伊豆大島討伐

岡田港

ガソリンを満タンにし、レンタカー屋に車を返却。その後、送迎バスで岡田港へ。

岡田港は、本日最終便である熱海行きに乗る人たちでごったがえしていた。今日、相当ドタバタしたわけだが、この便に乗りそびれるともう明日までプチ島流し決定。

今日はすべての便が就航していたが、館山経由の東京行きが、館山港には着岸できないらしい。欠航という表示になっていた。館山は西向きの港なので、西風に弱いのかもしれない。

あんこ娘3人
スタンプ全体

スタンプラリーの景品引き換えをやらなくては。

あんこ娘3人がにこやかに応対。そのうちの一人が「昨日お会いしましたよね」と言うからびっくり。こんなあんこ娘、出会ったっけ?

聞くと、昨日夜に立ち寄ったお店の店員をしていたのだという。ああ、なるほど道理で。でもよく顔を覚えていたもんだ。

しばらく不思議がっていたが、実は非常に目立つ存在だったのだという結論に至った。なにせ、「いい歳したオッサンが二人旅」「片方はヒゲ、もう片方は場違いな浴衣姿+目立つオレンジ色のレインウェア着用」だもの。奇抜だったのだろう。いやはや。

海の精

全部のスタンプを集めました賞として、「海の精」という伊豆大島特産の天然塩をもらった。ちょっとうれしい。

で、ガラガラポンをやってみたら、一番ランクの低い賞だったらしく、「深層海塩雨」というのをくれた。これもちょっとうれしい。

あしたば種300円

お土産を買わないと。

港の売店で、「あしたば種300円」というのを発見。はっはっは、今朝三原山の茶屋で100円にて購入したぞ。圧勝じゃないか我が軍は。

もちろん300円のほうが種がいっぱい入っているのだが、リスじゃあるまいしそんなに種はいらん。プランターで育てようとすると、少量で十分。

青唐辛子醤油

おかでん戦利品。

「青唐辛子醤油」は、醤油の瓶に青唐辛子がつけ込んであるもの。昼のラーメンで大変気に入ったので、島唐辛子のお土産は買って帰ろうと思っていたんだ。これさいわい。ところで醤油は伊豆大島産じゃないよな?キッコーマンとかヤマサなのだろうか。

島唐辛子あしたば漬

次。「島唐辛子あしたば漬」。明日葉の茎と葉っぱを鰹節などでつけ込んだもの。もちろん唐辛子入り。大層美味かった。すっかり明日葉三昧の伊豆大島だったが、ご自宅でも引き続きお楽しみください、と。ただ、さすがに生の明日葉は買って帰らなかったが。

明日葉畑のお茶

明日葉三昧といえば、これも買ったよ、「明日葉畑のお茶」。純粋な「明日葉茶」は若干高いのだが、これは明日葉の他に玄米とかほうじ茶が混じっているもの。安かった。

椿油

あと、忘れちゃいけない、椿油。

小さな瓶

この椿油がスゲー高いんだわ。10mlで520円。いいですか、10mlで、ですぜ。なんつー高さだ。「液体でスゲー高い」というのはビールを想像してしまう不肖おかでんであったが、そんなもの目じゃないくらい高い。

椿油は、髪に塗るもよし、肌に塗るもよし、食用油にしてもよしの万能油。和風オリーブオイルのようなものだ。しかし、これはさすがにご家庭で食用油にはできんわ。

しぶちょおは油そのものは買わず、椿油入りのシャンプーを買っていた。現実路線だと思う。ちなみに資生堂のTSUBAKIはもちろんここでは売っていなかった。

待合室
大の字になる

乗船手続きが開始になったので、一同ぞろぞろと船へと向かう。

がらんどうになった待合室を一人占拠。

全席指定なので、ギリギリに乗船しても席の心配をする必要がない。

船に向かう
高速船待機

行きと同じ「セブンアイランド 夢」が岸壁に。

さすがに元町港と比べると、この岡田港は波が静かだった。入り江の中にあるからだろう。

あんこ娘が手を振る

あんこ娘たちが見送ってくれる。こういうサービスがあるかないかで、観光地の印象ってがらりと変わるものだ。だから、観光地はお見送りを取り組むべきだと思う。案外観光客って些細なことで満足度が上がるものだ。

それにしてもこのあんこ娘、大変だ。朝から何便も船は出るし、飛行機もあるから岡田港と大島空港を行ったり来たりしていたのだろうか。しかも、夜はお店でバイト。

走る子供

船が岸壁を離れると、ジャージ姿の女子学生たちが岸壁を走ってわれわれのお見送り。走りながら手を振ってくれる。

「おい、すごいホスピタリティじゃないか。こうまでして見送ってくれるなんて!」

一人感動するおかでんだったが、しぶちょおが

「この船に学生が乗っとったでしょう?あれ、何かの試合か合宿かでこの島に来ていたと思うんよ。だから、そのお見送りだと思う」
「え?僕らに対するお見送りじゃなくて、学生さんの?」
「だと思うがねえ」

なんだ。いやいや、でも手を振っている様は非常にお得感ある光景だったので良しとしよう。

玉子ケーキ袋
玉子ケーキ

船が速度を上げ、島から離れていったところで旅の思い出タイム。

先ほど買っておいた玉子ケーキをあけよう。

袋から出すと、おおお?玉子の殻から、にょっきりとケーキがはみ出ている。まるで何かの菌類の飼育みたいだ。

「殻の中に生地を入れて焼いたら、膨らんでこうなるんだろ」

なるほど、そういうことか。焼き上がったケーキを殻の中にねじこもうとして、途中で諦めた・・・というわけではないのだな。

丸かじり
断面は緑色

形が形だけにちょっと面白い食べ方ができます。お子様に最適。

ケーキはおいしいのだが、明日葉の味は全く感じられなかった。ケーキを薄緑色に染めただけ。これが有りなら、なんでも明日葉入りはできるな。明日葉入り洗剤とか明日葉入りケチャップとか。

熱海駅に向かう

熱海港に着いて、そこから駅まで歩いていくことにした。船に乗っていた人がどっとバス乗り場に殺到したので、早々にバスに乗るのを断念。徒歩のほうがナンボかましだ、というわけ。

しかし山の斜面にある町熱海、結構な坂を登らなければならなかった。地図だけで物事を判断してはいかん。既に今朝の登山で膝をいわせてしまっているしぶちょお、最後の最後で試練が与えられ苦悶。

お宮と貫一

最後はお宮と貫一でシメ。

2泊3日の伊豆大島旅行、いやあ面白かった。島の旅にハズレ無し、というのがこれまでの体験であり、今後も島旅はやっていきたい。閉鎖空間故に、できること・移動できる場所が限られているからこそ面白いのだろう。

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