美術館、博物館、アートギャラリーなどに関する話題。
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倉敷民藝館
民芸、というのは鑑賞していて楽しいとは思わない。以前、東京の日本民芸館で抱いた印象は、いまだに僕の中では変わっていない。 芸術を貴族や金持ちの道楽から解放し、庶民の日常生活の中から見出す、という民芸運動は僕にとってすごく賛同するものだ。「... -
加計美術館
獣医学部の許認可問題で話題になった「加計学園」による美術館が倉敷川沿いにある。以前からその存在は知っていたけれど、入ってみようと思ったこともなかったし、殆ど忘れられていた。というのも、外観が至って地味だからだ。そして、やや入りにくい雰囲... -
日本郷土玩具館
張子の虎や駒、といった昔ながらの玩具が展示されている施設。 建物入ってすぐのところには、実際購入できるおもちゃが並び、建物の奥は有料の展示スペースになっている。僕は奥まで入らなかった。 そのかわり、ここには離れのような建物がいくつかあり、... -
語らい座 大原本邸
重要文化財に指定されている、倉敷市の美観地区内にある旧大原家。2018年から建物の一部が一般公開されるようになった。 商家の旧宅なので、大量の観光客を受け入れられる作りにはなっていない。敷居は広いけれど、人が回遊できる場所は案外狭い。博物館的... -
大原美術館
前回訪問したのは1年前だろうか。今年も訪れてみた。 普段、企画展ばかりを見ているので、常設展の美術館は殆ど訪れる機会がない。だからこそ、大原美術館は時々訪れたいと思っている。 毎度おなじみの展示。見飽きた、とまでは言わないけれど、「はいはい... -
生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。@東京ステーションギャラリー
友人がお盆で帰省するのだという。LINEに投稿された新幹線のチケット写真には指定席券が写っていて、そこから乗車する便がわかった。 ならば、東京駅で急襲して手土産でも渡そう、ということで友人には内緒で東京駅に行ってみた。しかし、悪巧みは成功しな... -
ご当地コスプレ写真展&カピバラ写真展@東京シティアイパフォーマンスゾーン
三菱一号館美術館の帰りがけ、JPタワー(KITTE)に立ち寄った。今晩の食事用に崎陽軒のシウマイを買うかどうか、ちょっと考えたかったからだ。このビルの地下一階には、崎陽軒がテナントとして入っている。 結果的にシウマイは買わなかったのだけど、そのす... -
ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界@三菱一号館美術館
会社帰りに立ち寄った三菱一号館美術館。金曜日夜、美術館を20時や21時まで開館しているところはサラリーマンにとって貴重な場所。仕事を終えて、帰りの電車の中で、とっさに思いついて美術鑑賞を決める。 というわけで、何が展示されているのか知らないま... -
HARUMI YAMAGUCHI×YOSHIROTTEN Harumi's Summer@ギンザ・グラフィック・ギャラリー
ふらりと立ち寄ったギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催されていた展覧会。 絵を見た瞬間、「あ、これはパルコっぽいな」と思ったのだが、案の定パルコのイラストを手がけていた方だった。 エアブラシを使って描いた女性の絵は、非常に濃い。よくも悪く... -
宇多村英恵展 Holiday at War 戦争と休日@資生堂ギャラリー
世界各国で行ったパフォーマンスの動画、そしてナチスドイツ時代の休暇施設として作られた建物に関する展示。 どういう展示内容なのか、解説するだけでも大変なので省略。 作品ごとに違った観点の内容。「内省的なインスタレーションなのかな、だったらざ... -
没後50年 藤田嗣治展@東京都美術館
若手作家のアートショー「Independent Tokyo」の帰りがけに立ち寄った。 さっきまでギラギラした意欲的な作品を見た後なので、フジタの作品の大御所感が際だって感じられる。 あまりの猛暑のせいか、日曜日なのに客があまり多くないのはありがたかった。 ... -
Independent Tokyo 2018@浅草橋ヒューリックホール
インターネットでも現代アート作品の販売を行っている「ギャラリータグボート」。僕自身、ここで作品を購入したことがある。さまざさまな作家さんの作品をざーっと見ることができて、同時に値段も確認できるので、便利だ。 そんなタグボートから招待状が届...