伊豆大島討伐

鐘を鳴らす
バディーズベル、と言うらしい

われわれがたどり着いた海辺は、大島の西北部に位置する「野田浜」という場所だった。

ここも「浜」と名乗ってはいるが、ごつごつした岩場なので泳ぐのにはちょっと難儀だ。でも、ダイビングの起点としては格好の場所らしく、浜のあちこちに「今潜水中」旗のポールが設置してあった。

「そろそろ日が傾いてきているぞ。まだ旗が揚がったままだと・・・やばいんじゃないか?」

余計な心配をする。いや、実際問題、「余計」ではないかもしれない。海を舐めたらアカン。

そんな野田浜に、なぜか鐘のモニュメントがぽつんとあった。

「宇喜多秀家関連か?」
「岡山方面を向いているのかね?」

八丈島に遠征した際、島の西側に宇喜多秀家の像があったことを思いだした。八丈島に島流しになって、備前・岡山への望郷を募らせつつ死んだという宇喜多秀家を祀ったものだが、さてこの鐘は一体なに。

鐘の脇には、解説プレートがはめ込んであった。

Buddy’s Bell

この鐘は、「信頼の鐘」をテーマとし、中央の火は「永遠」をイメージして作られました。

ダイビングでは、意気のあった信頼できるパートナーをバディと呼び、お互いに助け合い、喜びや辛さを共有します。

あなたの大切なバディへの想いをこの鐘の音にのせ、響かせてください。

なんのこっちゃ。別に「鐘」でなくても、「太鼓」でもなんでも良かったわけだ。でも鐘の方がオサレ、というわけか。

「これは・・・どういう意味があるんだ?」

さっぱりわからない。西伊豆に恋人岬という場所があるが、そこでは恋人同士が鐘を鳴らすと成就するという逸話がある。それとは・・・違うんだよな、これ?ええと、オッサン同士とかが鐘鳴らしたりするってことか。暑苦しいのぅ。

鐘とおかでん
鐘としぶちょお

Buddy’s Bellギャラリー

バディ=Body、と勝手に読み替え、己の体を大海原の前で主張するというテーマで撮影してみました。

被写体協力:アワレみ隊のみなさん

バディが握手

「せっかくだから二人でも写真を撮っておこう」

おかでんがセルフタイマーをセットしながら、しぶちょおに提案する。

「そういうことやっているから、オレら同性愛者とかなんとか言われるんだよ」

しぶしぶ、という顔をする。しぶちょおだからしぶしぶ。いや誰がうまいことを言えと。

「え?言われてんの?そんなこと?どこで?」

それは初耳だ。

写真を撮る際、しぶちょおが手を出してきたので何をするんかと思ったら、ガッチリと堅い男の握手だった。ノリノリやん。ますますこれでおかでんしぶちょおガチ説急浮上。って一体どこで浮上してるんだよ。

元町集落まで続く道

そろそろお時間がよろしいようで。

このあと宿にチェックインし、夕食までの間に元町集落の海沿いにある露天風呂に行こうと思う。だから、16時過ぎには宿に到着しておきたい。

大島灯台、見逃しちゃったけど・・・まあいいか。

われわれは、一路元町を目指して海沿いを南下しはじめた。

ここは道が非常に良い。風が強いからか、陸には木があまり生えておらず草だ。そのため、非常に開放感がある。アップダウンも少なく、快適なシーサイドドライブ。

サイクリングコースもあって、元町でレンタサイクルしたであろう人たちが必死にキコキコ漕いでいる光景を何度も見かけた。おー、がんばれよー。がんばった分、今晩のメシが美味いぞー。あと、ジョギングしている人も結構いたな。

風光明媚でとても楽しいスポーツ道路だと思う。ただし、真夏になると日陰が全くない酷暑ロードに化けるので要注意だ。背中に火鉢を背負って走るようなもんで、無謀にも程がある。暑さ対策は忘れずに。

「俺が」「俺が」の「が」を捨てて「おかげ」「おかげ」の「げ」で暮らせ

元町集落に入る。平野部になっていて、のんびりと商業・住居エリアが広がっている。今日お昼に見てきた島の東北部にある集落は、もっと自然の片隅に住んでます感が強かったが、なんてここは開放的なんだ。

とはいえ、前回の三原山の噴火時には、この集落直前まで溶岩が押し寄せたというんだから物騒だ。なぜなだらかな場所があるか、よく考えてみよう。それは、溶岩がでろーんと流れて固まって地面になったからだ。

交差点のところに、黒板があった。何かが書いてるので、信号待ちの際に車中から読んでみる。

「俺が」「俺が」の「が」を捨てて「おかげ」「おかげ」の「げ」で暮らせ

上手いこと言うなあ。誰の名台詞ですか?

二人とも感心する。さらに感心したのは翌日で、次の日になるとこのセリフは書き換えられていたのだった。日めくり名台詞カレンダー状態。誰がやっているんだろう?

ちなみにおかでんは、「ビール」「ビール」の「ビ」で暮らせ、というのを希望。

いつの日か、この黒板に書くネタがなくなったら、「永遠に幸せになりたかったら釣りを覚えなさい」なんて言葉が掲載されるかもしれない。

桜が咲いていた

ふと道ばたを見ると、桜が咲いていた。

「おい、桜がもう咲いているぞ」

お彼岸の時期なのに桜が咲くとは、ちょっと早い。そういえば、伊豆半島に早く咲く桜が名物の場所があったっけ。このあたりは「早咲きNo.1選手権」の有力選手がひしめいているらしい。

「大丈夫か?椿、もう枯れちゃってるかもしれんな」

椿といえば、1月や2月のイメージがある。あと椿のイメージとしては、花びらがぼっとんと丸ごと落っこちて枯れるので、病人にあげちゃダメダメ、ということくらいしか記憶にない。ええと、3月、しかも桜が既に咲いちゃっているような場所で椿はご健在でいらっしゃいますか?

一応、「椿まつり」は来週末で終わりらしい。「まつり」というイベントに関してはギリギリセーフだ。

「しかし、まつりは人間の都合で日程決まるけど、花ってのは自然の都合だからなぁ・・・」

椿見られなくて悔しいです、ということは特にない。そこまで思い入れはない・・・はずだ。しかし、熱海からこの方、ずっと椿椿と連呼され続けてきたので、椿が全部枯れましたと言われるとやっぱり悔しい。

元町集落の中を車で走らせていると、いきなり目的の宿、山海荘があった。電柱に宿の広告が貼り付けてあったので、あわててしぶちょおがハンドルを切った次第。

山海荘

民宿=小さな宿=分かりにくい場所、というイメージがあったが、電柱看板があるとは至れり尽くせりだ。

しかし、われわれが油断してしまったのは、実際の宿が「小さな建物」ではなく「結構、いや相当大きい」宿だったということだ。

「えええ?これ、民宿・・・か?」
「でも、入口の看板にそう書いてある」

にわかに信じられない。L字型の建物はまるで田舎の小学校校舎、といった風情すら感じさせる。これ、10室とかじゃきかないくらい客室があるぞ!?

ますます「民宿」の定義がわからなくなった。まさか、この建物に○○一族が大家族で住んでいて、実際の客室は数部屋しかありまえsん、といわれても何らおかしくない。

民宿の表示

あらためて道路沿いの看板をみるが、きっちりと「民宿」と書かれている。

そもそもこうやって看板をいくつも出している時点で、スケール感が違う。「仕事の片手間に宿もやってます。自宅の一部を宿として提供しているだけですので、あまりサービスには期待しないでくださいませ」というような宿じゃないぞ。

考えてみりゃ、そりゃそうだよなあ。「楽天トラベル」に掲載し、ネット予約を受け付けているような宿だ。民宿とはいえ、それなりの規模でないと。

玄関
下駄箱

しぶちょおが建物外観の写真をとっている間に、おかでんはチェックインをするために宿の玄関に入る。中に入って、またびびる。玄関が広い。そして玄関正面に、椅子などがあってちょっとしたロビーになっとる。ははー、いろいろな「民宿」ってあるもんだなあ。

「ごめんくださーい」と奥に声をかけたら、出てきたのはまだ小さな女の子だった。将来が楽しみな可愛さ。チェックインする旨伝えたら、「少々お待ちください」と言ってぺこりと頭を下げ、奥へ下がっていった。

そこにしぶちょおがやってきたのだが、少女を見てガッツポーズしているおかでんを見て「しょうがない奴だなあ」と呆れていた。確かに、冗談でも少女を見てガッツポーズしていたら幼女趣味の変態扱い確定だ。世知辛い世の中だから、紛らわしい冗談はやめとけ。

でも感心したのは事実。宿の子供って、日替わりで宿泊客がやってきて、かわるがわる可愛がってくれるので我が儘な性格になりやすいと思う。接客と礼儀作法を知っている小学生低学年?の宿の娘、って非常に貴重。今後ひねくれずに成長して欲しいものだと願ってやまない。親からしたら「余計な大世話」だけど。

しかしだ、思い起こすは八丈島で宿泊した民宿でも、可愛くて純朴な女子高生が接客してくれたっけ。あの時はおかでんしぶちょおともども、「今のご時世、こんな子がいたのか!」と驚いたくらい、純朴だった。島っていうのは女性の性格が良いものなのか?

下駄箱には靴がたくさん並んでいたが、宿泊客はそこまで多くは無かった。多分、ここのご家族の靴がたくさん含まれているのだろう。このあたりが民宿の民宿たるゆえん。

階段
二階廊下

われわれは二階の部屋に案内されたのだが、お風呂もお手洗いも立派。建物の大きさにあわせて、それなりの設備を持っている。これだったら「旅館」を名乗ってもなんら不思議ではないくらいのハードウェアだ。

三連休初日の客入りとしてはキャパシティの割に少なかったが、多分この島(に限らず、伊豆七島全般)は夏がシーズンなのだろう。夏のハイシーズンに備えて設備に余裕を持たせたら、こんなに大きくなっちゃいましたー、というわけか。

コーヒーがある

宿の人が、「セルフサービスですけど、コーヒーがこちらにありますのでご自由にどうぞ」と仰る。見ると、われわれの部屋のすぐ前の廊下に、マグカップやらインスタントコーヒーやら紅茶やらがどっさり。

「すげえ!民宿でコーヒーサービスとは!」

よく、ホテルや旅館なんぞで「モーニングコーヒーサービス」と謳っているところがある。朝、ロビーでどうぞ、と。どうだ!ウチはこんなサービスやってるぜ!と自信満々さが伺える。しかしこの宿、さりげなく・当たり前のようにコーヒーがあるんでやんの。もちろん、インスタントではあるが、そんなの関係ねぇ。心意気たるや素晴らしい。

ますます、「民宿」の定義がわからなくなってきた。

あと、宿の「適正価格」っていうのもわからなくなってきた。特に、どうしても八丈島滞在時の民宿レベルがベンチマークとなってしまうので(比較してしまい申し訳ない)、「民宿=安い=質はいまいち」という概念がぐらついてきた。おっかしいなあ、この宿も結構お安い宿なのに。

客室1
客室2

部屋の中に入る。

「ほう!?」

6畳一間。2名用だが、その気になれば3人でも泊まる事ができる。風呂トイレは当然部屋にはなく外だが、全く問題ない。

これ以上何が必要であろうか。いやホント、民宿に限らず、旅館でもホテルでも、部屋はシンプルでいいや。床の間があって掛け軸ぶら下がってて、なんてのはいらん。

宿泊案内

普通、机の上には宿泊案内の冊子が置かれているものだが、ここは民宿。壁にぺたりんこと張り紙がしてあった。むしろこちらの方が分かりやすくてありがたい。

チェックインが11時、チェックアウト9時というのがちょっと独特。午前中からチェックインできる宿ってのは、スキー場近辺の宿以外ではなかなかないと思う(スキー場の場合、夜行バスでやってくる人がいるため)。とはいえ、朝6時台に到着してしまう、竹芝桟橋からのフェリーでやってきた人はチェックイン時間まで路頭に迷うことになるのだが。食事時間が明記されているのもありがたい。これまでいろいろな宿に泊まってきたが、時々食事時間が告げられない事があって困る。こちらから問い合わせるか、または「大体この時間だろう」と目星をつけて食堂に行く事になる。あれ、宿側の人って不親切だって事に気付かないのだろうか?毎日のルーティンワークとして食事を提供しているので、「食事?この時間に決まってるでしょうが」って思いこんでいるんだろう。

大抵夕食は「18時」というのが相場。しかし、朝ご飯に関しては、7時~8時の間でまちまちだ。夜寝る前に、「じゃあ明日は何時起きにしようか?」と仲間で話をしていて、「あっ、朝ご飯の時間、聞いてないぞ」という事に気付いたことが何度あったことか。なお、酷いところだと「食事会場に一度に人が入れないので、朝食が朝9時頃になった(もちろん事前案内などなし)」という事がある。チェックアウト10時で、朝食9時っていうのは素晴らしく慌ただしい。

浴室1
浴室2

一階にあるお風呂を見に行ってみる。

午後4時から10時までの入浴ができるとのこと。さすがに朝風呂までは対応していない。そりゃそうだ、民宿だぜ?

とはいえ、男湯と女湯があるというのがすごい。浴室は一つで、使用中の場合は「使用中」の札を掲げて脱衣場に鍵をかけてしまうという対応だと思っていたんだが。しかもご丁寧に、「午後8時には男湯と女湯がチェンジします」ときたもんだ。なんだその旅館的な心配りは。ただ、男湯と女湯が切り替わっても、「片方には露天風呂があります」「こっちは檜風呂です」なんてわけでもなく、どれほど意味があるのかどうかは疑問だが。しかし心意気ですよ、心意気。無駄に、といったら失礼だが、宿泊料金以上のサービス満点だ。

このお風呂だが、さりげなく広い。部屋数が結構あることを考えれば当然といえば当然なのだが、足を伸ばした状態で3人が湯船に浸かる事ができるくらい、広い浴槽。しかもジェットバス。素晴らしすぎる。カランは4つもあった。旅館じゃねぇか、これ。

唯一民宿っぽかったのは、業務用のシャンプーやボディーソープとは別に、明らかに宿の人が使うと思われるシャンプー類が並んでいた事。

「こういう広い風呂が家にあるのって、いいよなあ。前から不思議だったんだが、テレビで豪邸紹介!っていうロケを見ると、大抵湯船は小さいんだよな。あれ何でだ?ジェットバスだとか、ガラス張りだとか、浴室内にTVだとか小細工はしてあるけど、肝心の湯船は大して広くない。俺、カネがあって自宅を購入するなら、まずは広い湯船にするぞ」

「さあ?水道代とか、湯を温めるお金が馬鹿にならないんじゃないか?」

とはいえ、金持ちがそんな水道代ごときでケチるとも思えない。大金を掴んだ人って、仕事を頑張っている分「広い浴室でゆったり」という快楽をあまり知らない・・・のだろうか?

浜の湯解説

宿内のお湯も良いが、元町集落には2つの公共温泉施設がある。2泊3日の旅程なので、毎晩そちらのお湯に入る事になる見込み。惜しまれつつ風呂場を後にする。

身支度をして、出かける。目指すは、海岸線沿いにある「浜の湯」。露天風呂オンリーの施設で、男女共用。よって水着着用が必須条件となる。

1985年の三原山噴火で湯が湧いた、というのだから火山侮りがたし。噴火のせいで元町は危機一髪、全員島から脱出というハメになったが、島に戻ってみると温泉が湧いていたとは。やっぱり、温泉があるかないかは、観光地の魅力を非常に大きく左右させる。

営業時間は13時から19時、と非常に変則的。夜は早々に店じまいしてしまう。

大島警察署

宿の人が、「ここから温泉までは数分でつく」と言っていた。手持ちの道路地図を見る限りでは結構大回りするので、きっと裏道があるに違いない。そこで、狭い道にどんどん入り込んでいってみたら・・・ありゃ、行き止まりだ。おっと、こっちは民家の庭に出ちゃった。すんませんすんません、と言いながらやっぱりちゃんとした道に戻る。歩いていたら、なにやら立派な建物があった。大島の中でも、役場やNTTに並んで大きいビルだと思う。何事かと思ったらこれ、大島警察署。

「治安が悪いのか?」

などと物騒な想像をしてしまったが、警察が警察として成立するためにはこれだけの建物が必要なのだろう。いくら島だからといって、いくら治安がよいからといっても、悪い人が捕まった際に留置する場所が無い、というのは何かと不都合だ。まさか会議室に押し込めるわけにもいくまい。

浜の湯到着
浜の湯

浜の湯到着。公園として整備されている場所の一角にある。事前知識がなかったら、こんなところに温泉、しかも露天風呂がることは気付かない。

400円でチケットを購入
ウエットスーツ着用不可

400円でチケットを購入する。

脱衣所がある建物の手前には、注意書きが書いてあった。水着着用が必須の湯だが、ダイビング帰りでウェットスーツ着用なのはダメらしい。水着がOKでウェットスーツがNGな理由は謎。では、「これは水着です、はい」と言い張って普通のトランクス姿で浴槽に突撃するのは有りかどうか。いや、怒られるからそれはやめとけ。

水着に着替えていざ、露天風呂へ。カランは一切ないので、ここで頭を洗ったり体を洗うのは不可。脱衣場にシャワーは一応あるので、どうしてもという方はそちらをどうぞ。

水着着用ということだけあって、眺望は素晴らしい。見られても平気だもんね、という開き直りから、目隠し用の柵がない。だから目の前は海。今日はあいにく霞んでいて何も見えないが、冬で空気が澄んでいる時期だととても素晴らしい景色が楽しめると思う。・・・対岸の伊豆半島を眺めるくらいだけど。

水着で温泉ってどうなのよ、と思ったが、案外これはいいもんだ。いや、女体をひそかに愛でることができて良い、というスケベ心ではない。ここは観光地なわけで、家族やらカップル・夫婦で訪れている人が多い。だから、一緒に・気軽にお風呂に入る事ができる事っていいよな、と思った。もっとも、われわれは男同士での来島なので、自分たちにメリットは特になかったのだが。

1時間以上滞在

結構気持ちよくて、潮風に吹かれながら1時間以上滞在。湯温も快適。夏の昼間は日差しが強くて拷問だろうが、これくらいの季節ならちょうどいい。

そろそろ夕食の時間なので、宿に戻ることにした。

戻りがてら三原山を仰ぎ見てみたが、相変わらず全く何も見えない。今あのガスの中にいたら、一体どういう光景が展開していたんだろう。溶岩と、ザレた足場と、ガス。多分、何もわからずにそんな場所に置き去りにされたら、「ああ俺はもう死んじゃったんだ」と勘違いすると思う。

暗闇の道を歩いて帰る

宿に戻る。

帰りも、なんとかショートカットルートを探す。宿の人が「数分で温泉に行ける」といっていたのがとても気になったからだ。でも結局そのような道は見つからず、どうやらこの宿の人は歩くのが超絶に早い人種であるという結論に落ち着いた。突然変異かもしれん。人類の新しい可能性だな。

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