食後、我々はいったんばんやを離脱した。今晩の宿である「ばんやの湯」は、ばんやの隣にある。しかしまだチェックイン時間に早かった。いったんフロントに荷物を預かってもらう、ということも考えたのだが、そうするとそのままなし崩し的にばんやの湯でくつろいでしまいそうだった。なにしろ、おなかはかなり満ち足りている。横になれば、すぐにお昼寝できそうだ。
いかんいかんいかん。それではオフ会ではない。今回は、「過剰」でありたい。魚を過剰に食べるだけでなく、その他もやり過ぎたい。
ということで、ばんやの湯には立ち寄らず、そのまま次の場所へと移動した。館山の先に、パターゴルフが出来る場所があるということは事前情報でキャッチしていたので、腹ごなしを兼ねて、そしてこの6名の中で誰が偉いんじゃというのを白黒つけたれ、ということでパターゴルフ大会をやるためだ。
その途中、道の駅とみうらに立ち寄り。ここは地元のビワが名産なので、ビワ関連のオリジナル商品が本当に数多く売られている。以前のばんやお泊まりオフでも訪れている場所だ。お口直しに、びわソフトでも食べようじゃないか。
道の駅でもびわソフトは売られているが、道の駅に隣接したいくつものお店がびわソフトを扱っている。それがお店ごとに全く違うので、目移りしてしまう。単なるソフトクリームにびわのジャムみたいなものが乗っているタイプ、ソフトクリームそのものにびわが練り込んであるタイプ。いろいろだ。
我々は道の駅の中で食べることにしたのだが、ここでも全員がメニューを前に立ち尽くし、困惑してしまった。一店舗だけでもびわデザートがいろいろあるからだ。
びわソフトという定番が350円であるよね、これを食べればいいよね、と思っていたら、他にも「プレミアムびわソフト」という1ランク上のものがあるし、しまいには「プレミアムびわ葉茶ソフト」なるものまである。びわの実じゃなくてびわの葉のお茶!?ええと、どうしようどうしよう。
「いや、まだあった」
別メニューで、「超プレミアムびわ葉ソフトクリーム」なんてのもあるし。名称のインフレがすごすぎる。プレミアムがプレミアム感なくなってしまう、「超」の一文字。
動揺してしまい、ソフトがぽっきり折れてテーブルに落ちるというトラブルもあったりした。
それにしても甘い物は別腹じゃのう。
体制を立て直し、一同太平洋に面した「館山ファミリーパークポピーの里」へ。
ここはもともと、お花摘みが楽しめる施設らしい。黒潮の影響で温暖な気候ゆえ、この界隈ではこの手の施設がいくつかある。しかしここは、その広大な敷地を利用したパターゴルフができるのだという。
ネットにあるクーポンを使ったこともあり、パターゴルフの利用券と一緒に、キンギョソウのお花摘み2本無料券と、ドラゴンフルーツジュース1杯無料券も貰った。
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