日帰りで行くアメリカ旅行2【ヨコスカフレンドシップデー2014】

フードコート

フードコートに潜入してみた。

相変わらずものすごい人の数だ。屋台でステーキとかホットドッグを買うのも良いが、屋台のほとんどは「素人料理」だ。ここで「プロのアメリカ料理」を食べる、というのもそれはそれでいいものだと思う。

あと、なにはともあれ、冷房が効いている室内というのも大きい。いや、冷房はともかく、日差しが照りつけていないというだけでも価値がある。

フードコート

オールスタンディングの席だけど、みんな文句言わずに食べている。スタンディングの割には、テーブルの高さが低い。これだと、テーブルに体重を預けながらくつろぐことはできない。わざと居心地を悪くしておいて、「とっとと食べてさっさと立ち去れ」という方針なのかもしれない。

ソフトドリンクバー

店内には、大きなドリンクバーが備え付けられていた。フリードリンクだし、もともと客に渡されるカップはデカい。裏に仕込んでいる原液の樽とか、製氷機は日本のものよりはるかにデカくて強力なものだと思う。そうでないと、補充アンド補充で、店員さんが大変だ。

フードコート

ペーパータオルがものすごい量、スタンバイされていた。

この武骨さからも、「ああここは日本じゃないんだな」感が伝わってくる。いい悪いはともかくとして、日本の飲食店でこんなガツン感はない。

山積みフライドチキン

フライドチキンのお店は、何かトラブルが発生したのか?と疑いたくなるくらい、チキンが山積みになっていた。発注者が、鶏肉の在庫を一桁間違えていました、みたいな。

これだけチキンを揚げまくっても、売れるという確証があるということだ。このお店、今日一日で一年の売上げの10パーセントくらいは稼ぐんじゃあるまいか?

「とっとと今日売れる分を揚げちゃって、仕事終わらせて家に帰ろうぜ」

という話を示し合わせているんじゃあるまいか、と心配になる。それくらいの大量。これだけ積み上がったフライドチキンは、ビュッフェレストランであっても見たことがない。

Manchu WOK
Manchu WOK

中華デリのお店、「Manchu WOK」。アメリカ本土ではチェーン展開しているお店らしい。

むむ、なんか気になってきた。今ここで食べる気にはならないけど、お持ち帰りのお土産にするというのはありだな。そう、今この瞬間の胃袋は有限であり、その他の食べたいもの・やりたいことと天秤にかけつつ料理をチョイスしないといけないのだけど、ちょっと待って欲しい。家に持ち帰れば、もっとたくさんのエクスピリエンスがあなたを待っているということを忘れてはいないだろうか。

並べられた惣菜

そんなことを思えば、がぜんここでお持ち帰りしたくなってきた。そういう目線であらためてバットに並べられた料理の数々を眺めると、なんだかどれも魅力的に見えてきたじゃねえかこの野郎。

【後注】でも、今こうやって冷静になって写真を見ると、「わざわざ基地で買うほどのものじゃないよね」ということに気がついた。当時は基地内にいる、ということでテンションが上がっていたらしい。

テイクアウトは数品をチョイスできるコンボ、というのができるらしい。「Any 2 Item Plate」というものだと、チャーハンか焼きそばのどっちかを選び、さらにお好みのおかずを2品選んでね、というものだ。主食となる炭水化物料理を一品選んでからおかずチョイス、というのが面白い。欧米人には「主食」という概念がない、ということを聞いたことがあるが、ここにはちゃんとそれが存在する。

ただし、「白米を主食として食べる」という発想はさすがにないようだ。白米なんて味がなくて物足りないんだと思う。

テイクアウトした料理

で、僕はおかず2アイテムのテイクアウトを希望したんだけど、店員さんにうまく伝わらなかったようだ。焼きそばと、カレー味の牛肉炒めが入った弁当が出来上がった。いや、主食とおかずで合計2アイテムじゃなくて、主食に加えておかず2アイテムが希望だったんだけどなあ。まあいいか。

家に持って帰って食べたが、至って普通の味で文句なしだった。「うわあ大味!」とか「マズー」とかそういうネガティブな要素はなく、少し拍子抜けではあった。いやいやダメだってば、そうやってあら捜しばっかりやるような根性は良くない。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください