魚まみれお泊まりオフ2013

「魚まみれお泊りオフ」は前回もそうだったが、2日目昼には「魚とは打って変わったこと」をやるという暗黙の了解がある。ばんやをチェックアウトすれば、もう「刑期」は終わり。魚はもういやだーッ、というほとばしるエナジーを肉だとかに向けちゃおう、というわけだ。お葬式の後の精進落としみたいなものだ。

前回お泊りオフは、マザー牧場に行ってジンギスカンを食べる、ということをやった。一方今回は、市原ぞうの国に行く計画を立てた。ウロコはもういい、ケダモノの毛皮を見せろ、というわけだ。

ただ、最初からぞうの国に行くという話ではなかった。オフ会参加者の一人、よこさんが「カピバラがいる市原ぞうの国なんてどうスかねえ」と提案したので、その話に乗っかったわけだ。このよこさん、カピバラを熱愛しており、全国各地のカピバラがいる動物園・水族館の行脚が趣味だ。せっかく房総半島に来ているのだから、ご当地カピバラさんに御あいさつしていかないわけにはいくまい。その提案に我々も乗った。常日頃、よこさんがカピバラカピバラ言ってるけどそんなにエエ生き物なんか?というのを確認したかったからだ。カピバラって、知っているようで案外知らない生き物だ。

ピーナッツソフトクリームのお店

市原ぞうの国にいきなり行く前に、全日から気になっていた「ピーナッツソフトクリーム」のお店に行こうぜ、という話になった。やっぱり気になったからには、食べておかないと。食べて後悔するのと、食べないで後悔するのだったら、やっぱり食べて後悔したい。体重に関しては昨日今日の飲み食いですでにかなり後悔すべきレベルになっているけど。

市原とは逆方向、館山に車を走らせる。「見失うなよ、確か看板があったはずだ」と看板を探しながら進んでいったら、あったあった、木村ピーナッツというお店。朝から営業しているというのが素敵。

落花生が千葉県の名産だというのは有名だ。しかし、ピーナッツをソフトクリームにしたというのはちょっと聞いたことがない。美味しいのだろうか。ピーナッツといえば、塩味の酒のつまみというイメージが強い。まさか、バニラソフトクリームの上にクラッシュしたピーナッツがパラパラとふりかけられているのだろうか?

ピーナッツソフトクリーム

おおう、これが妄想たくましくしたピーナッツソフトクリーム。まんま、ソフトクリームにピーナッツが練りこまれているっぽい。ストレートだな。

食べてみたら、これがびっくりするくらいうまい。同行したみんな、目を真ん丸に見開いて「これはいい!」「うまいなあ」と感嘆の声をあげていた。おいちょっと待てお前ら、ばんやで魚を食べていた時よりもリアクションが大きいぞ。

なるほど、食べてみて納得の味だ。ピーナッツバターをソフトクリームにしたと思えばだいたい合っている。ただし、パンに付けるピーナッツバターってのはこってりしてくどいイメージがあるが、こちらはソフトクリームにしていることもあってもっとさっぱりしている。ピーナッツ独特の香ばしさがありつつも、甘くて舌に絡みつく。これはいい。とてもおいしい、と断言して良いと思う。

いやあー、これはわざわざ立ち寄った甲斐があった。びわソフト食べた時の「うーん、こんなもんか」感とはまるで違う。全員大満足だった。

市原ぞうの国

さて、オフ会ご一行様は一路進路を北にとり、「市原ぞうの国」に向かった。房総半島の奥深くにあるのだが、最近高速道路の圏央道が開通したおかげでものすごくアプローチが楽になった。しかし、手元のカーナビにはまだ圏央道が記載されておらず、途中からはナビが混乱。ひたすら「Uターンデス」と連呼しまくっていた。もちろん相手にはしないのだが、本当にこれでいいんか感は相当あった。

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