その直後、最後の一人に鬼たちが握手を求めにいく姿が。クリーンファイト。試合が終わればノーサイドだ。
決勝戦ではマスコミがフィールド内に入り込んで取材をしていたのだが、最後に生き残ったプレイヤーのところに取材陣が殺到。一体どこのメディアだ?NHK以外にもこんなにいたのか!
試合後、そのまま表彰式となった。
我々を追い立てた鬼たちが、あらためてステージ上下に終結。へろへろになって肩で息をする姿が・・・とはならず、最後まで勇ましかった。
でも実際は、最初の頃はサドな気持ちに火がついて燃えたと思うが、最後の方は「もうこりごり」と思ったに違いない。
最後まで生き残った5名のプレイヤーがステージ上に上がった。
2位から5位までは、ニューバランスの新しいシューズが贈呈された。そして1位は、もちろんあの黄色いヴィッツ!
鬼から逃げて逃げて逃げまくったら、その結果車がゲットできただなんて、ひょうたんからコマだ。
「リアル鬼ごっこ」という小説がある。この話は、王様の気まぐれで「佐藤」姓の人は捕まえて皆殺しにするというゲームが始まった、というものだった。つまり、この鬼ごっこは「殺されないために逃げる」というものだった。何のご褒美もない。それがこの日の鬼ごっこは、逃げた先にはヴィッツ。いいなあ。
最後、これだけの人が集まってるんだし、抽選で○名様に素敵なニューバランス商品プレゼント!とかあるかと期待したが、よく考えたらそういう抽選をするための抽選番号とか全く貰ってないんだった。案の定、そんな抽選があるわけでもなく、開会式同様あっさりと表彰式も終わった。
最後は全員で記念撮影をして終わり。
いやあ、無駄にスケールがでかくて面白かった。こういうイベント、有料でもいいからどんどんやって欲しいものだ。規模が大きくなるだけで、がぜん面白くなる。メガかくれんぼ、メガだるまさんが転んだ、メガロクムシ・・・。
こういうばかばかしい企画を自腹でやってくれたニューバランスの心意気に感謝。
(2014.05.18)
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