離島で癒やされる筈が疲れた22時間【東海汽船ミステリーきっぷ】

波浮港から、高台に上がる。「文学の散歩道」と呼ばれる、石段。

明治期頃、与謝野晶子や幸田露伴などの文人がこの地に逗留したことから、その名が付けられたそうだ。

火山の噴火口を活用している波浮港なので、水辺から高台までは急な坂だ。

歩いていて、「静岡にある、東照宮みたいだな」と思った。あそこも、海沿いから神社がある山の上まで、延々と石段が続く。

僕は登山経験が多いので、この手の「雨の中、身体がしんどいアップダウンを歩く」ことに抵抗がない。でも、いしと弊息子タケにとっては「なんでこの雨の中、坂を登らなきゃならないんだ・・・」と思うだろう。

なので、小心者の僕としてはヒヤヒヤしている。怒られるんじゃないか、と。怒られないにしても、いしの機嫌が悪くなってあたりが強い喋り方をされるんじゃないか、と。

この坂を登った後、楽しいことが待ってますように。頼む。「登っただけ無駄だった」は困る。

10:45
文学の散歩道を登っている途中、古い建物があった。

「みなとや」という旅館の跡地らしい。木造の立派な作り。ただし、崖に建っているので広いお庭があるとか、車寄せがあるとか、そういうものは一切ない。門から入ったらすぐ玄関。

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • 利島(以遠)タッチを目論んでたら大島ターンになっちゃったと。
    飛行機でのステータス修行風に言うとこんなとこですね。
    おととし全日空のプラチナ目指してた時は小松ー羽田ー那覇ターンとかやってたので
    交通機関は違いますが何となく懐かしく読んでます。
    那覇だとわりと何でもあるので、乗り継げる最終便まで4時間空いても何とかなるんですが
    大島8時間はちょっとキツそうですね。タケ君の興味と集中力が8時間続くよう、お祈りしときます(笑

    能登の地震当日は飛行機で八丈島タッチやってました。
    機窓からの景色は最高でしたが、足止めは余計でした…

  • ティータさん>
    元旦から修行ですか?お疲れ様です。正月の離島路線の値段はいかがでしたか?帰省が一段落して安いのか、それとも年末年始は高止まりなのか。

    気がついたら、いつのまにかANAの三宅島路線がなくなっていたんですね。知らなかったです。
    ということは、三宅島に飛行機で行くには、調布飛行場からしかないのか。

  • >おかでんさん
    いや、ステータス修行はさすがに卒業しました…羽田那覇一日2往復とかやれる体力もないですし懐が…(笑
    プラチナメッキも3月末で禿げます。
    コロナ明けで需要喚起しててPP大盤振る舞いしてた頃に旅行してたら「…あれ?あと新千歳那覇乗っちゃえばプラチナ(5万PP)行けるんじゃね?」って感じだったのでノリっで取っちゃっただけなので。
    面白かったですけどね。

    島路線の値段はちょっと覚えてませんが、だいたい羽田小松線と同じくらいか福沢さん一枚二枚くらい安かったかなぁ。

    八丈島線、国鉄の急行みたいな雰囲気で良かったです。
    行きの搭乗口も島流し(67番→48番乗継)食らって、whillも無いルートなので車椅子のお世話になりました。

    三宅島、噴火とか色々ありましたもんね。もし今も残ってればDHC-8-Q400(通称ボンちゃん)が飛んでて
    そろそろATR42に世代交代ってなってるんでしょうか。乗ってみたかったなぁ…

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