あるのだ、それを4泊5日で回るとなると、1日あたり15カ所近くがノルマとなる。・・・全然今日、ノルマ達成できてないじゃん。

「やばい」

早くも、初日にして何だかマズイ雰囲気なんである。東北道の駅以上に、ピンチな予感。

「おい、確か僕ら、5日目には岩国の錦帯橋に到着している予定だったよな」
「ああ、そうだったな」
「・・・無理じゃん?これは」
「いや、アワレみ隊はやればできる子、だから」
「それにしても限度ってモンが」

前日夜に企画が決まったので、この日にここまで進もうというシミュレーションを全くやっていなかった。なので、現在どの程度理想と現実にギャップができているのかは不明だ。しかし、予想外に時間がかかったなあ、というのは紛れもない事実。

「タワーに登る、っていうのには相当時間がかかるんだなぁ」

今更になって気づく。そりゃそうだ、道の駅でスタンプを押すのとは訳が違う。スタンプだと5分。観光地見物だと最低でも30分以上だ。

「しかも、だぞ。今回の行動範囲って東北よりも広いんですけど」

しぶちょおがイヤな事を言う。言われてみれば、そうだった。これも、今頃になって判明した新事実。というか、企画した時点で気付けよ。

「結局、だ。こういうことか。72カ所という膨大な数の観光地を、1カ所30分とかかけて、東北地方よりもはるかに広い面積を走り回って、しかも東北道の駅の時よりもはるかに短い時間で巡らないといかん、と」
「そういうことになるな」
「駄目じゃん」
「駄目だねえ」

さあて、やばいことになったぞ。

館山自動車道

しかも、だ。何だねこの渋滞は。館山自動車道恒例の、「夕方になったら猛烈に混んでますが何か?」だ。

「くそー、何で僕らさっきアクアライン通ってきたのに、東京行きの渋滞に巻き込まれないといかんのですか」

あまりの理不尽さに腹が立つ。

次のターゲットは、「日本三大タワー」の一つである、千葉ポートタワーだ。どうしてもこの渋滞を我慢せざるを得ない。

われわれの行程を拘束するものとして、「日本三大朝市」の存在があった。「朝市」というからには、朝に現地にいないと意味がない。そして、その「三大朝市」の一つが、勝浦にある。即ち、明日の朝には勝浦に居なければいけない、ということになる。

「んー、今日は千葉ポートタワー見て、三大砂丘の九十九里浜見てお仕舞いだな。で、明日は勝浦朝市からスタート」

助手席のおかでんが宣告する。

「うわ、今日はそれだけしか行けないのか・・・まだたくさん観光地があるのに・・・」

うめくしぶちょお。確かに、東北道の駅のように夜中を使ってぐいぐいと先に進むことができない。何しろ朝市だから。今晩、先ヅモしたって全く意味がない。大体、その後は「日本三大庭園」の偕楽園が控えているわけだが、夜中に到着したって門が閉まっているに決まってる。

「うーん、観光地は何かと制約が多い!」

これも、本日今更発見した新事実。さあてと、何やら東北道の駅とは様子が違うぞと。雲行きが怪しいぞ、と。「アワレみ隊はやればできる子」?いや、こればっかりはさすがに、ちょっと・・・。

千葉ポートタワー

「何で千葉ポートタワーが日本三大タワーなんだ?」

しきりにしぶちょおが首をひねる。

「僕名古屋在住なんでこっちのことはあんまり詳しくないんだけど、こっちじゃ有名なのか?その千葉ポートタワーって」

うーん?名前は知ってる、程度の人が圧倒的に多いんじゃないのか。千葉県人には愛されているタワーかもしれないが、少なくとも東京埼玉界隈ではポートタワーを愛している人はごく限られていると思われる。

タワーというからには、東京タワーのような鉄骨建造物を想定していたのだが・・・何やら、車の進行方向に細長い塔が見えてきたぞ?

「おい、あれがポートタワーじゃないのか?」
「あ、あれだあれだ。あれに違いない。えー、あれが日本三大?」

ファーストインプレッションが「えー?」というのは、何とも哀しいタワーだ。

【No.07 日本三大タワー(その2):千葉ポートタワー(千葉県) 09/19 17:27】

千葉ポートタワー到着。「日本三大超高層ビル」に続いて、「日本三大タワー」も今日1日で2カ所制覇。うむ、なかなか気持ちがよろしい。全然「幸先がよい」わけではないんだけど、着実にこなしているなあ、感はある。

千葉ポートタワー到着

高さ125m。東京タワーの333mと比べると相当低い。

「うーん、結局日本三大ってのは声がデカイ奴が叫べばそうなっちゃうのかねえ。神戸にもポートタワーがあって、あれは確実にこっちより有名だぞ。でも日本三大ではない」
「よくわからんね、日本三大ってのは」
「だからこそ、アワレみ隊が僭越ながらこの怪しい日本三大という基準にだな、メスを入れようというわけだ」

そろそろ日没だ。閉館になったらたまらんので、先を急ごう。

ポートタワーの中

中に入る。エレベーター利用料として410円を支払う。これくらいの料金だったら、抵抗感なくお支払いできるんだけどねぇ。

4階

さすがに分速750mなんて事はなく、まったりと地上高100mオーバーのフロアへ。

え・・・?4階?あ、そうですか、ここって4階なんですか。

タワーの中間部分には何もないため、必然的にここが4階になるんだと。うわ、なんだかすっげえお得感のないフロア名称だこと。ちなみに、階段を下りたすぐ下にはレストランがあって、ここが3階。そして、ずどーんと下に下りたら、1階と2階がある。すなわち、2階と3階が「無駄な空間」になっているわけだ。

オフィステナントを入れれば良かったのに・・・というのは無理だな、さすがに。周りは公園で、仕事する場所には向かない。・・・じゃあ、マンションにするってのは・・・?

展望台からは、ちょうど日没を見ることができた。海に突き出た場所に突如突っ立っているタワーなので、眺めは抜群。JFEスチール、エヌアイケミカルなどの巨大施設を見ることができた。夜景になったらさぞやきれいだろう。

遠くには、幕張新都心

遠くには、幕張新都心も見ることができた。なるほど、ということは千葉ロッテマリーンズの試合があるときは、ここから花火も楽しめるといわけだな。

3階のレストラン

1フロア下りたところにある、3階のレストラン。

メニューはまあ、それなり。

ただ、暮れゆく景色を眺めながら、二人で窓際の席に座る・・・ってのはムードがあって大変によろしいと思われる。夜景に乾杯、なんてやったらうっとりしてしまいそうだ。ただし、交通の便は相当悪いので、車で来る以上はお酒が飲めない。むー、とても難しい立地条件だ。

閉店時間は8時45分。

「さあ、千葉ポートタワーを満喫したわけですが。日本三大タワー、今まで二つ見てきたけどアナタならどっち?」
「いやもう、そりゃダントツで千葉ポートタワーでしょう」
「あ、やっぱり?僕もそう思う」

東京タワー、非常に評価低し。

カーナビ

車に戻って、カーナビをいじる。今までの軌跡を確認してみたのだが、まあなんとも全然進んでないですな。画面左、東名高速からしぶちょおが上京してきて、おかでんをピックアップしてから各観光地を巡っているわけだけど、これで朝から日没までか!という印象。こりゃー先が思いやられるぞ。

とりあえず、目指すは九十九里浜だ。そして、夕食食べて、寝床をどこかで見繕って、明日の朝市に備える、と。

【No.08 日本三大砂丘(その1)/日本三大美砂丘(その1):九十九里浜(千葉県) 09/19 19:30】

「どーせ今日ラストの場所だし」ということで、東金道路などの高速を使わず、下道をえんやこらと進んで房総半島横断。茂原を通過して、太平洋を目指した。

九十九里浜

さすがは茂原だ、街道沿いに食べるお店がたくさんある。「ああ、こうやってお店の選択肢がたくさんあるって幸せだよな」と、しぶちょおと語る。東北地方の都市とは人口が違うから、食べるお店の数も段違いだ。

気になったのは、何やら焼肉屋の比率が高いということだった。気のせいだろうか。「うーん、今晩は初日って事もあるし、ぱーっと景気づけで焼肉かね」という話をしつつ、ひたすら海へ。

19時30分、われわれは太平洋に到着した。日本三大砂丘、そして日本三大美砂丘として名前をとどろかせる、九十九里浜だ。

・・・ってことで、いいんだよね。暗くて、全く何も見えないんですが。

あまりに暗い。よくわからない。防砂林があるため、町の灯りもあまり差し込まない。・・・いや、防砂林以前に、周囲に町が無いんだった。そして、街頭なんてしゃれたものは当然砂浜なので無いわけで、もう、何が何だかさっぱり。

ためしに写真を撮ってみるが、これを写真と呼んでいいのか、というくらい真っ黒なものが仕上がった。これだったら黒マジックで、手書きで書いてもいいくらいだ。

遠くに、町の灯りが見えたのでそれを背景に1枚。かろうじて体の輪郭が写った。

九十九里浜で戯れる

とはいっても、これだと九十九里浜に来たっていう証拠にならない。真っ暗ではあったが、カメラのフラッシュを頼りにして波打ち際で撮影敢行。

ざざー。

うわっ、波が足下までやってきた!

びしょぬれになってしまった。暗くて、全く状況がわからない。

しかも写真は、何やら雪が降ってるかのような写り具合だった。人間様の目では見えないが、どうやら水しぶきが飛散していて、それがフラッシュに反応するらしい。

波打ち際で記念撮影

しぶちょおも交えて、二人で波打ち際で記念撮影。

・・・のつもりだったが、やっぱり予想外の波が押し寄せてきて、慌てて逃亡する瞬間に撮影されてしまった。

これ以上、きれいな写真を追求したって無駄なのでもうやめにした。

しゃーない、今日はもうお仕舞い。ゴハン食べて寝よう。

茂原における焼肉事情

まだ20時だというのに、食べるお店を探しているというのは幸せなことだ。しかし、不安でもある。まだ今日は72カ所中8カ所しか回っていないというのに、もう悠々と夕食。本当にこれでいいのだろうか。

いや、いいのだろうか、といったって、勝浦の朝市がある以上は仕方がない。勝浦まで行って、夕ご飯食べてそこで寝るという手段も考えたが、「茂原における焼肉事情」がとても気になったので、茂原でお店を探すことにした。ま、どうにかなるだろう。

面白いことに、「たまたま」かと思っていた焼肉屋の多さは、真実だった。お店探しで茂原市街地をうろうろしてみたのだが、焼肉屋が出てくるわ出てくるわ。ここ、焼肉激戦区と呼んで間違いない。大手チェーン店がずらりと出店しているし、チェーンでないお店もたくさん。茂原人は焼肉がよっぽど好きらしい。

「これはもう、今晩は焼肉しかあるまい!」と思わず叫んでしまった。地元に愛されている料理を食べてこそ、「観光地巡り」企画の今回の旅にふさわしい。

いろいろうろうろしてみたが、郊外型店舗も良いが駅前にも良いお店があるかもしれんね、というしぶちょおの提案で茂原駅界隈を探索してみる。すると、駅からほど近いところに「豚焼一徹」という何やらよさげなお店を発見。いかにも酒飲み向けなお店だったが、しぶちょおも大興奮で「ここにしよう!」と言ってくれたので満場一致でこのお店へ。

ちなみにこの辺り、「串屋横町」と言うらしい。やはり茂原人は肉好きだな。

ビールがサービスされた

客席はいっぱいだったけど、待っている間にビールをいっぱいサービスしてくれて店員さんがすごく親切だった。愛想もとてもよろしい。もうこの時点で料理は間違いなしと確定。そういえば女性のお客さんも結構いる。

お客さんがお互い席を詰めてくれたりして、程なく二人分の席が完成。有り難くあらためてビールを頂くことにする。

毎度恒例のやつ

では毎度恒例のやつを。

ぐいーっと。

うん、美味い。美味いけどさっき待っているときに飲んじゃったからなあ。

結構大ぶりなジョッキだったけど、値段は安かったような記憶がある。

さて料理だが、このお店は豚のあらゆる部位を串焼きにして出してくれる。何やら見たことも聞いたこともないようなメニューがズラリと並び、とてもそそられる。店員さんにお願いして、あれこれ適当にみつくろって食べてみたが、どれも感心するおいしさだった。

いやぁ、このお店は大当たりだわ。

生キャベツをばりばり食べつつ、串焼きも食べつつ、ビールも飲みつつ。初日にして結構幸せな気分だ。

そうそう、今晩の宿も既に決まっているのだった。先ほど、九十九里浜に向かっているとき、浜辺の直前に健康ランドがあったのだった。そこで一泊する、ということでしぶちょおの了解を得ていた。テント泊も覚悟の上での旅企画だったが、初日ということでしぶちょお長丁場ドライブ&おかでん前日まで熱出して寝込んでた事を配慮し、仮眠室宿泊という選択になった。

近場で寝床も見つけ、もうこれは飲まずにはおれんでしょう!飲むしか!料理はうまいし、店員さんはきびきび動くし。

焼酎のロック

調子に乗って、焼酎のロックも飲んでしまった。このお店、クラッシュアイスを入れた湯飲みに、溢れるまで焼酎を注いでくれた。豪快だなあ。酒飲みとしてはうれしくなってしまう。

保田漁港の「ばんや」に、お魚を食べに行くためだけに車で2時間半かけて出かけることがある。それと同じで、この「豚焼一徹」のためだけに茂原まで出かけてもいいや、と真剣に思った。それくらい、魅力的なお店だ。ただし、お酒を飲んでしまうので、訪問は夜になるし、車では無理だ。茂原泊が前提となる。お酒飲むためだけに茂原で一泊、しかも交通費もかかるというのはちょっと非現実的な話だけどなあ・・・

帰宅後、webでこのお店を調べてみたが、ほとんど店舗情報がヒットしなかった。ということで、非常に隠れた名店といえるだろう。ま、隠れた・・・といっても、茂原の駅前すぐにあるんだけど。機会があったらぜひまた訪れたいお店No.1だ。

というわけで、ビールジョッキ2杯+待ち行列中の1杯+焼酎2杯、ですこぶるこの旅の意義を見いだし、大満足で健康ランドに向かったのであった。

んー、でも、本題である「三大巡り」は全然はかどっていないんだけどなあ・・・。食事は大満足だけど、酔った頭の片隅で「これからどうすりゃいいんだ?」という漠然とした不安を抱いていたのは事実。ま、明日は明日の風が吹く。とりあえず今日はお風呂に入って、寝よう。

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