12:47
いしがスノーチューブをやりたい、というので改めてチケットを買って弊息子タケと滑りに行った。
「レースが終わったら、ヘトヘトでもう何もする気力がない」というほど消耗しないのが、「のっとれ!松代城」の楽しいところだ。疲れすぎないけれど、満足感はものすごい。なにしろ、ゴール地点は景色の良い山の上だし、お城が待ち構えているし。
楽しそうに二人は雪の上を滑っていた。
13:03
バルーンアートを子供向けに無料で提供してくれるブースがあったので、僕らは列に並んでバルーンアートを作ってもらった。
風船の色を選ぶ時、タケは「うーん」と悩んで、その結果何本も風船を取ろうとしていた。違う違う、悩んだ末に1本を選ぶんだ。
細長い風船で犬を作ってもらった。
こういうとき、まだタケはニコニコと嬉しそうにはしない。彼は新しいおもちゃを入手すると、ものすごく真面目な顔になってそのおもちゃと向き合う。しかめっ面をすることもあるくらいだ。だから、傍から彼を見ると、喜んでいるのか不満なのか、とてもわかりにくい。
真面目な顔をしているから大満足なのかというと、そうでもない。すぐに気が散るので、せっかく渡したおもちゃがなかったことにされてしまうことが多い。子どもは本当に扱いづらい。
ちなみにこのバルーンアート、タケが触っているうちにパーンと音を立てて割れてしまった。親子ともにびっくりして、顔を見合わせてしまったくらいだ。割れたことでタケは泣くかとおもったが、びっくりしちゃって、泣くという行為をすっかり忘れてしまったようだ。
13:14
家族3人が揃ったところで、改めてお昼ご飯を食べることにする。夫婦で手分けして、屋台に買い出しに出かける。
しかし、すでにこの時間になると商品が売り切れていたり、長蛇の列ができていたり、なかなか気軽に食べ物を買えない状況になっていた。なにしろ、例年より人数が少ないとはいえ、250名前後のレース出場者が会場に戻ってきている。
そして、屋台で料理を作っているのは、飲食屋台のプロではない。地元有志や地元のお店が出店しているので、マクドナルドのようにオーダーが入ってからテキパキと料理が用意される仕組みにはなっていない。料理を待つ行列に並ぶと、結構な時間がかかってしまう。
あと、屋外ということもあって、家族3人が落ち着いて食事を食べる心の余裕があまりない。
バギーをはじめ、持ち運んでいる荷物が多いし、2歳のタケは動き回って落ち着きがない。
なので、唐揚げや肉まんといった、手でつまんで食べられるものばかりを買ってくることになった。
13:27
今回のために導入された長靴がとても気に入り、普通の靴に履き替えるのを断固拒否し長靴を抱きかかえるという強硬策に出たタケ。
なぜ子どもは長靴が大好きなのだろう?
13:44
会場内に大きな音楽が流れ出したと思ったら、レースを終えた選手たちの凱旋入場が始まったのだった。えっ、うそ?もう開始なの?
レースに出場したいしはまだこっちにいる。完全に油断していた。本当はあっちにいないといけないのに。
選手たちの先頭を進む、村山統括軍師殿。
軍師殿を見送ったところで、いしは脇から選手たちの隊列に紛れ込む。
13:47
選手が凱旋入場を終え、選手がステージ前に集まったところで表彰式がはじまる。
勇壮な音楽が流れ、みんなが誇らしげに入場している様子を見たタケは楽しい気持ちになったらしい。笑顔で拍手を送っていた。
13:53
表彰式が始まった。
上位入賞者は次々読み上げられ、壇上に上がっていく。
今年は儀式の簡略化と時間短縮が徹底されていた。昔は一人ひとり、表彰状を読み上げていたものだが、今年は殆どそれが省略された。
また、表彰された人は壇上の椅子に座って表彰式が終わるまで壇上に留まるのが例年のやり方だったが、今年は表彰状を受け取るとすぐにステージがから下がる、という運用になっていた。表彰された人がたくさん壇上に密集している状態を作りたくなかったのだろう。
(つづく)
コメント
コメント一覧 (11件)
エントリーしようかどうしようか思案した結果、今年ものっとれ!に馳せ参じることに決めました。
2023年はいしが出走しましたが、2024年はおかでんが出走します。(いしは弊息子タケと会場で過ごします)
今後、1年おきに夫婦が交代で走ることにしてはどうか、と考えています。
小さい子どもがいる家族が手軽に泊まれる宿が十日町にはないのが悩ましいところです。
結局、今年もお隣の六日町市に宿をとることになりました。