美術館、博物館、アートギャラリーなどに関する話題。
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江戸妖怪大図鑑@太田記念美術館
浮世絵専門の美術館だが、一体この一年で何回足を運んだことか。 浮世絵は大胆な色使いと独創的な構図で、見ていてとても面白いものだ。 とはいえ、歴史の教科書的でありつまらないものも多いけど。 今回は、オカルトをテーマにした展示。 会期を3つにわけ... -
D[diː] Harmony / my melody, your melody(ハーモニー/私とあなたのための旋律)@hpgrp GALLERY TOKYO
イラストレーターなど多角的な創作活動をやっているD[di:]の個展。 いけばなでおなじみ、小原流のビルの地下にギャラリーがあるのには驚いた。 スペースとしては狭い。 淡い青緑色の絵。白く浮かび上がる文字。 ぼんやり感が心地よい。 (2014.08.24) -
原点を、永遠に。@東京都写真美術館 地下1階 展示室
清里フォトアートミュージアム、というのがあるらしい。 この施設の面白い取り組みは、「ヤング・ポートフォリオ」といい、優秀と認めた35歳以下の写真家の写真を「継続して、複数枚買う」、というものだ。 コンテストとしてではなく、収蔵作品として「買... -
涼風献上 ー絵とやきもので暑中お見舞いー@根津美術館
山種美術館も不便だが、根津美術館も不便だ。 表参道駅から徒歩10分弱。 表参道自体が、決して便利なところではないので行くとなれば重い腰をあげなければならない。 金曜日は21時まで開館、などとサラリーマン向けの開館時間にしてくれればありがたいのだ... -
水の音@山種美術館
山種美術館は、恵比寿駅からてくてく10分以上歩いていくことになる。 坂の上にあるし、ちょっと面倒だ。 毎回、刺激的な展示会名をつけてくるので気になるのだが、展示スペース自体はあまり広くなく、道中の面倒臭さを勘案していくべきかどうか悩ましい。 ... -
Kosuke KAWAMURA 10th ANNIVERSARY Monsters@KATA
コラージュアーティストKosuke KAWAMURAの展示会。 「あ、これ、見たことある!」 6月、神田のTETOKAで見た。あのときは「河村康輔 Sandy」という展示会名だったけど。 こうやって、「以前見たことがある、覚えているぞ!」という作家さんの作品に偶然出会... -
Now, If, What, Then ‘Farming Tokyo ーみんなとつくるまち’ スティーヴン・ムシン展@スパイラルガーデン
オーストラリア人アーティスト、スティーヴン・ムシンの個展。 環境を意識したドローイング。 絵本のようなイラストが並ぶ。 食物連鎖や、自然エネルギーの活用などの夢想的アイディアをイラストにしていて、実現性はともかくとしてわくわくさせられる。 ... -
寅さん記念館
日本映画の代表格でもある「男はつらいよ」は殆ど見た事がない。 観光バスだったか、夜行バスだったかのテレビでビデオ上映されていたのを何度か見た程度だ。 ああいうドラマものは苦手だ。 だから、寅さん記念館に行ってもなぁ・・・と思ったのだが、これ... -
不思議な動き キネティック・アート展@損保ジャパン東郷青児美術館
格子状の線とか、渦巻き状の線をしばらく眺めていると、ぐるぐると回転して見えたり横に動いて見えたりすることがある。 そういう視覚の混乱を敢えてアートとして作品化したのが「キネティック・アート」だ。 前日、だまし絵の展覧会に行ったばかりだけど、... -
攻殻機動隊大原画展@西武池袋本店 別館2階
アニメ好きというほどではないのだが、昔から攻殻機動隊は好きで、原作漫画をはじめとして、映画版の設定資料集なんかも持っている。 ただし、テレビアニメ版はざっと一通り見た程度でさほど思い入れはないし、イノセンスはコピペ合戦みたいなやりとりが好... -
Mare e Bosco(マレ エ ボスコ)~海と森~ minä perhonen@PASS THE BATON OMOTESANDO
「1735年創業のイタリアの食器ブランド『リチャード ジノリ』の食器をキャンバスに、可愛らしいモチーフが描かれる。」 といったものが展示販売されるというので見に行ったが、ぴくりとも欲しいと思わなかった。 カップ類に求めるものは人それぞれだけど、... -
人造乙女博覧会Ⅳ@ヴァニラ画廊
これまでもマニアックなテーマで唸らせてきたヴァニラ画廊。 銀座の雑居ビルの地下二階にひっそりある、というその立地もマニアックで、目が離せない。 そんなヴァニラ画廊が今回開催したのが、ラブドールの展示だ。 ラブドールと言えば聞こえがいいが、日...