美術館、博物館、アートギャラリーなどに関する話題。
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コメ展@21_21 DESIGN SIGHT
コメをテーマにした展示。 これまで、農協など「生産者」側の立場で類似のものはたくさんあったと思うが、デザインやアートという観点で、赤の他人がコメを表現するというのは面白い試み。 コメ一粒に文字を書いてみる、とかコメ遍の漢字を集めて、コメみ... -
こども展 名画にみるこどもと画家の絆@森アーツセンターギャラリー
作家を特集する展覧会は多いし、「○○派」のようにその時代の特徴的な傾向の作品を集めた展覧会も多い。 しかし、今回のように、ある特定の画題をテーマにした展覧会というのは、あまり多くない気がする。 さまざまな時代、作家、国を横断して展示物をピッ... -
イメージの力 ―国立民族学博物館コレクションにさぐる@国立新美術館
民俗学は好きではない。なんか、よくわからないし、呪術的だし。 そういう印象がある中、訪れた展覧会。 日本国内の、よその「博物館」のものを「美術館」で展示するというのが面白い。 案の定、黒っぽい木彫りの、念がこもりまくった像がたくさんある。ア... -
ノリタケミュージアム
世界的にも知名度が高い陶磁器メーカー、ノリタケの作品が展示されているミュージアム。 建物の1階、2階が来場者向けに公開されている工房で、3階、4階がミュージアムになっている。 工房では職人さんがまさに絵付けなどを行っていて、それを間近で見られ... -
Carving Exhibition III@ノリタケの森ギャラリー
陶磁器メーカーのノリタケが名古屋で運営するギャラリー。 特に自社製品とは関係なく、アートを展示している。 この日はカービングの展示だった。 カービング、というとスキー板のことしか思いつかなかったが、日本語に訳すと「彫刻」という意味になるらし... -
安井真衣子・木村洋子 陶展 青と赤の形@ノリタケの森ギャラリー
陶器の展示。 日常的に使えるような器がいろいろ展示されていた。 しかし、さすが展覧会を開くだけあって、一ひねり加わった味わいのある作品。 平皿を前に、 「これ、家で使うんだったら何を盛る?」 なんて仲間で議論をするのが、楽しい。用の美、という... -
トヨタ博物館
愛知県にあるトヨタ自動車による自動車博物館。 トヨタの車だけを紹介するのではなく、世界の名車を展示している。 そこそこ広いのだが、「世界の名車」を対象とするならこれでも狭いくらい。 この日は特別展として、車のエンブレムについて紹介されていた... -
のぞいてびっくり江戸絵画@サントリー美術館
江戸時代後期は、遠近法が海外から輸入されたのをはじめとし、顕微鏡などいろいろな視覚効果が日本に導入された。 そういった「最新技法」を取り入れた絵を紹介する、という企画展示。 印象が薄かった。 一番印象に残っているのは、サントリー美術館の会員... -
中村一美展@国立新美術館
例のごとく内容を全く知らないまま会場内に突撃して絶句。 なんだこりゃ。 巨大なカンバスに、意味不明な色がぐちゃー。 抽象画、というか、もう「適当にペンキぶちまけました」としか言いようがない。 こういうのは僕は嫌いだ。意味不明なものを意味あり... -
第2回 漫画家による仏の世界展@増上寺 本堂下三縁ホール
増上寺の本堂地下にホールがあり、そこで漫画家が描いた仏様の絵の展覧会が行われていた。 さいとう・たかをが仏を描いたらゴルゴになるし、赤塚不二夫(のプロダクション)が描いたらレレレのおじさんになる。 いろいろな漫画家が、「自分が考える仏の姿」... -
特別展「医は仁術」@東京国立科学博物館
わかりやすく言うと、杉田玄白らの「解体新書」的な話と展示。 江戸時代の解剖図などが多数展示されている。 女性は、「グロい・・・」と絶句していた。見方によっては、確かにそうだ。 「写実的すぎないからまだ良かったけど、これ以上写実的だったら夜眠... -
法隆寺-祈りとかたち@東京藝術大学大学美術館
法隆寺が長らく保持してきた、仏像や仏画の至宝を公開する展覧会。 国宝もあるし、重文クラスならゴロゴロ。 これまでの半年間、結構美術品は見てきたけど、仏教系のものは殆ど見ていない。 そのせいもあって、目の前の展示についてどう楽しんでいいのか、...