15:16
小屋の中にあった「両神山安全登山マップ」を確認しておく。
ここから先、日向大谷への道は「道迷い」「滑落」の文字が何箇所かで見受けられる。気をつけないと。
わざわざ立体表示で危険カ所の案内をしていた。あらゆる角度から注意喚起、というわけか。
わざわざ、危険カ所の写真付き。
水場。避難小屋というのは本当にほったて小屋のようなところが多く、そもそも水場がないところだって珍しくない。その点ここは、小屋から徒歩ゼロ分で水場があるのだから贅沢だ。
水分を補給しておく。
日帰り登山で2リットルのペットボトルを持参だなんて贅沢な、と思うだろうが、ラーメンを作ったりするとそれなりの水が必要になる。
大きなトイレの脇に、小さな「冬用トイレ」があった。人の出入りが減る冬の間は、大きなほうを閉鎖して小さいトイレだけ使ってくれ、ということなのだろう。
こっちは大きなトイレのほう。水洗というすばらしさ。
15:27
下山を再開する。バス発車時間まで、あと1時間40分ほど。問題なく間に合うはずだ。
木を切り倒したところを通り過ぎていく。
15:32
弘法之井戸を通過。
15:59
黙々と下山していく。
この時間の山は既に暗くなり始めている。足元が怪しくなるくらい暗くなるのはまだしばらく先だけど、うかうかしているとあっという間に暗くなるので注意が必要だ。
その証拠に、既に歩きながらのカメラ撮影だと、写真がブレはじめた。明るさが足りないからだ。
16:07
沢を渡渉するようなルートになる。岩の上を歩いたり、緩んだ土の上を歩いたりしなければならないので、足元が落ち着かない。このルート、そんなに危険な場所はなかったはずなのに、先ほど清滝小屋で見た地図では「滑落」の表示があった。上りのときではなく、下りの際についうっかり、ということなのだと思う。上りの際に滑落したのだとしたら、ずいぶん運が悪かったのだろう。
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