終バスまでに下れ【両神山】

電車内

18:23
バスが三峰口駅に到着したのが18:12、秩父鉄道の電車が出発したのが18:15。わずか3分の接続で無事乗車できた。この電車に乗れなかったら、次は40分以上先になるので油断ならない。

さすがに男性とはいえ、チケットを買って、トイレに行ってから乗車というプロセスを3分で済ますのは無理だ。無理して間に合わせたとしても、はっと気がついたら股間がびしょ濡れ、しまった、全部出し切る前にパンツ履いちゃった!という状態だと思う。

がらんとして、お客さんがほとんど乗っていない秩父鉄道。土曜日の夕方だけど、さすがにこの時間にもなると都心からの観光客は既に引き上げてしまったのだろう。

トイレ看板

19:48
真っ暗の中電車は走っていく。景色が見えない分、あまり楽しくはない。

走ること1時間半、熊谷駅に停車。ここでは時間調整のためしばらく停車。

よし!今のうちにトイレ・・・

あー、トイレは反対側階段裏?やめておこう。ここで無理するわけにはいかない。

秩父鉄道

今乗っている電車。車体にいろいろ絵が描いてあるんだな。

運転席の下では、ヤマトタケルノミコトさんが奮闘してらっしゃる。そのほか、側面には長瀞にある宝登山ロープウェイなど、沿線の見どころ紹介が満載。

電車

反対ホームには、秩父方面の電車が停車中。影森行き。さすがにこちらはケバい装飾はされていなかった。

改札

20:14
長い旅路の末、ようやく秩父鉄道の終着駅・羽生駅に到着。

もう、今日は鉄道旅をしているのか、登山をしているのかよくわからない。7時間も山に登ったにもかかわらず、それよりも往復に費やした時間の方が長いんだから。

東武線改札

20:14
トイレを済ませ、東武伊勢崎線に乗り換える。秩父鉄道は、首都圏をいやがるかのようにぐるっと遠巻きに回り込んでいるだけだったけど、この乗り換えでようやく都心を目指すことになる。

東武・電光掲示板

20:15
あー、「特急りょうもう」がしばらく待つとやってくるんだなぁ。

特急料金を払ってでも、早く帰宅できるようにしようか。

少し心が揺らいだけど、今更贅沢したってお得感は乏しい。おとなしく各駅停車に乗って帰ることにする。

東武戦

20:18
というわけで、各駅停車久喜行き。

まだ都心に戻れない。久喜止まりだから。

看板

20:18
さすが東武伊勢崎線。浅草の神谷バー(電気ブランが有名なお店)の広告が電車に掲示してあった。

これを見て、「ああ、東京に戻ってきたんだな」という気になった。この電車は浅草までは直通しないけど。

久喜駅

20:43
久喜駅到着。一体いつまで電車に乗り続けるんだ、おい。でも次の乗り換えでようやく東京都に入ることができる。

電車

というわけで、東京メトロ半蔵門線直通の、急行中央林間行きに乗車。シルバーの車体がまぶしい。

扇風機

21:16
未だに都心で、客車の天井に扇風機がついている電車って現存しているんだな。

このあと、さらに乗り継ぎを重ね、22時すぎに自宅に到着した。

東京のお隣・埼玉の山とはいえ、公共交通機関で日帰りするとなるとかなり大変な山だった。

さて、今回は怪我をしてしまったものの、体力作りという点ではさらに一歩前進した。いよいよ10月は、山小屋泊の登山をして今シーズンを締めくくりたい。目標は、南アルプスの仙丈ヶ岳だ。待ってろ、仙丈ヶ岳。

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