美術館、博物館、アートギャラリーなどに関する話題。
-
デザイン物産 2014@d47 MUSEUM
d47 MUSEUMはいつも独創的な着眼点で地方を切り取ってくれて面白い。 大抵、1都道府県のみを紹介する新刊雑誌が発売になるタイミングで、その特集自治体の物産を紹介する展覧会をやっている。 しかし今回は、「デザイン物産2014」として、47都道府県それぞ... -
びのこづさいぼー:ひびのこづえ+にほんごであそぼ のしごと@ギンザ・グラフィック・ギャラリー
わけのわからん名前の展覧会があるぞ、ということで行ってきた。 入場無料だし。 中身がさっぱりわからないまま中に入ってみたら、「にほんごであそぼ」というEテレの子供向け番組のアートワークを展示する、というものだった。 子供が居ない僕にとっては... -
JR展@8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery
別に鉄道会社の展覧会ではない。 JR、というアーティストの作品展示だ。 この人は、貧困とか格差といった社会のゆがみを写真で撮影し、それをものすごく拡大して印刷し、町中の壁なんかに貼るという活動をやっている。 日本でも、東日本大震災で陸に打ち上... -
二人のホドロフスキー 愛の結晶@アツコバルー arts drinks talk
映画監督のホドロフスキーが、夫婦で描いた絵を公開。 ・・・といっても、ホドロフスキーって誰よ。知らない。 現地で、幻の映画「デューン」の構想を持っていた人だと知った。 この「デューン」は結局制作されることはなかったけど、「スター・ウォーズ」... -
だまし絵II 進化するだまし絵 Visual DeceptionII Into the Future@Bunkamura ザ・ミュージアム
この日の朝、テレビのワイドショーで紹介されていたのでやばいなーと思っていたのだが、行ってみたら案の定鈴なりの人。 夏休みということもあって、子供連れがとても多い。 だまし絵は、ある特定の角度から見たら違った見え方がする、という性質の物が多... -
KINFOLK The Shared Table featuring Carissa Gallo & Laura Dart@DIESEL ART GALLERY
アメリカのライフスタイル誌『KINFOLK』による写真展。 KINFOLKは、余白の多いオサレ雑誌。写真と、ちょっとした文字と、大量の余白。そんな雑誌というのが僕の印象。 「心地よい、ゆったりとした、楽しい、魅力的な時間」 というのをテーマにした雑誌だけ... -
草間彌生 とこしえの愛の部屋 写真展 ベンジャミン・リーが撮る、草間彌生宇宙@EYE OF GYRE
アーティスト草間彌生の写真を、ポートレート写真の大御所ベンジャミン・リーが撮影したという展覧会。 草間彌生といえば、水玉模様のカボチャが有名だけど、それ以外は知らない。 今回、初めてそのご尊顔を見て、「無愛想な樹木希林」という印象をもった。... -
Nick Walker 来日イベント@URBAN RESEARCH 渋谷店
ステンシルアートで名が知られる、ニック・ウォーカーの作品展示。 展示されている「アーバンリサーチ」というのはお洒落な服を売っているお店だが、僕はそっち方面は全然疎いので服を見向きもせずにアートだけ鑑賞。 ステンシルアートとは、切り抜いた型の... -
橋本コレクション 指輪@国立西洋美術館
そもそも身につける装飾品が好みではない 完全に薄ら笑いを浮かべながらの、観賞。 同行者も、「これは見なくていいんじゃないか」と美術館を素通りしようとする中、「まあ折角だから」と無理に入る。 わーすごいですねー 以上。 展示の後半では、昔のヨー... -
太古の哺乳類展 日本の化石でたどる進化と絶滅@国立科学博物館
昔から、「恐竜展」の類は好きじゃなかった。 骨格標本が陰気くさいのと、だからなんなんだ感が強かったからだ。 今回、いろいろな象の骨格標本を見た。既に絶滅したものだという。 日本にも象がいた、というのは野尻湖のナウマン象などで知られているが、... -
メトロポリタン美術館 古代エジプト展 女王と女神@東京都美術館 企画展示室
この夏、上野の美術館博物館は、見事に僕の興味から外れる「微妙な」展示が行われている。 一人じゃいまいち見に行きたい気分にはなれなかったけど、同行者が見つかったので駆け足のハシゴで見て回ることにした。 1つめ。古代エジプトの展示。 古代エジプ... -
能面と能装束 ーみる しる くらべるー@三井記念美術館
能で使われるお面、というのは無表情だし、不気味な印象がある。 展示では、そんな先入観を見越して「そんなことはないですよー、見る角度、光の加減で表情はがらっとかわりますし、いろいろバリエーションもあります」と教えてくれる。 でもやっぱり、「1...