食べ物に関して日々考えていること、でき事、お店訪問記など。
食べ物に関する話題であっても、掘り下げてあれこれ試行錯誤したりする長編は「胃袋至上主義宣言」に掲載。こちらのコーナーでは、単発で食べ物の話題をライトに取り扱う短編集となる。
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食い地獄の狭間にて
モロにキュウリではなかったか
知らなかった! 居酒屋の定番メニュー、「もろきゅう」ってのはそのものズバリきゅうりが出てくるので、「モロにきゅうり」って意味で名付けられたものだとばかり思っていた。しかし、つい最近「もろきゅう」というきゅうりの品種であるということが判明、... -
食い地獄の狭間にて
メーデーに参加してきた
3月にあった「春闘総決起集会」と違い、この日はお祭りムード一色。遠く離れた壇上で政治家のセンセイ方が「労働者の権利を守ろう、ってとりあえず言っておけば選挙の時当選しやすくなるかしらん」とか「失業率が高いご時世だけど僕は料亭で密談なんかや... -
食い地獄の狭間にて
ニセ料理『風』
料理名に「風」というコトバがつけば、婉曲に「僕は偽物ですよ」といってる事に他ならない。「風」を意訳すると、さしずめ「○○みたいな」「○○を意識した」ということになるのだろう。決してポジティブな意味じゃない。 そんな事で、広島人は地元のお好み焼... -
食い地獄の狭間にて
駆け抜けろ、夏
中山美穂が出演している、「一番絞り」のCMが今熱いのである。夏には「巾着なすぅぅー」と悶絶しながらぬか床をこねくり回す光景が全国のお茶の間に流れた。その独特の言い方にいい加減げっぷ気味になっていたら、今度は「鍋底だいくぉぉぉん」ときたもん... -
食い地獄の狭間にて
うどんだってあるじゃない
パンにするか、ご飯にするか。考えさせられるところだ。 何がって?ちょっと高級ぶったお店に行ってコース料理を頼んだときの選択だ。おなかが空いているからご飯にしよう、とかご飯は食べにくくてみっともないありさまを露呈しそうだからパンにしようとか... -
食い地獄の狭間にて
冷やし中華終わりました
「冷やし中華始めました」という張り紙はよく見かけるけど、「冷やし中華終わりました」っていうのは見たことがない。一体どういうことなんだろう。スーパーだって、玉子が売り切れたら「本日玉子は売り切れました」って張り紙くらいは出すだろう。そんな... -
食い地獄の狭間にて
時は流れて・・・
家の近くに居酒屋チェーンでおなじみの「白木屋」ができたので、モノは試しとおじゃましてみた。さすが元レンタルビデオ店。居酒屋にしてはなんか作りが奇妙だ。どう考えても「おいそこは二階に上がる階段の邪魔だろう」ってトコロにテーブル設置してたり(... -
食い地獄の狭間にて
炒おにぎり
チャーハンを漢字で書くと炒飯。しかし、この料理が日本語に訳されると「焼きめし」になってしまうのはどういう事だろう。「焼く」と「炒める」を同じ行為だと昔の人は解釈していたのだろうか。では、逆に「焼おにぎり」ってのを「炒おにぎり」と表現して... -
食い地獄の狭間にて
貧乏と天ぷらの相関関係
貧乏・金持ち判別法を思いついたので報告しよう。 ある程度満腹の人に、「天ぷら」というコトバを聞かせる。そのとき、「うわ油っぽいなあ」と顔をしかめた人は貧乏人、「うん最後に天茶でしめるのもいいね」とにやりとするのはお金持ち。 ちなみに俺は貧... -
食い地獄の狭間にて
恍惚の湯けむりの中で
うどんやそばのつゆを全部飲むのは塩分とりすぎで体に悪い、なんてことはテレビ雑誌等でさんざん告知された話なので、ほぼ日本人全員に浸透した認識だと思う。しかし、しかし。なぜか鍋の残り汁で雑炊を作るだとかうどんを作るといったことに関しては、全... -
食い地獄の狭間にて
アロマな世界
コーヒーのカップ売り自動販売機を使った。 ドリップしている間、「抽出中」というランプが点滅するのが一般的だと思うが、その自販機は「香り高い味」というランプがちかちか点滅してた。知るかそんなの、香り高いかどうかはこっちが決めるし、大体「香り... -
食い地獄の狭間にて
デブがデブとして生きていくために
アメリカに行ってみると、人間の比率が「デブ6割、くそデブ3割、普通1割」となっている事に気づく。男も女もほぼこの比率なんだから、恐れ入る。ニューヨークのような都会に行けば、若干この比率は変わると思われるが・・・それにしても、デブが多いこ...