おもてなし三昧な世界【台湾南部滞在】

城門すぐ脇のみやげ物屋

西門の脇、春雨屋の看板で西門の景色を邪魔している建物はお土産物屋だった。真っ赤な「海角七號(ケープセブン)」のロゴ入り横断幕が掲げられている。この西門も、映画「海角七號」のロケ地だったらしい。

「でも、これ便乗商法だよな。映画配給会社の承諾を取っているんだろうか?」
「多分取っていないと思う」

という会話をFishとしていたのだが、横断幕をよく読むと「恆春鎮長:葉明順」という記述があった。首長のお墨付きということらしい。じゃあ、許可を取っているんだろう。海角七號ブームに、この街素直に乗っかったのだな。

売られているものを見ると、「海角七珠」という、七種類のネックレスが売られていた。あと、恆春の伝統楽器であり映画にも登場した月琴をデザインした物各種。それからなぜかお酒も売られていた。映画に出てきたのだろうか。

阿嘉海角七號

しかしこっちは完全に無許可で便乗商法やっているだろう、という屋台。椰子の実を売っているが、店名が「阿嘉海角七號」だって。「阿嘉」とは、映画の主人公の名前。

ところで店員は何処へ行った。椰子の実、盗まれるぞ。のどかだなあ。

郵便屋さん

この恆春半島に入ってからというものは、妙にかっこつけた郵便屋さんのポスターがところどころ貼ってあるのに気がついた。大海原に向かって、一人海辺でぽつんと座る郵便屋さん。地面に大の字になっている写真もある。妙にフォトジェニックであり、渋い業務を生業としている郵便局らしからぬポスターだ。

写真は、郵便配達中と思われる郵便屋さんが、等身大のパネルになって街角に飾ってあった。誰ですかこの人。顔を見たが、別にイケメン俳優というわけではなさそうだし。

後で知ったのだが、「海角七號」の主人公・阿嘉は郵便局勤務、という設定だった。その映画が大ヒットしたもんだから、中華郵政、特に恆春郵局は鼻息を荒くしてしまったらしい。

ただ、「海角七號」という名前を使うと、いろいろ権利関係が絡むのだろう、ポスターやパネルには一切その記述は無かった。せいぜい、「恆春郵差版電影情境明信片」というキャッチコピーが書かれている程度だった。中華郵政恆春郵局としては、これを機に恆春及び墾丁界隈の美しい景色を収めた絵はがきセットを売りたいらしい。

阿嘉の家

おかでんが、郵便屋さんパネルに気を取られている間、Fishはすたすたと隣の建物に移動していった。そこは、黒ずんでいる建物の横に寄り添うように建っている、白い小さな建物だった。ちょっと周囲と比べると浮いているが、これは一体なんだ。

見ると、若者達が入れ替わり立ち替わりやってきて、記念撮影をしている。どうやらここも観光地らしい。

聞くと、これが海角七號主人公・阿嘉の家らしい。うーん、本当に恆春はこの映画で観光収入増えたな。今までは素通りされて墾丁に客を持って行かれていただろうに、これからはここでいったんロケ地巡り観光という行程に変わるだろう。

阿嘉的家は中にも入ることができて、入場料50元という張り紙が貼ってあった。しかし、しばらく様子を見てみたが、中に入る人は皆無だった。ロケ地巡りをするミーハー客とはいえ、財布は結構シビアなようだ。

なお、この家の前には郵便ポストもあり(台灣のポストは緑色。日本とは違う)、そこから記念ハガキを書いて投函している観光客が何人もいた。恆春郵局、うはうはだ。

南門

またスクーターに乗り、恆春鎮内を移動する。

次は南門。

こちらは結構な大きさだ。ちゃんと城壁の上に屋根付きの建物が残っている。残っている、といっても作り直したものだとは思うが。

さすがに城門だけしか交通ルートはありません、となると交通に不便だったらしい。ここはロータリーになっていて、南門の建物を取り囲んでいた。これにより、ある程度の大型自動車も恆春鎮中心部に入る事ができるようになっていた。

原発の避難場所?

南門から東門に移動する途中、青い看板を見かけた。なにやら手で「オッケー」とサインを送っている。何がオッケーなんだね、君ィ。

見ると、「核能三廠 緊急計晝集結點・恆春國中」と書いてあった。近くにある恆春原発で放射能漏れなんぞが起きたら、この恆春中学に逃げ込め、ということらしい。のどかな町だが、急に現実に引き戻される看板だ。

しかし、学校に避難しても何か意味はあるのだろうか?全力でこの地から逃げた方が良いのではないかと思うが、きっとなにやらややこしいプロセスがあるのだろう。

多分この地は、防災訓練といえば原発事故を想定したものになると思う。

「この中学、私の母校」

とFishが言う。ああそうか、恆春鎮で唯一の中学校だからな。必然的にそういうことになるな。ところで、「恆春國中」って何だ。「国立中学」?

「いや、国民中学」

ああ、そういうことか。

この学校、門の表札によると正式名称は「屏東県立恆春国民中学」となる。

屏東県立恆春国民中学

「せっかくだから中に入ってみよう」

といい、Fishはスクーターを校内に突撃させた。え、おい、ちょっと待て。部外者が校内に入るのって、防犯の観点上まずいだろ。

「私、卒業生」

いや、そういう問題じゃないだろ。・・・って、それでいいのか?はあ、そうすか。

なんかわからんが良いらしい。Fishは全く物怖じせず、堂々と校門を正面突破した。

日本だったらあり得ない光景だ。異常者が乱入して暴走するような事件が国内外で発生しているので、今じゃ登下校時間以外は校門を閉めてしまうのが一般的になっている。うかつに中に入ろうものなら、何もしなくてもロリコンや変態などあらゆる称号を同時にゲットできる、度胸試しゾーンといえる。

ただ、台灣はその辺がまだ緩いんだろう。

それよりも見よ、正面に待ち受ける校舎のデカいこと。地方集落の一中学とは思えないデカさだ。デカいだけじゃない、どっしりしていて重厚感もある。素人目だが、この建物に逃げ込めば大地震でも耐えてくれそうな気がする。

掃除時間

驚いた事に、校門から見えた建物とは別にまだいくつも教室棟があった。一体ここの学校には何人が在校しているんだ。少子化時代だというのに、やけにでかい。恐らく、生徒数が多いだけでなく、教室のサイズや、1クラスの人数が違うのだろう。そうでないと、日本の物差しだとどう考えても建物一つくらい余りそうだ。

いずれにせよ、台灣は学校に相当お金をつぎ込んでいることは間違いない。校舎の裏側、校庭に出てみると、そこは一面の芝生だった。芝生を養生させるだけでも結構な手間だと思うが、敢えて天然芝を敷いているのが立派だ。これだったら、生徒達は思いっきり遊んだりスポーツをすることができる。

他にも、後で学校の外側をぐるっと回ったときに見かけたのだが、立派なテニスコートなんぞもあった。なんて豪勢なんだ。私立学校か、ここは。

校庭にわれわれがやってきたとき、ちょうど学校は掃除時間だったようだ。生徒たちがほうきとちりとりを手に、あちこちでモソモソしていた。・・・しかし、あんまり真面目に掃除をやっている感じではない。かといってダラダラみっともない態度をとっているわけでもなく、何だかよくわからん中途半端なやる気で掃除をしていた。

服装を見ると、このくそ暑い気候なのに、男子はネクタイを着用している。ご苦労なことだ。しかし、ワイシャツの裾はズボンから出ているし、腕まくりしているし、この学校のドレスコードがどうなっているのかさっぱりわからない。

あと、掃除をしている人の半分くらいは紫色の長袖ジャージを着用していた。暑くないのだろうか?半袖で十分な気候なのだが。

この辺りは、慣れの問題でもある。台灣から見ると「北国」にあたる日本人は、寒さに耐性があり、台灣人が寒いといっている季節でも半袖で大丈夫だったりする。恆春の子供たちは、この季節(既に気温が25度以上あるが、一応2月であり年間で一番寒い時期)をまだ寒いと感じているのだろう。

民族救星

しばらくすると生徒たちは掃除を切り上げて引き上げていった。おい、一回たりともちりとりにゴミが入れられる光景は見なかったが、それでいいのか。まあ、どっちにせよこれだけアホみたいに広い行程の掃除じゃ、時間内に作業が終わるわけがない。

中庭に移動してみる。こちらも植樹されており、なおかつ地面が芝生。用務員さん、大変だな。一日中あっちこっちメンテナンスしないといけないだろう。

そんな中庭に、何か像がえらそうにそびえている。白い土台には、「民族救星」と赤字で書かれている。あー、ということは、蒋介石さんッスか。Fishに確認すると、そうだという。

なんだかこれを見て複雑な気持ちになった。そんなに蒋介石ってありがたい人かね。

萬世師表

蒋介石先生が偉そうに中庭の一番目立つところにふんぞり返っているのに対し、もう一つ校庭の隅っこにひっそりとたたずむ像を発見した。こっちはちょっと小さい。

土台には「萬世師表」と書かれている。ああ、ということは孔子ではないですか。萬世師表とは、「永遠に人々の模範となる」という意味。中華文化圏においては学問の神様なので、学校にあるのは当然といえば当然だろう。しかし、蒋介石像と位置が逆じゃないか。アンタもっと出しゃばってもいいと思うよ。

まあ、日本においても、二宮尊徳センセイの像は隅っこにあるので、学問の神様ってのは目立たないポジションがお似合いなのかもしれない。

校門の脇に受付がある

恆春国中を後にする際、校門の脇に受付があることに気がついた。格子が入った、警戒厳重な作りだ。そこには「来賓・家長 請停車登記謝謝悠」と書かれていた。

「おい!やっぱり敷地内に入るときに許可が必要だったんじゃないか!」

びっくりするおかでんだが、Fishは

「でも大丈夫だった、入っても何も言われなかった」

と全然平気だ。・・・まあ、結果オーライってところか。アメリカだったら、警備員に発見され次第ショットガンで撃ち殺されていたと思う。

東門
東門の周辺

引き続き城門巡りを続ける。

お城の外周はせいぜい数キロといったところで、城門と城門の間はバイクでせいぜい数分だ。歩いて回るのは少々時間がかかるとはいえ、余裕でできる。

さてこちらは東門。ここから郊外の方にちょっと進んだところに、昨晩訪問した「出火奇観」がある。東門側には町は開けていないようで、門の外は田んぼが広がっていた。

東門そのものは道路の脇にある。門のトンネルは歩道扱い。

他の門と違って、のんびりした広いスペースがある。ライトが地面に設置されているので、夜になるとライトアップされるのかもしれない。

東門から城壁がずっと伸びていた。復旧されたものだ。将来的には全部塀で町を覆ってしまう気だろうか?

恆春の地図

恆春の地図。

東門から北門を経由して西門まで、城壁が繋がっているのが見える。

この城壁の中に、アホみたいにでかい中学校一つと、そこそこデカい小学校一つ収まっている。学校要塞のようだ。

城壁の中に「恆春国小」という小学校があるが、隣接してもう一つ「僑勇國小」という小学校がある。地図を見るとなんで並んでいるのか謎だが、城壁という要素を組み込むと合点がいく。地理上は隣り合わせだが、実際は「城壁」という越えられない壁があり、実際は近くて遠い位置関係なのだった。

やぐらが見える
恆春搶孤慶中元用の建物

東門の城壁の向こうに、なにやらやぐらが見える。結構でかいぞ、あれ。何だろう。

城壁を越えて城の外に出てみると、そこは広場になっていて、何だか変な建造物が突っ立っていた。

・・・はりぼて?

そこにあるのは、足がたくさん生えた、作りかけのようなやぐらだった。でも、作りかけにしてはやけに堂々としている。俺様は完成品だ、と主張しているのは明らかだ。だいたい、こんな作りかけなど、建築の常識ではあり得ないだろう。では、一体これは何。

Fishは、「お祭りの会場だよ」という。いや待て、それは言葉として理解できるが、全然納得ができない。これのどこがどうお祭りになるんだ。

もう少し聞いてみると、3年に1度あるお祭り「恆春搶孤慶中元」用のものだという。

「搶孤チェンクー)」とは、牛脂を塗ってぬるぬる滑る棒を、どのチームが一番早くよじ登ることができるか、を競うお祭り。2008年のお祭りでは、一番早かったチームに30万元が贈呈されたそうだ。

アホすぎる・・・。そうか、どうして地面近くに転落防止ネットのようなものが張り巡らされているかと思ったら、本当に上から人が落ちてくるんだな。

3年に1度しか行われないお祭りのために、こんな立派な建物を作ってしまうのだから、気合い十分だ。やはり、祭りは大切だよ、うん。

インドネシアにも、規模は小さいながらも同じように「油で滑る棒を登る」という祭りがある。どこかで文化が繋がっているのかもしれない。

2008年開催ということは、次は2011年か。ぜひ挑戦してみたいが、多分相当経験を持っている強者そろいのはずであり、どうにもならないだろうな。しかも、台灣人男性は皆兵役経験者だ。基礎体力からして違う。勝てそうにない。

北門
M41戦車

門巡り、最後は「北」。

北門は車がそのまま通過できるサイズだった。もちろん西門同様、車二台通過は無理なので交互通行となるが。

門の写真は撮影したのだが、Fishが写りこんでいるので掲載は自粛。

門の脇には、なぜかM41戦車が飾ってあった。なんかちょくちょく、軍事カラーが出てくるのがこの恆春の地だ。

恆春の中をバイクで走る

時刻は既に13時を回っている。そろそろお昼ご飯にしよう。15時にはベルーガのショーを見に海洋生物博物館に戻らないと、わくわくしっぱなしのFishに怒られる。

「何が食べたい?」

と聞かれたが、アレが食べたいコレが食べたいと言ってリクエストが通るほど物資豊富な地ではあるまい。そもそも、「アレ」や「コレ」に相当する料理がおかでんには思い当たらない。ええと、「臭豆腐食べたい」って言ったら何て返事が返ってくるかな。呆れられて、即却下されるだろうな。

よくわからないので、

「地元に詳しいFishに任せるよ。レストランのような店じゃなくて、地元民が行く、地味なところがいい」

と漠然と答えておいた。でも、いわゆる日本風なレストランはこの地には全く存在していないので、このリクエストは「どこでもいいです」と言っているに他ならない。チェーン店である、「美而美」(今朝訪れた店)でさえ、「おおお」と感心しっぱなしだ。どんな店でも大丈夫だろう。

Fish、しばらく「んー」と考えたのち、なんとなくスクーターを出発させた。

道中の両脇の店や民家といった光景が、なんとも珍しく興奮させてくれる。このあたりをてくてく歩いているだけでも一日は軽く暇つぶしができるだろう。

王家麺店

スクーターが停まったところは、なんの変哲もない路地だった。えっと、お店はどこ。

きょろきょろ周囲を見回していると、ああ、何だか屋台が民家にめり込んじゃいました、的なものが前方に見える。あれが今日のお昼ご飯会場となるらしい。

近づいてみると、屋台ブースには「王家麺店」という看板が掲げられていた。麺のお店だったか!

看板は新しいもので、そのおかげでまだ商売する意欲を感じさせる。しかし、これが無いと、やる気があるんだかないんだかわからない、地味な店構えだ。でもきっと、台灣の人からすれば「何を言っているんだ、看板なんてなくても、もうぱっと見た瞬間に飲食店ってわかるじゃないか」なんだろうな。日本人が持っていないスキルだ。

看板には「60年老店」と書かれていた。うへえ、創業60年か。そりゃ歴史があるな。お見それいたしました。この屋台を、代々引き継いでいるのだろうか?60年飲食店を続けるって相当なものだ。でも台灣では、この手の「歴史ありまっせ」という自己PRをよく見かけたので、ひょっとしたら看板だけ引き継いで、中身は全然違う・・・なんてものも年数としてカウントしているかもしれない。

厨房

店内は、典型的な台灣家屋で、ウナギの寝床。奥が長い。冷気開放ではないので、空調の類はない。

厨房は、軒先にせり出した屋台風。ここで全てを調理している。これにはいくつか理由があるだろう。一つは、広告塔として。調理している様を見せることで集客につなげる。もう一つは建物の構造上、外に出るしかないということ。空調がない建物なので、奥の方で調理したのでは熱がこもって拷問だ。だから外で調理する。そして最後の一つは、恐らく屋台用の機材をそのまま自分ちに持ち込んだのだろうということ。屋台をそのまま持ち込めば、自宅に厨房施設を用意する必要がなく、楽だ。

その辺の考察はとりあえず置いておいて、何を食べるか決めないと。ええと、お品書きは・・・お品書きは・・・あれ、無いぞ。卓上にも、壁面にも、どこにもない。何だここは。単品しか扱っていない、台灣にはあるまじき潔いお店なのか?・・・そんなわけはない。台灣飲食店でそんな潔さがまかり通る訳がない。

もうこうなると、外国人観光客は完全にお手上げだ。メニューを指さして「あれください」というボディランゲージすらできない。傍らに台灣人Fishがいて助かった。・・・まあ、Fishがいなければこういう店に入る機会は無かったのだが。

Fishに聞くと、麺が選べるんだという。ビーフンと、普通の麺と、幅広のビーフンがあるという(写真を見ると4種類の麺があるように見えるので、あともう一種類を聞き落としたらしい)。

幅広のビーフンというのは、ベトナムのフォーみたいなものだろう。せっかくだから、それを選んでみた。

バケツに入ったもやしとニラ

台灣の飲食店でよくある、注文票なんてのはない。屋台厨房のおばちゃんに口頭でオーダーだ。おばちゃん、リクエストを受けて調理に取りかかった。

ふとおばちゃんの傍らを見ると、大きなバケツに山ほど入ったもやしとニラ。鮮度を保つために水に浸けてある。そのバケツが、一体どうしたらこんなに黒ずむの?という色あいをしており、大層渋い。一週間くらい、公園の砂場で子供に酷使させ、その後泥水に一週間つけ込んで細かいキズに泥を染みこませたような風体だ。おおよそ飲食店で食材入れとして使う色合いではない。日本人だと、これを見ただけで「この店は止めよう」と言う人もいるだろう。

おばちゃんの名誉のために言っておくと、多分これはバケツの材質のせいだとおもう。厨房で油物を扱っているわけでもないし、不潔であるが故にここまで黒くなりましたということは無いと思う。

ただ、隣にはなんだかくすんでしまっているキッコーマン醤油のペットボトルが。うーん、やっぱり衛生については日本人と考え方が違うようだ。

滷味

厨房の上の棚には各種麺が並べられているが、その一角になにやらどす黒いゾーンが。ありゃりゃ、「滷味(ルーウェイ)」だ。台灣屋台ではよく見かける、いろんな食材の醤油(?)煮込み。実際は醤油だけでなく、八角は当然として胡麻とかたくさんの香辛料を入れるようなので、店によって味は万別(だと聞いております。おかでんは食べ比べをしたことがないので知らん)。食材は、ゆで卵や内臓肉、鴨の血をもち米で固めたものなど様々。内臓肉がグロテスクに煮られているイメージが強いので、おかでんでもあまり手を出そうとは思わない料理だ。

麺専門店だけど、滷味は扱っているんだな。サイドメニューということか。その立ち位置を日本の料理に置き換えたらどうなるんだろう。漬物・・・じゃないし、ええと、該当するものが見あたらない。

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