温泉に浸かってブルブル【中ノ沢温泉】

2015年08月21日(金) 2日目

2日目朝

06:16
温泉宿の朝は早い。

朝風呂のためなら、とつい早起きをしてしまう。かといって、夜寝るのが普段よりも早いわけではないので、結局温泉に行くのは疲れることだ。

でも大丈夫。はなっから「ああ~、温泉でゆっくりしたい。疲れを取りたい」なんて思ってないから。「温泉旅行というのは、疲れに行くことだ」と悟っている。むしろ、ヘトヘトになるまで風呂に入り、湯あたり気味でぐったりすることでよく眠れる、という発想だ。スポーツマンではないので、「身体を動かして健全に疲れよう」なんて思っていない。面倒くさいので、「温泉に入って疲れよう」ということしか考えていない。

いやでもおかでんさん、時々山に登ってるじゃないですか?だって?いや、山小屋に泊まると、ろくに眠れたもんじゃない。日帰りは日帰りで、足がパンパンになっていて、熟睡感がない。風呂で疲れるのがワシにとっては一番じゃ。いやホント。

窓の外には、安達太良山が見える。

山麓から煙が上がっているように見える。湯けむりなのか、朝もやなのかは判別がつかなかった。よし、ならばあれは湯けむりということにしよう。きっと沼尻元湯の湯気だ。そういうことにしよう。

とんび

06:23
窓の外には、鳥がとまっていた。

えーと。

・・・鳥。

名前が全然わからなかった。中ノ沢鳥、と急遽命名。

朝食

07:37
朝ご飯。

僕がお酒を楽しんでいた頃も、宿の朝ご飯時にお酒を飲んだことはない。社員旅行のような、「それ!騒げ!」という雰囲気の旅行であっても、だ。

なので、朝からお酒を楽しんでいらっしゃるおとっつぁんをこういう宿でお見かけしたときは、本当に驚いたものだ。あれは、朝から飲まずにはおれんかったのだろうか?それとも、「朝から飲んでる俺、気持ちイィィィィ!」という自己陶酔型の喜びなのだろうか?

天ぷらまんじゅうの店

09:01
「温泉宿の朝は早い。」なんて遠い目をして語っていたら、チェックアウトまで早くなっちゃったよ。本来なら10時近くまで温泉出たり入ったり、というダラダラした時間の過ごし方でも良かったのだけど、朝ご飯を8時前に食べ終えたら、「さて・・・じゃあそろそろ」っていう気分になってしまった。

結局、朝9時にチェックアウト。

今日は会津若松を経由して東京に戻らないといけない。観光をしつつの撤退戦なので、早く宿を発つに越したことはない。

中ノ沢温泉はとても良いお湯だった。歓楽街になっておらず、静かに時間を過ごすことができるというのも良かった。今度は沼尻元湯ハイキングとセットで、また訪れたい場所だ。

そんな中ノ沢温泉の最後の思い出作りに、昨日から気になっていた「天ぷらまんじゅう」のお店に行ってみた。

・・・あれ。まだ店が営業していなかった。

平日の温泉地って、「観光客が少ないでしょ?」ということで油断をしているお店が結構ある。このお店もそうなのかもしれない。

天ぷらまんじゅう、食べそびれちゃった。昨日のうちに買えていればよかったな。

笹だんご屋

天ぷらまんじゅうのお店から少しだけ車を走らせたところに、今度は笹だんご屋があった。「宝来堂」という名前のお店らしい。

ここは既に営業中。よし、天ぷらまんじゅうの仇は笹だんごだ。

あげまん

このお店でも、「天ぷらまんじゅう」に相当するものが売られていた。このお店では「あげまん」という名前だ。5個入りで520円。

ぱっと見、大ぶりな鶏の竜田揚げに見える。

笹だんご

笹だんごも売られている。んー、笹だんごもいいなあ、でもあげまんっていうのはあんまり見かけないからなあ。どっちも食べたいなあ。

天ぷらまんじゅう

と思ったら、お店の人に笹団子を揚げたヤツがある、とおすすめされた。しかも1個から買えるという。

ありがたい、一挙両得ではないか。ではそれを1つ。

天ぷらまんじゅう

食べてみたら、なるほど笹団子を揚げたものだ。そうとしかいいようがない食べ物だ。

(つづく)

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