12:58
車道に出てきた。
小田代ヶ原の看板がお出迎え。
このあたりには人が大勢いて休憩している様子だった。
12:38
小田代ヶ原の脇を走る車道。ちゃんと舗装されている。
とはいっても一般車両の通行は禁止されていて、戦場ヶ原脇の赤沼茶屋から出る専用バスだけが通行することが許されている。このバスは中禅寺湖の最奥にあたる千手ヶ原に向かっている。
6月には千手ヶ原に九輪草という珍しい花が咲き、その花をひと目見ようと早朝からバス待ちの行列ができるらしい。バスに乗るお客さんが車を停めるので、赤沼の駐車場がいっぱいになることもあるとか。
小田代ヶ原にやってきて「秘境ムード」を満喫中の僕らにとって、そこからさらなる秘境に位置する千手ヶ原はとっても気になる存在だ。行けるときに行っておきたい、と思う。たとえ九輪草の時期でなくても。
しかし、地図で見ると近そうなのだけど、実際はかなり道中困難なようだ。バスだと赤沼茶屋から30分。小田代ヶ原からだと18分程度。
徒歩だと、小田代ヶ原から千手ヶ原までだいたい120分前後かかるようだ。えっ、2時間?まじで?途中藪こぎをしなくちゃいけないとか、ラッセルが必要というわけじゃないよな?
どうやら、道に結構な勾配があるらしい。あと、このあたりの広大な地形を地図で見ていると、遠近感が狂ってくる。近いと思ったら実は遠かった、というのは目の錯覚としてあるのだろう。
12:38
小田代ヶ原のバス停、そしてトイレ。
バス停には、林間学校で訪れたのか、小学生たちがたくさんいた。
12:40
時刻は正午を回ったことだし、お昼ごはんをここで食べることにする。
毎度おなじみ、賞味期限切れの災害備蓄用パン。
12:56
花を愛でる
12:58
トレイル再開。
千手ヶ原まで歩いていって、そこから中禅寺湖湖畔経由で竜頭の滝のバス停を目指すという選択肢は諦めた。それをやると、日光湯元に駐車している車に戻ってこられるのが17時過ぎになる。そのあと東京に戻ることを考えると現実的じゃない。レンタカーを返却しなくちゃいけないし。
12:58
車道から千手ヶ原の遊歩道に入るところには、回転式の柵が設置されていた。
このあたりも、鹿による被害が出ているのか。どこにでもいるな、鹿は。
13:03
杉林の中を歩く。まっすぐ伸びた幹を見上げるのが気持ち良い。
13:05
でも、こういうランダムに木漏れ日が地面に差し込む森のほうがもっといい。針葉樹林は何か寒々しい。
13:12
千手ヶ原を反時計回りで歩きながら、左側に見つつ前に進む。
(つづく)
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