美術館、博物館、アートギャラリーなどに関する話題。
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爆発した芸術を散歩する
『そこまでやるか』壮大なプロジェクト展@21_21 DESIGN SIGHT
21_21 DESIGN SIGHTは、面白い着眼点で、デザインを意識した展示を常に行っている。 しかし狙い過ぎて、タイトルの割にはいまいち面白くないときがあるし、単に自分の興味関心とスウィングしないこともある。 今回も、そんな感じ。 「でかい布で池を覆い尽... -
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ジャコメッティ展@国立新美術館
やたらとひょろ長い人物彫刻を作る人。 存在すら知らなかったが、言われてみればこの作品は見たことがあるかもしれない。 「なんじゃこりゃ?」という、デフォルメされまくった作品だけど、見ているとちゃんと躍動感があるし、作品がモノを語ってくる。か... -
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ベルギー奇想の系譜 ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで@Bunkamura ザ・ミュージアム
ベルギーの「変な絵」を中心に紹介する企画展。 変な絵、とバッサリ表現してしまうのはよくないのだけど、「なんじゃこりゃ?」という雑魚キャラが絵にたくさん登場していて、見ていて楽しい。 ヒエロニムス・ボスの絵やピーテル・ブリューゲルの絵は、あ... -
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大原美術館
暇だったので大原美術館に行ってみた。 常設展が主体の美術館なので、毎度訪れても同じ絵がお出迎えしてくれる。代わり映えしない光景だけど、変わらない絵を毎回見るというのもいいものだ。自分の心境の変化に気付かされる。 改めてこの美術館の収蔵作品... -
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tenten てきすたいる@倉敷公民館
倉敷公民館には初めて入ったのだが、そこの一室で岡山県立大学デザイン学部の4年生が展覧会を開いていた。 どうせ暇だし、見せてもらうことにした。 立体的なものから平面的なものまで、いろいろな作品がある。 アート作品・・・というより、もっと実用的... -
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廣瀬智央 / 個展「森のコスモロジー」@8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery
たまたま訪れたときが展覧会初日で、オープニングレセプションの開催中だった。 小規模のギャラリーでは、この「オープニングレセプション」という名のパーティーをよく開催している。何をやっているのかよく知らないのだが、アーティストが在廊していて、... -
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NIPPONの47人 2017 これからの暮らしかた – Off-Grid Life -@d47 museum
エコとかいうのは、人類が取り組まなくちゃいけない大事なテーマだと思う。 しかし、エコを推進することの「ダサさ」もある。 これはエコ推進者の身から出たサビで、エコロジーに気を配っている私ってサイコーーーー!っていう鼻持ちならさがあったり、宗... -
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NO JOKE Roger Ballen + Asger Carlsen@DIESEL ART GALLERY
NYとヨハネスブルグに住む二人の写真家が、チャットで作品を交換しあいながらお互いにコラージュしまくった作品を展示している。 ポスターを見ての通り、人体に「いびつな肉塊」が合成されていたり、絵が描き込まれていたり、グロテスクだ。 どこまでが現... -
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日本の家 1945年以降の建築と暮らし@国立近代美術館
建築関係の展覧会はとても面白い、というのをこれまで何度となく言ってきたが、残念ながら建築をテーマとした常設の博物館・美術館は少ない。あっても床面積が小さかったりする。 おそらくニーズが少ないんだと思う。 チマチマした設計図や模型を見て喜ぶ... -
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アートイルミネーション 和のあかり☓百段階段2017
目黒に、「目黒雅叙園」という豪華絢爛なホテル&結婚式場がある。 その豪華さというか、ケバさについては特に有名で、見る人を圧倒するというより呆れさせるレベルだという。 一度も訪れたことがなかったのだけど、今回初訪問。 で、案の定呆れた。 なん... -
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「ATM tempo I/II/III セロニアス・モンクに捧ぐ」エマニュエル・ソーニエ展@銀座エルメス フォーラム。
19時前の銀座5丁目・6丁目界隈を歩いてみると、案外楽しいものだと気が付いた。 すらっとしてびっくりするくらい綺麗な女性が、颯爽とタクシーから降りてくる。どうやら、この界隈のクラブのホステスさんなのだろう。 若干露出が多めということもあり、遠... -
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「第11回 shiseido art egg」展 沖潤子展<刺繍>@資生堂ギャラリー
昔はガッチガチに都内の展覧会情報を調べ、綿密にスケジュールを立てて動き回っていたものだ。しかし最近はすっかり情報調査がおろそかになっていて、聞いたこともないような小規模ギャラリーに踏み込むようなことは少なくなった。定番ともいえるギャラリ...