
多くの屋台は肉アンド肉アンド肉なのだが、時々それ以外のものを扱っているお店もある。ここは、原子力空母ジョージワシントンのグッズを扱うお店のようだ。キャップをはじめとし、TシャツやZIPPOライター、マグカップ・・・といったものが売られていた。
そのうち、キャップはすでに完売御礼。早々に売れてしまうほどの人気だったようだ。そういえば、主にご年配の軍事好きの方って、この手のキャップをかぶってらっしゃるような印象がある(あくまでもおかでんの印象に過ぎないのだが)。キャップをかぶることに何らかの美学というのがあるのやもしれない。

屋台いろいろ。
ここはメニューボードのトップに書かれているのが「チリチーズナチョス」だった。このお店に限らず、ナチョスを売るお店は思った以上にあった南部出身の人たちは愛している料理なのだろうか。
店番をしている女性たちはみんな体格が良く、戦っても勝てる気がしない。兵隊さんの奥さんなのか、それとも自身が兵隊なのか。そりゃそうだよなあ、普段から肉をガッツガッツ食べてるんだもんなあ、と周囲を見渡して嘆息してしまう。


どのお店も1ドル=100円計算となっており、ドル払いでも日本円払いでもOKとなっている。もうすっかり円安になってきているので、来年くらいになるとこのわかりやすい計算式は廃止になるのだろう。
さてこのお店はステーキ屋台。「WE COOK FOR YOU!」と張り紙がしてあるので、オーダーが入ってから肉を焼くのかもしれない。きっと、焼き加減の指定もできるのだろう。
お値段は結構して、1,200円。ワンプレートの上にはステーキの他に、ライス、ミックスベジタブルが乗っている。そしてお好きなドリンク1本付き。「アメリカは肉がアホみたいに安い」とはいうけど、アホみたいに喰うのだから量に見合ったお値段にはなるようだ。

ネイビーフレンドシップデーは、ガンガン焼かれる肉や巨大ピザが紹介されることが多いのだが、ざっと見た限り一番取り扱いの多い食べ物はホットドッグだと思われる。だいたい相場として、ノーマルのホットドッグが200円、チリドッグになると300円といった雰囲気。
ちなみにこのお店は、150円でステーキを売っていた。ステーキといっても、さすがに豚の生姜焼きみたいな比較的薄い肉なのだが。

チキン&ライスプレート500円の屋台。看板には「ミサイル巡洋艦アンティタム」と書いてあるので、アンティタムの乗組員が出店した屋台なのだろう。
「アンティタム」と書かれた文字が、まるでロボットアニメのタイトルみたいなフォントになっていて微笑ましかった。誰だ、これ書いたの。

ここもナチョスを売ってる。案外意識してお店を見て回ると、ナチョスって売られているものだなあ。うーん、さっきまでは「この暑いのにこってりナチョスなんて!」と思っていたけど、だんだん食べてもいいかな、という気になってきた。


ここでもナチョスを売ってる。でも、メニュー名が「プルドポークナチョス(PULLED PORK NACHOS)」となっている。プルドポーク?なんだそれ。他にも、「プルドポークサンドイッチ」というハンバーガーもメニューにある。
調べてみたら、アメリカ南部で食べられている肉料理だった。長時間燻製した肉を、バラバラにほぐして繊維状にしたものを「PULLED」というらしい。へー。うまいんか?それ。コンビーフ的な食感になるのだろうか?
今思うと食べておけばよかった。来年機会があれば、是非この「プルドポーク」を食べてみたいものだ。日本ではなかなかお目にかからないスタイルだから。
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