美術館、博物館、アートギャラリーなどに関する話題。
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トリックアート美術館
高尾山口の駅前にある。ここにやってくるときは、高尾山に用があるときに限る。 一目散に山に向かっていくので、施設の存在は目に留まっていても、一度たりとも中に入ったことがなかった。 観光地に時々見かける施設。目の錯覚を利用した、平面画なのに立... -
火山科学館
有珠山の火山噴火について紹介している施設。 コンパクトな展示会場の大半を、3面ディスプレイによる映像劇場に割いている。 入館料をしっかり取るので不思議だったが、映像は大変に興味深かった。2000年に噴火があったばかりなので、さまざまなデータや映... -
白い恋人パーク
入場料を取る、工場見学施設。買い物だけなら、入場無料。 ハウステンボスとか、今は亡き岡山県の「倉敷チボリ公園」を思い出させるつくりの建物。 入場料を払って中に入るが、大して見どころなし、と僕は思った。お金を払った価値は、僕には感じられなか... -
宇野亞喜良展「メルへニズム」@ROPPONGI HILLS A/D GALLERY
憂いを帯びた瞳、長くて黒々とした下まつげ。耽美の世界の女性たち。そういう絵と、彫刻が並ぶ。 名前からして、この人は男なのか女のかわからなかったが、「あきら」と読んでれっきとした男性だった。 1934年生まれの大御所。すいません、不勉強で。 近年... -
サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで@森美術館&国立新美術館
時間があったので、六本木界隈のギャラリーをざくーっと総なめにしてみる。 ただし美術館やギャラリーというのは会期というものがある。行ってみたら閉まってました、ということはザラ。この日も、合計5つのギャラリーと美術館に振られつつ、それでも六本... -
『そこまでやるか』壮大なプロジェクト展@21_21 DESIGN SIGHT
21_21 DESIGN SIGHTは、面白い着眼点で、デザインを意識した展示を常に行っている。 しかし狙い過ぎて、タイトルの割にはいまいち面白くないときがあるし、単に自分の興味関心とスウィングしないこともある。 今回も、そんな感じ。 「でかい布で池を覆い尽... -
ジャコメッティ展@国立新美術館
やたらとひょろ長い人物彫刻を作る人。 存在すら知らなかったが、言われてみればこの作品は見たことがあるかもしれない。 「なんじゃこりゃ?」という、デフォルメされまくった作品だけど、見ているとちゃんと躍動感があるし、作品がモノを語ってくる。か... -
ベルギー奇想の系譜 ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで@Bunkamura ザ・ミュージアム
ベルギーの「変な絵」を中心に紹介する企画展。 変な絵、とバッサリ表現してしまうのはよくないのだけど、「なんじゃこりゃ?」という雑魚キャラが絵にたくさん登場していて、見ていて楽しい。 ヒエロニムス・ボスの絵やピーテル・ブリューゲルの絵は、あ... -
大原美術館
暇だったので大原美術館に行ってみた。 常設展が主体の美術館なので、毎度訪れても同じ絵がお出迎えしてくれる。代わり映えしない光景だけど、変わらない絵を毎回見るというのもいいものだ。自分の心境の変化に気付かされる。 改めてこの美術館の収蔵作品... -
tenten てきすたいる@倉敷公民館
倉敷公民館には初めて入ったのだが、そこの一室で岡山県立大学デザイン学部の4年生が展覧会を開いていた。 どうせ暇だし、見せてもらうことにした。 立体的なものから平面的なものまで、いろいろな作品がある。 アート作品・・・というより、もっと実用的... -
廣瀬智央 / 個展「森のコスモロジー」@8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery
たまたま訪れたときが展覧会初日で、オープニングレセプションの開催中だった。 小規模のギャラリーでは、この「オープニングレセプション」という名のパーティーをよく開催している。何をやっているのかよく知らないのだが、アーティストが在廊していて、... -
NIPPONの47人 2017 これからの暮らしかた - Off-Grid Life -@d47 museum
エコとかいうのは、人類が取り組まなくちゃいけない大事なテーマだと思う。 しかし、エコを推進することの「ダサさ」もある。 これはエコ推進者の身から出たサビで、エコロジーに気を配っている私ってサイコーーーー!っていう鼻持ちならさがあったり、宗...