食べ物に関して日々考えていること、でき事、お店訪問記など。
食べ物に関する話題であっても、掘り下げてあれこれ試行錯誤したりする長編は「胃袋至上主義宣言」に掲載。こちらのコーナーでは、単発で食べ物の話題をライトに取り扱う短編集となる。
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食い地獄の狭間にて
フルーツ王国の攻勢
ここ10年くらいの傾向だろうか、岡山に足を運ぶたびに、「おっ、ここもか・・・」という場所が増えている。 それは、岡山県産のフルーツを使ったパフェを扱うお店だ。 そもそもここ数年がパフェブームということもあって、その勢いは急激に増えているよう... -
食い地獄の狭間にて
岡山県のカツ丼といえばドミグラスソース、らしい。
岡山には何十回訪れたか知れない。いや、ひょっとすると100回を越えているかもしれない。 でも、じゃあ岡山の外食事情に詳しいかというと、全然詳しくない。むしろ知らないくらいだ。こっちに来ると、家でメシを食べることが多くて食べ歩きをしないからだ... -
食い地獄の狭間にて
ど・みそで味噌ラーメンを食べる
まずこの話の結論を先に書くと、「家族で外出しました。ショッピングモールで、味噌ラーメンを食べました。」というだけの話だ。それ以上でもそれ以下でもない。 だからなんなんだ?という次元の話。もしお暇ならもう少しこの話にお付き合いください。 何... -
食い地獄の狭間にて
新福菜館のラーメンとチャーシューはどうして中毒性があるのだろう?
新福菜館。京都のラーメンを代表するお店の一つだ。昔は京都で食べたものだけど、今だと東京都内に何店舗か支店が出ていて、その気になればあの味を身近に食べることができる。 特徴的なのが、どす黒いスープだ。富山ブラックと呼ばれるジャンルのラーメン... -
食い地獄の狭間にて
南印度のカレーを食べる
我々が一般的によく食べているインド料理店のカレーは、インド北部方面のカレーだと聞いている。南インドのカレーは似て非なる料理だとも、聞いている。 なるほど、確かにそうだと思う。でも、ずいぶん雑な分類の仕方だ。なにしろ、インドって「亜大陸」と... -
食い地獄の狭間にて
もはやこれは何を食べているのかわからない(肉なのか、野菜なのか、それともその下にある何かなのか)
いわゆる二郎系のお店。 最近はあちこちに二郎系ラーメンを提供するお店があって、その手の料理が好きな僕にとってはありがたい時代になったものだ。とはいっても、家庭持ちになってからはラーメンを食べる機会は殆どなくなってしまったけど。 「インスパ... -
食い地獄の狭間にて
海南鶏飯を日本橋で食べる
この日、日本橋(三越前)で仕事をしていたのだが、お昼どきになって「あれっ、ご飯はどうしようか?」と考えてしまった。 せっかく平日昼間に訪れることが少ない日本橋なんだから、それなりのお店でご飯を食べたい。しかし、この界隈の物価はとても高く、果... -
食い地獄の狭間にて
秋葉原で中華モーニングビュッフェを食べる
「味坊集団」と呼ばれる中国料理の勢力が、東京の東側に存在する。 主に神田~上野のあたりに何店舗もある中国料理のお店で、一店舗ごとに店名もコンセプトも違い、個性的だ。 チェーン展開をしているわけではなく、お店ごとに個性が立っていて、面白い。... -
食い地獄の狭間にて
ホットクックを使ったり使わなかったり
我が家に導入された、シャープ製の調理家電「ホットクック」。 どうしてもほしい!ということで買ったわけではなく、東京都の子育て支援施策「赤ちゃんファースト」で10万円のクーポンを貰ったので使い道に困ってこれを選んだ、という経緯がある。 「使い... -
食い地獄の狭間にて
これを「見栄えが良い」と言うべきかどうか
麻婆豆腐が汁椀のようなものに山盛り盛られて出てきた。こぼれたとき用に、平皿とセットで。 こういうのを「盛りの美学」などと囃し立てていた時代が僕にはあったが、さあて、2022年の今これを見てどうだろう? 「食べにくいだけじゃないか」 という気もす... -
食い地獄の狭間にて
食べながら踏ん切りがついた
ワイルドステーキ450gが1,990円のキャンペーンをやっていたので、久々に「いきなり!ステーキ」に行ってきた。 これでもずいぶん値引いていて、お店としては精一杯頑張っていると思う。なにせ、2022年夏時点で、ワイルドステーキ450gは2,420円だからだ。そ... -
食い地獄の狭間にて
ふと気が付くと水煮牛肉
東京の都心部にほど近いところに住んでいる。 最近、びっくりするくらい「ガチの外国料理」を出すお店が増えた。特に中華系のレストランの増加は顕著で、店内では日本語メニューを探して日本人がオロオロするくらいだ。 我が家の近辺では、中国、韓国、ベ...