美貌の盛り– 高く、そして時には深く –

高く、そして時には深く。あらゆる可能性を秘めた料理の美学。

この企画は、食べるのが惜しい、すてきな盛りをしている食事たちと出会いたい、という意図から産まれた。それは、ただ単に「情け容赦無い大盛り」である必然性はない。ひょっとしたら、とてもきれいに飾られた会席料理かもしれないし、たったいっぱいの牛丼かも知れない。とにかく、編者であるおかでんにとって心の琴線に触れた、そんないっぱいを紹介していこうと思っている。

必然的に「豪快な大盛り」を紹介する機会が多いと思う。ただ、単に盛りが強烈であれば良いというわけではない。何らかの、気高さ/美しさを兼ねそろえていないといけない。食べ放題の店も対象外。高くて量が多い、というのも問題外だ。大食いであっても、美しくあれ。飽食の時代だからこそ、崇高な美学を。

この手のジャンルにおいては、既に各種専門サイトが存在するので、お店自体の紹介やメニュー紹介といったガイドブック的な内容は一切割愛する。ただ単に、美しき風体の食べ物を目で楽しむ、そういうコーナーにしていきたい。

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