カシオペアツインのベッドに腰掛けて見える景色。
まだ岡山駅を出発していないので、目線の高さ近くにホームが見える。
廊下がすごく狭いので、天井も狭いのではないか・・・と心配してしまうが、さすがにそれはなく大人が立っても頭が天井にぶつかる心配はない。
足元にはハンガー。
枕元には照明などのコンソールパネル。
SOSボタンが用意されているのが通常のホテルのパネルとは違う。
照明3種類のボタンと、ヘッドホン用ボリューム。ヘッドホンがあれば、NHK-FMが聴けるようだ。
備え付けのコップ。
白桃のお酒とお菓子は部屋に備え付けではなく、いしが買ってきたもの。
ガタガタ車両が揺れてコップが倒れないよう、ちゃんとホルダーが用意されているのが親切。
廊下側のベッドには、荷物を入れるスペースがあったので助かった。
これがなかったら、ツインベッドの真ん中の通路にスーツケースをはじめとする荷物を並べることになり、文字通り足の踏み場がなくなるところだった。
部屋に貼ってあった「車内のご案内」。
7両+7両でまったく同じ内容の「出雲」と「瀬戸」がつながっている。
席の種類は多く、ややこしい。1回限りの利用となる僕だと到底覚えられない。ただ、「Bシングル」が14両中10両にあり、「Bシングルツイン」が8両にあるので、この2種類がメインとなる列車らしい。
自販機見学。
温泉旅館とかに泊まっても、自販機で取り扱っている飲み物の種類と物価というのは興味深く観察している。
ほう、いまどき250mlのコカ・コーラの缶なんてあるのか。130円。買う人、いるのか?
なんでこれを撮影したのかわからないが、デッキにあったゴミ捨て場もついつい撮影。
懐中電灯も内蔵されているらしい。
お隣の12号車に行ってみる。
ここには、シングル2部屋と、ずらっと展開される「ノビノビ座席」がある。このノビノビ座席はサンライズの最大の特徴だと思う。僕も「これなら使ってみたい」と思ったものだ。今回はツインの部屋を取ったけど。
これが「ノビノビ座席」。
ぱっと見、山小屋の寝床みたいだ。二階建てのカイコだな形式になっている。先ほどの11号車と違って、廊下との仕切りはカーテン。
なんで「ノビノビ座席」なのかというと、見ての通りカーペット敷きのごろ寝席だからだ。
カプセルホテルのカプセルが開放的になった作り。もちろんここにはテレビなどないので、カプセルホテルより設備はチープだけれど。
この席だと、寝台券は必要ない。乗車券と指定席特急券があれば乗車できる。なので、圧倒的に安くこのサンライズに乗車することができる。
ただし、隣の席からは丸見えなので、抵抗感を覚える人はいるだろう。僕なんか、山小屋で慣れているのでこういう環境はむしろワクワクする。
今日は平日ということもあってか、人気のはずのノビノビ座席は空席が目立った。
ノビノビ座席の一人分。1畳よりも広く、たしかにこれはノビノビしている。むしろ、僕らが寝泊まりするサンライズツインよりもくつろげる空間が広く、快適なんじゃないかという気もする。
僕らがお金を払っているのは、空間の広さに対してではなく、プライバシー空間の確保に対してなのだろう。
「ノビノビ座席、といっても寝具があるじゃん!」
と思ったが、枕は用意されていなかった。枕を用意してしまうと、それは「座席」じゃなくて「寝台」だよね、という仕切りなのかもしれん。枕カバーだけは用意されていた。
(つづく)
コメント
コメント一覧 (5件)
ご結婚されたんですね。おめでとうございます。20年近く前、カレーのまんてんとえぞ松の記事を拝見し、その後は牛サシか何かでお店の全メニュー制覇など、楽しく読ませて頂いておりました。久しぶりに閲覧し、コメントをさせて頂く次第です。
idekenrrさん>
お祝いメッセージありがとうございます。久しぶりのこのサイト、外観も中身もすっかり変わってしまって驚かれたと思います。
「美貌の盛り」をやっていた頃から基本的に何も変わっていないつもりなんですが、昔連呼していた「無茶してナンボ」という言葉は今だと全然使わなくなったな、とふと気づきました。無茶できなくなったんだろうなぁ。
また20年後、「まだやってたのか」とidekenrrさんから言われるよう、これからも頑張ります。
おかでん殿
結婚式前後の事連載が完結してからコメントさせていただこうと思い、遅くなりました。
連載もさぞ工夫された事とおもいます。
今まで通りのアワレみ隊ontheWeb連載の流れで、スペシャルイベントを違和感なく読ませていただきました。
奥様そしてご子息と末永くお幸せに!
にしても両家参列の式とは言え準備がこんなにも大変だったとは…。
自分達は諸事情により2人だけで新婚旅行を兼ねてのラスベガス挙式(ジョン・ボンジョヴィと同じチャペルを妻が熱烈希望)だったので、現地日本人コーディネーターにお願いしたくらいですが。
話は飛びますが、高校野球選抜大会の日程次第では、大阪から広島へ延泊してますゐ訪問を企んでおります。昼・夜・昼&特ランチ弁当なんてシミュレーションし始めただけで涎が止まりません!
軍曹殿>
ラスベガス挙式すげー。そんなことをやっていたんですか。しかも2人だけって、逃避行みたいですごいですね。
そういえばラスベガスって、質屋とチャペルが非常に多かったような気がする。
結婚もギャンブルといいますが、軍曹殿はそのギャンブルに勝ったようでなによりです。
ますゐ詣で、ぜひご堪能あれ!僕も最近のますゐについては全然疎いので、最新情報入手のために足繁く通ってみてください!!
おかでん殿
事実上の高飛びってやつです。
その前は同級生とか野球部同期の友人達がお祝いの会を開いてもらったので、感謝しています!
(実家出禁も半年後には解除されました。)