美術館、博物館、アートギャラリーなどに関する話題。
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天才陶工 仁阿弥道八@サントリー美術館
陶芸家仁阿弥道八の作品がずらりと並ぶ展覧会。 いろんな作家さんの作品が並ぶ展覧会だと、それぞれの時代背景だのなんだの、頭でっかちな知識が沢山くっついてくるので面倒臭い。 作品に集中できない。 その点、今回のように特定の作家さんにスポットを当... -
P to P STORE Problem to Product Exhibition Store -47都道府県の地域問題から生まれた製品-@d47 MUSEUM
地域が抱える問題(山の荒廃や後継者不足、文化の衰退など)を消費で解決しよう、ということで47都道府県の伝統工芸品などがずらりと並び、実際に手に取り買うことができる展示会兼即売会。 さすがd47的観点、という商品選びで面白い。 ただ、伝統工芸品って... -
紅と白の縁起物 とらや東京ミッドタウン店ギャラリー 第33回企画展
とらやといえば羊羹屋のイメージが強いけど、いろいろ扱っているんだなと感心させられた。 普段このお店に足を踏み入れることなんて、ないから。 東京ミッドタウン店には、和菓子を売っているカウンターの傍らにちょっとしたスペースがあり、そこで「紅白... -
伊東豊雄展 台中メトロポリタンオペラハウスの軌跡 2005-2014@TOTOギャラリー・間
チューブをくっつけまくった形をした、ものすごく不思議な形をした歌劇場。 その企画段階からコンペ、建築までの流れを10年にわたって展示してある。 建築の展示は面白い、ということはここ最近僕が強調していることだが、まさにこれもそう。 模型が展示さ... -
和田 的 陶展 @LIXILギャラリー3
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「クリエイションの未来展」 第2回 「宮田亮平展 -海へ-」@LIXILギャラリー2
ひねくれ者の僕にとって、「イルカ」という素材はとても微妙に見える。 その無駄のない流線型フォルム、そして高い知能。 素敵な生き物だとは思うが、イルカをネタにすりゃなんかカッコいいよね、的な安易さを感じてしまう。 いや、ひねくれた発想だとわか... -
タイルが伝える物語-図像の謎解き- 展@LIXILギャラリー1
さすが前身がINAXな会社なだけある、古今東西のタイルアートを展示するなんて面白い試みだ。 聖書の有名な場面をタイル絵にしているものなど様々。 「まあ、タイルに描かれる絵だから、漫画絵としても稚拙なものだよね・・・」 と最初は油断していたが、何... -
雪と月と花 国宝「雪松図」と四季の草花@三井記念美術館
肝心の国宝「雪松図」屏風が入り口入ってすぐのところに飾ってあって「なんと大胆な」と驚いたが、デジカメによる複製品だった。 本物は会期後半で展示するんだと。 さすがにそうだよね、メインイベンターを前座で出すわけがない。 日本の四季を取り入れた... -
いろは展@東京ミッドタウン デザインハブ
東京ミッドタウンの中に「デザインハブ」というスペースがある。 そこでいろいろデザイン系の展示をやっているというので行ってみた。 ・・・あー、よくわからなかった。 デザインって、コンセプトとか「デザインの背景にあるもの」が大事だと思うのだけど... -
清川あさみ個展 TOKYO モンスター@パルコミュージアム
写真に刺繍を施すコラージュアーティスト、清川あさみの個展。 ついこの前も同じ場所で個展をやったばかりなので、パルコと仲が良いのか、人気が高いのかどっちかなのだろう。 今回の個展は、90年台にいた、アバンギャルドなファッションをした道行く若者... -
チューリヒ美術館展@国立新美術館
作家ごとに部屋を仕切って展示してあり、面白い見せ方。 やはり、一人の作家の作品をいくつも見て、なるほどこういうことかという納得感がある。 ただ、この日は何か集中力が欠け、殆ど素通りだった。 ホドラーの作品はインパクトがあり、結構魅入ってしま... -
DOMANI・明日展@国立新美術館
チューリヒ美術館展を見に行った際、たまたま発見した展示会。 折角なので入ってみた。 そういえば昨年も見たなあ、と1年前を振り返る。あの頃は若かったな、なんて年甲斐もなく思う。 DOMANIは、文化庁が奨励金を出して、次世代の作家に1年間の海外留学を...