ガパオごはん激辛。
うーわーあー。真っ赤な唐辛子がビシビシ載ってる。
これはすばらしい。見た目だけで言うなら、このイベントで食べた18種類の料理の中でもっとも毒々しく、辛そうに見える。とてもわかりやすい、「辛いぞ?食べたら痛い目に遭うぞ!」という警告ビジュアル。
実際、食べたら口の中がヒリヒリした。そうか、後になって気がついたのだが、こういうのはよくかき混ぜて食べないと。そのまま、唐辛子がどさっと載っているところにスプーンを突っ込んで食べてしまった。そりゃ辛いわけだ。
16軒目:幸永(韓国料理)
韓国料理の店、「幸永」。「辛さNO1」を豪語し、店頭に大きく掲示している。カスタマイズ可能な辛さの表示は「1辛、2辛」となっていて、他店のような「小辛、中辛、激辛」ではない。
・激辛冷麺
<Sサイズ>600円 <Mサイズ>1,000円
辛さ→ノーマル、1辛、2辛
・旨辛ホルモンMIX
1,000円
辛さ→ノーマル、1辛、2辛
一体どれくらい辛くできるのだろう?冷麺の場合はメニュー名が「激辛」を名乗っているので、どう調整しようと激辛からは逃れられないぜ、ということか。「ノーマル」を頼んだって、「激辛」のノーマルなのでやっぱり辛い・・・のか?
一方の「旨辛ホルモンMIX」は、「旨辛」と名乗っている。だから、「2辛」を頼んだとしても、「旨くて辛い」の範疇での2辛・・・なのか?
頼んでみないことにはわからない。
というわけで、激辛冷麺2辛。
見た目は大して辛そうではないし、キムチが入っていてそれで赤々としているのは他の冷麺だって一緒だろう。
念のためスープをゆすってみる。うん、スープがどろっとはしていない。唐辛子などの激辛要素をたくさん詰め込むと、スープがどろどろになりがちだが、ここのスープは普通の冷麺らしくすっきりしている。
激辛というメニュー名に敬意を表しながら食べてみるが、そこまでは辛くない。やはり、冷たい料理は味覚を感じにくいのだろう。そういえば、人間って痛い部分を冷やして痛みを紛らわすけど、それと一緒だ。辛さ=痛覚なわけであり、冷たい激辛料理だと、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような状況なのかもしれない。
17軒目:エチオピア(カリーライス専門店)
エチオピアといえば神田神保町にある70倍カレーの名店。昨年、このイベントで食べたし、その後「激辛カレー十番勝負」企画でも食べた。さすがに70倍ともなれば、尋常ではない辛さだ。
・チキン野菜カリー
<Mサイズ>
1,000円
辛さ→0倍、3倍、20倍、70倍
・チキンカリー
<Sサイズ>600円 <Mサイズ>800円
辛さ→0倍、3倍、20倍、70倍
・野菜カリー
<Mサイズ>
800円
辛さ→0倍、3倍、20倍、70倍
・タンドリー風から揚げ
600円
野菜カリーを頼んだので、今年はチキンカリーにすることにした。
屋台前のカウンターには、辛さの基準となる紙がおいてあった。
0倍だと「中辛」、3倍だと「辛口」、20倍で「激辛」、70倍で「極辛」だそうだ。辛いカレーといえば、グリコが出しているレトルトカレー「LEE」がおなじみだ。あれは30倍までしかないわけだが(夏になると、辛さ増強ソースが30倍に添付され、合計45倍にできる)、70倍って突拍子もない数字だ。本当に、通常よりも70倍の辛味スパイスを投入しているのだろうか?
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