美術館、博物館、アートギャラリーなどに関する話題。
-
爆発した芸術を散歩する
トーキョーワンダーウォール公募2014入選作品展@東京都現代美術館
若手作家たちの最新作品が1点ずつずらりと並ぶ展示。 これがかなり面白かった。 2014年製作の作品が中心。だから、作家が感じている「今」というのを、自分自身も共有しているというのがいい。 過去の作家の作品を見る際、どうしても「当時はこういう画風... -
爆発した芸術を散歩する
バルテュス展@東京都美術館
二日連続でバルテュス展。 たまたま、昨晩、BS日テレで放送されている「ぶらぶら美術・博物館」がバルテュス展をとりあげていた。 この番組は山田五郎とおぎやはぎが、開催中の美術館などを見に行って実際に展示されている作品を鑑賞する、というもの。 オ... -
爆発した芸術を散歩する
バルテュス展@東京都美術館
「20世紀最後の巨匠」とピカソが絶賛したというバルテュスの大回顧展。 そんなスゲー人なのに、名前すら聞いたことがない。 パンフレットや看板には、パンチラ・・・というよりパンモロ状態でうたた寝している女の子の絵。 エロくはないが、かといって看過... -
爆発した芸術を散歩する
ジャック・カロ―リアリズムと奇想の劇場@国立西洋美術館
エッチングの作家、ジャック・カロの展覧会。 ・・・全然面白くない。同行していた友達も同意見で、お互い顔を見合わせてうなずいたあと、ペースアップしてざーっと流して見て終わりにした。 非常に精細な絵を描いている。すごいと思う。 でも、小さい絵で... -
爆発した芸術を散歩する
河村康輔 Sandy@TETOKA
神田で、コラージュアーティスト河村康輔の個展が開かれるというので、行ってみた。 お店の前で立ち尽くす。えーと、ここって喫茶店?居酒屋?古道具店? 時々、カフェの一角でアートを展示しているんです、というのに出くわすが、今回がまさにそうだった... -
爆発した芸術を散歩する
タムくんの「マムアンちゃん、ただいま!」展@KIDO Press
「マムアンちゃん」の展覧会が開かれているというので、清澄白河のKIDO Pressへ。 KIDO Pressはリトグラフの制作を行っているところで、僕が所有しているマムアンちゃんの絵は、ここで刷られたものだ。 地図に従って現地に行ってみると、大きな倉庫ビルだ... -
爆発した芸術を散歩する
LITTLE AKIHABARA MARKET ―― 日本的イコノロジーの復興@ROPPONGI HILLS A/D GALLERY
カオス*ラウンジによる展覧会。 「LITTLE AKIHABARA」というフィクション内におけるコミックマーケットをテーマにしたインスタレーション。 アニメや漫画のキャラクターがびっしり描かれている絵はポップだが、よく見るといろいろそれ以外の人も混じってい... -
爆発した芸術を散歩する
コメ展@21_21 DESIGN SIGHT
コメをテーマにした展示。 これまで、農協など「生産者」側の立場で類似のものはたくさんあったと思うが、デザインやアートという観点で、赤の他人がコメを表現するというのは面白い試み。 コメ一粒に文字を書いてみる、とかコメ遍の漢字を集めて、コメみ... -
爆発した芸術を散歩する
こども展 名画にみるこどもと画家の絆@森アーツセンターギャラリー
作家を特集する展覧会は多いし、「○○派」のようにその時代の特徴的な傾向の作品を集めた展覧会も多い。 しかし、今回のように、ある特定の画題をテーマにした展覧会というのは、あまり多くない気がする。 さまざまな時代、作家、国を横断して展示物をピッ... -
爆発した芸術を散歩する
イメージの力 ―国立民族学博物館コレクションにさぐる@国立新美術館
民俗学は好きではない。なんか、よくわからないし、呪術的だし。 そういう印象がある中、訪れた展覧会。 日本国内の、よその「博物館」のものを「美術館」で展示するというのが面白い。 案の定、黒っぽい木彫りの、念がこもりまくった像がたくさんある。ア... -
爆発した芸術を散歩する
ノリタケミュージアム
世界的にも知名度が高い陶磁器メーカー、ノリタケの作品が展示されているミュージアム。 建物の1階、2階が来場者向けに公開されている工房で、3階、4階がミュージアムになっている。 工房では職人さんがまさに絵付けなどを行っていて、それを間近で見られ... -
爆発した芸術を散歩する
Carving Exhibition III@ノリタケの森ギャラリー
陶磁器メーカーのノリタケが名古屋で運営するギャラリー。 特に自社製品とは関係なく、アートを展示している。 この日はカービングの展示だった。 カービング、というとスキー板のことしか思いつかなかったが、日本語に訳すと「彫刻」という意味になるらし...