自分で作らなくても、今じゃお店でなんでも売られているご時世。そういうものを見繕ってくるのも一つの才能。
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食い地獄の狭間にて
餃子自販機を発見してソワソワする自分がいた
新宿のとあるビルの前に、「特選!餃子自販機」と大きく書かれた自販機を発見した。 うお、気になる! 新宿御苑に近い場所、ということもあって、「新宿餃苑」なんて書いてあるのもなんだかそそる。 かつて、各地のSAやドライブインでよく見かけた「ニチレ... -
オカ・デウス
「一升餅」ではなくポンパドウルの「一升パン」で一歳の誕生日を祝う
子どもの一歳の誕生日に、もち米一升で作った巨大なお餅を子どもに背負わせる、という天下の奇祭がある。「お食い初め」に続いて、子どもの立場からするとはた迷惑な儀式だ。 お食い初めも一升餅も、「子供が大きくなっても食いっぱぐれないように」という... -
食い地獄の狭間にて
わざわざ蒜山ジャージーヨーグルトを東京にお取り寄せする至極
蒜山(ひるぜん)ジャージーヨーグルト、というヨーグルトをご存知だろうか。 蒜山といえば、岡山県の北側に広がる高原地帯で、乳脂肪分が多くて味が濃厚な乳を出すジャージー牛を使った酪農が有名だ。 そのジャージー牛乳を使ったヨーグルトなんだが、めっ... -
食い地獄の狭間にて
「全部2本ずつください」の怖さ
馴染みのない土地を自転車で移動中、偶然焼き鳥の専門店の横を通りがかった。 見ると、「特売33円」とか「64円」といった張り紙が見える。なんだなんだ、激安の焼き鳥屋さんだぞ! モールや駅ビルに入居しているような焼き鳥専門店は、たいてい1本130円~... -
食い地獄の狭間にて
コンビーフ恵方巻
恵方巻なんて流通小売の陰謀だ、そんなものに便乗するのは情弱の極み!と息巻いていた時期が僕にもありました。 でも今じゃ、すっかりこういう季節のイベントごとには便乗するようになった。人間が丸くなったというよりも、「世にあるしきたりに乗っかれば... -
食い地獄の狭間にて
焼き栗
ふるさと納税で、埼玉県志木市から焼き栗が届いた。 「焼き栗用の栗」ではなく、すでに焼かれた栗だ。冷凍品として、1kg。冷凍焼き栗なるものを手にしたことがないので、どんなものかと頼んでみたのがこれ。 さすがだ、「肉のハナマサ」で売っているような... -
オカ・デウス
離乳食もおめでたく
2022年お正月。 大人はこういうのを食べている。縁起物だ。 縁起がよいものは、未来の可能性が詰まっている子供こそ食べるべきだろう。かといって、海老なんて渡したら、すぐにブン投げて地に叩きつけるに決まっている。最近のタケはよくものをブン投げる... -
食い地獄の狭間にて
いまんとこ最も好みに合うノンアルコールビール【ビアー・デザミ】
2013年、γ-GTPが1,400という即入院レベルまで肝機能を悪化させたため断酒した僕は、かれこれ8年間お酒を飲んでいない。 ここまで肝臓が悪くなってもまだお酒を飲んでいたような性分なので、一生断酒を続けることになるのだろう。かすかな希望として、「子... -
へべれけ紀行
コロナ時代、帰省を諦めテントを張って川で過ごす【みよりふるさと体験村1】
2020年は「新型コロナウイルス(COVID-19)」が急速に流行し、4月には政府による緊急事態宣言が発令されるほどの事態となっていった。 その当時は1日あたり数百名規模の感染者数で大騒ぎしていたが、翌年2021年、2022年になると1日に数万人の感染者が出るよ... -
食い地獄の狭間にて
ドンレミー・アウトレット
洋菓子メーカーのドンレミーのアウトレットショップ。 「アウトレットとは名ばかりで、殆ど市販製品と遜色ない。値段もあまり安くない」というアウトレットが世にはびこる中、ここはガチのアウトレットだ。 形が崩れてしまっているケーキなどが格安で売ら... -
食い地獄の狭間にて
コストコお買い物祭り
コストコで買い物をする機会はだいたい四半期に一度の頻度であるのだけど、自家消費を前提とした品物選びと、仲間内でのシェア前提だ。 そのため、「こいつァシェアするのは難しいな」というものは買わないし、「すぐに食べないと傷んでしまう」というもの... -
食い地獄の狭間にて
激辛ナッツ&あられ
真っ黒い袋がスーパーのワゴンに山積みになっていた。なんだろう、と思って近づくと、「DEATH MIX」と書いてある。こえー。ホラー映画みたいなタイトルだし、フォントもなんか怖い。 どうやら「激辛ナッツ&あられ」らしい。なんだ大げさな。 あられという...