日帰りで行くアメリカ旅行2【ヨコスカフレンドシップデー2014】

見えてきた船

ようやくフィッツジェラルドに迫ってきた。

イージスシステムを搭載した船で、ジャンルとしては「ミサイル駆逐艦」になるのだそうだ。駆逐艦とか護衛艦とかよくわからないんだが、「駆逐」するからには相当強いんだろう、きっと。

大陸間弾道ミサイルを迎撃する力を持っているそうで、北朝鮮がテポドン撃つぞ撃つぞと駄々をこねたときは、出撃して黄海や日本海の上で待機しなくちゃいけないらしい。今日ここに停泊しているということは、まだ今時点ではそこまで緊迫していないということだ。

注意書き

バース8の中に入るところに、「ミサイル駆逐艦フィッツジェラルドへようこそ!」という張り紙がしてあった。艦内での注意事項が列記されているのだが、常識的な事が書かれており特に厳しい記述はなかった。「前以外見るな。横見たら逮捕してモンキーハウス(懲罰房)にぶち込む」みたいな話はない。何しろ、写真撮影OKという優しい世界だ。

リーフレット

リーフレットが配られていたので、貰った。へえええ、一つの軍艦に過ぎないのに、わざわざそれ専用のオリジナルリーフレットなんて作っているのか。

水力発電や原子力発電がある場所には、ものすごーく立派な「電気ができるしくみ」を紹介する施設が併設されているものだ。広報するのも大事なお仕事の一つ、というわけなんだろうが、それとこれとは同じ考えなのかな?

駆逐艦に、エンブレムが存在するというのも驚きだった。てっきり、金髪グラマーミニスカなアメリカン女性が色気振りまいているような絵が描かれていて、その横には轟沈させた船の数だけ星印がついている、みたいな下世話なものかと思ったのだが、もっと高尚な、誉れ高いものなんだな。

ちなみにこのエンブレム、艦名の由来にもなっているフィッツジェラルドさんの家紋なんだそうだ。

そんなフィッツジェラルドさんってどれだけの地位の人だったのよ、と調べたら、中尉だった。えっ、中尉?小隊長クラスの人?それでこんな立派な軍艦の艦名になるのだから、一体どんなすごい戦績を上げた人なんだ?どうやらベトナム戦争で功績があった方らしいが、詳細はしらん。

万国旗

間近に見るフィッツジェラルド。船の側面に八角形の鉄板のようなものが貼り付けてある。全部で4つ。これがイージス艦のイージスたらしめているレーダーらしい。えっ、あの板みたいなの、レーダーだったの?フェーズドアイ・レーダー、という名前なんだそうで。あのレーダーでガン見されたら、パンツの中までスケスケになっちゃったりするのだろうか。あ、それは単なる赤外線カメラだから全く違うか。

やっぱり「戦艦」というと、大砲がずらりと並ぶタイプのものを想像してしまう。しかしこのご時世、「大砲の弾が届いちゃう距離」まで敵に近づいたら、その時点で相手から攻められてしまうんだろう。見えない相手同士で戦うご時世。いずれ、ミノフスキー粒子が開発され、有視界下でないと戦えない時代に逆戻りでもならない限り、この流れは変わらないのだろう。

屋台が出ている

フェンスの先、まさにバース8の中でも屋台が出ていた。ドリンクなど簡易なものを売っている様子だ。ここでの収益は、乗組員たちのささやかなお小遣いにでもなるのかもしれない。

ここでビールを売っていたらさすがにアメリカさんパネエっすと驚いたが、乗船前でそんなものを売るわけがない。

いざ船内へ

船に乗り込む

フィッツジェラルドに乗船。

25mm機関砲

25mm機関砲がお出迎え。これまでのフレンドリーな装いはあくまでもポーズであり、あくまでもこの船は戦艦ってことだ。こんな機関砲のお世話にならないといけないくらい近距離まで敵が近づいている事態というのは相当やばいと思うんだが、海賊船とか洋上テロとか考えると、こういう装備も必要なのだろう。「うちは大陸間弾道ミサイル迎撃が得意なんで、ザコは相手にしないよ」とお高くとまっていたら、あっけなくゲリラに襲撃されて乗っ取られた、なんてありそうだ。

こんなむき出し状態だと、操作する人が敵から蜂の巣にされるやんけ!射撃手に任命された人、もうアカン!と思ったが、ちゃんと遠隔操作が出来るらしい。わざわざこの銃を手動で操作しなくて良いんだってさ。そりゃそうか。いまどきの重火器はそれくらいできて当然だよな。

写真がお出迎え

乗船してすぐのところに、この船のお偉いさんたちのポートレートが飾られていた。いかにもアメリカだなあ、と思う。誇りを持ってます!感バリバリ。みなさん正装してビシッと決めている。そして背後には星条旗。インスタグラムでフィルタを加えたような写真とは訳が違う。見ているこっちまで背筋が伸びる。やあやあみなさんお出迎えご苦労様です。

艦内を歩く

甲板に出るために、いったん艦内を通る。漫画「AKIRA」的な世界で、こういうところを歩くだけでもわくわくする。武骨な配管や壁が男の子心をくすぐるぜ。既に僕は男の子じゃなくなっているけど。

最近、アップルの影響でか、武骨というか殺風景なインテリアのカフェとか増えているけど、見よ、これがガチな武骨さだ!

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