食べ物に関して日々考えていること、でき事、お店訪問記など。
食べ物に関する話題であっても、掘り下げてあれこれ試行錯誤したりする長編は「胃袋至上主義宣言」に掲載。こちらのコーナーでは、単発で食べ物の話題をライトに取り扱う短編集となる。
-
厚切りパンの魅力
厚切りのパンって、シンプルなんだけどごちそう感があると思う。 21世紀に生きているのに、未だにそんな感覚を覚えるのはなぜだろう? 特にカフェのモーニング。パンが厚切りだと、「今日一日、頑張ろう」という気持ちになれる。たぶんこれがサンドイッチ... -
カレーライスチェーン店でのトッピング失敗体験:1,360円の精神的ダメージ
チェーン展開をしているカレーライスのお店に入った。 価格はそれほど高くない印象だ。なので、つい「ご飯を大盛りにしよう」とか「スープを付けよう」などと追加してしまい、お会計をしてみると1,000円をはるかに越えたお支払いになった。具体的には、1,3... -
中華料理店で考える、人生における選択と自由の制限
昔からこのお店は「安い・早い・量が多い」ことで界隈では知られている。 お昼どきになると、いつも長蛇の列ができるお店だ。 「提供までに要する時間が短い」お店なのに、長蛇の列ができるのだから、いかに繁盛しているかがわかる。 日替わりランチは、昔... -
「鴨と葱」という名のお店でその名のとおりのラーメンを食べた
JR山手線、御徒町駅近くのガード下に、びっくりするくらい行列ができるラーメン店がある。僕はラーメンに詳しくないのだけれど、お店の前を通るたびに常に行列ができているので「なんだろう、このお店は」と常に思っていた。 そのお店の名前は、「鴨と葱」... -
しまった、思い出せない
「MAHL ZEIT(マールツァイト)」というドイツパンのお店に出会った。文京区の一角にある。 ドイツ語って日本人にとって迫力があるな、と思う。なんだか強そうな響きの店名だ。 同じ文京区にあるドイツパンのお店の名前が「Bäckerei Thüringer Wald(ベッケラ... -
驚きのキーマカレー体験
このキーマカレー、僕がどこかにスプーンを突き立てたら、玉子がびょーんと飛び上がる気がするんだ。 (2023.02.07) -
「旬のカレンダー」に沿って、2月だからレモンパイを食べる
「旬のカレンダー」という本が、僕たちの家には置かれている。 いしは「季節感を我が家にも取り入れたい。弊息子タケにも旬を知ってもらいたい」という理由で、この本を買った。 本の中には、12ヶ月それぞれに旬の食材、魚、行事などが書かれている。 冷暖... -
いしが「スコップケーキ」を作ってくれた
仕事が忙しく、自分の誕生日が来ても何も準備ができていなかった。自分の誕生日の準備を自分がするというのはちょっと変な話だけれど、四季折々のイベントごとに対して家のの中の飾り付けをしたり食事を用意するのは主に僕のタスクだ。 僕よりも年齢が一回... -
美味しい野菜炒め
野菜炒めって、中華料理店で定番の食べ物だよね。でも、お店によっては、キャベツとモヤシばっかりで、他の具がほとんど入っていないこともあるんだ。そんな時は「自宅で作ったほうが安くて美味しいよ」と、がっかりしちゃうこともあるよね。 中には、肉が... -
あまのじゃく精神の結果、今年の節分も千駄木腰塚のコンビーフ恵方巻となる
僕には、メディアが押し付ける文化風習には乗らないという気持ちがあります。 もちろん、「押し付ける」と言うのは語弊があるかもしれませんが、例えばバレンタインデー、クリスマスをはじめ、恵方巻やハロウィンなど、僕はこれらのイベントが嫌いです。 ... -
今年も那珂湊であんこうを仕入れてきましたよ
年に一度、茨城県の那珂湊に行ってあんこうを買ってくるのをわが家の恒例行事にしている。 那珂湊漁港の岸壁に添って何百メートルにも渡って並ぶ鮮魚店は壮観で、見て楽しいし買って楽しい。 スーパーでこじんまりとパック詰めになって売られている魚とは... -
バインミーの旨いお店が増えてきたなぁ
東京界隈でガチな中国料理店が増えてきたのは言うまでもない。 コンサバティブな住宅地に住んでいる人ならば実感がないかもしれないが、住宅と商業地がごちゃまぜになったようなエリアだと、日本人客がそもそも眼中にないような容赦ないガチ中華が増えた。...