屯田兵になろう【北海道ハタケ仕事1】

一応予定していた作業は全て時間内に終わった。

当初の遠足アナウンスでは、「17時に現地解散」と聞かされてはいた。しかし実際はそうはいかず、居残って飛行機ギリギリまで作業なんだろうな、と覚悟はしていた。

ところがあっけなく16時過ぎに終わってしまったので、当の井川さんも「お、おう・・・」という感じではあった。

往路がそうであったように、復路もみんなバラバラだ。中には札幌もう一泊の人がいるし、「17時解散」を前提に、かなり早い便での退却をもくろんでいる人もいた。逆に、「私は21時の便」とやたらとゆっくりの人もいた。21時新千歳発だと、東京の家に辿り着くのは日付をまたいでしまいそうだ。そんなので月曜日からの仕事は大丈夫なのか?と心配になってしまう。でも、北海道でゆっくりできるというのはうらやましい。

僕は18時半の飛行機を手配してあったので、あんまり時間がない。17時過ぎには真っ先にハタケをおいとまさせてもらった。レンタカーの返却手続きがあるし、レンタカーの営業所から送迎バスで空港まで送り届けてもらわないといけない。それなりに時間の余裕が必要だ。

新千歳空港を訪れるのは何度目だろうか?とにかくデカい、とにかくお店が多い。以前ここで一人ジンギスカンを食べ、昼間っから赤ワインがぶ飲みした記憶があるけど、それはいつの時だったか覚えていない。ああ、どうでしょう祭の時だったっけか。

そんなことが許される場所、それが新千歳空港。これそのものが観光地だ。じっくり見て回れば、1時間じゃ足りないくらいだ。しまったなあ、もう少しフライトの時間を遅らせれば良かった。最近使った空港って、岡山とか広島といった規模があまり大きくないところばっかりだから、ついその感覚で時間設定をしてしまっていた。

特に残念に思ったのは、この空港には温泉があるからだ。今やあちこちにある「万葉の湯」チェーンがここにもあり、日帰り入浴も受け付けていた。農作業終わりに風呂!これは是非やっておきたいところだ。今回は時間が足りないけど。

次回は7月。もちろんまたハタケに足を踏み入れるつもりなので、そのためにもフライト時間は遅めに設定しておかなくちゃ。

フライト時間までのわずかな間、ざくーっとお土産物屋を見て回る。

昔の「北海道土産」といえば、六花亭、ロイズ、トラピスト教会、白い恋人あたりが定番だ。あと木彫りの熊もそうなのか?しかし今じゃ、本当にいろいろな商品が売られており、見ていて飽きない。

さすが食糧自給率200%越えの大地だけあって、食べ物系で何かを作らせたら説得力が抜群だ。北海道産、というだけで何でもブランド力がある(一部例外あり)。農作物良し、海産物良し。もう土産物屋がいくら並んでたってきりがないくらいだ。

でもお前、お前だけはダメだ。なんだ「くまモン」って。「熊本から北海道に遊びに来ちゃいました!」と書いてある。帰れ帰れ、風情ぶちこわしだ。

・・・と思って遠くからこの不自然な光景を眺めていたら、短時間の間に何人かが足をとめ、このくまモングッズを手に取って買おうか買うまいか悩んでいた。なんてこったい、そんなに人気なのか。わざわざ北海道で買わなくっても。

2014年5月は少なくともそんな感じだった。時間とともに、くまモン人気は落ち着いてきたけど。

くまモンなんて見ちゃったので、こっちの感覚が狂ってしまった。なので、うっかり「コップのフチ子」をかってしまった。同じ穴のムジナ、というのはまさにこのことを言う。

レンタカー借りたときから返却するときまで同行してくれた味噌会仲間の子は、「じゃがポックル」というスナック菓子を大量買いするんだ、と息巻いていた。旦那が大好きなので、頼まれているんだという。何それ、聞いたことがない。

土産物屋の店頭を観察してみると、確かに「じゃがポックル」は目立つところに山積みにされていた。しかも「お一人様5箱まで」などと制限がかけられている。よっぽど人気らしい。へー、知らなかった。

行列ができている店を見かけたら、ついつい自分も行列に並んでしまう・・・東京人の悪い癖の一つだが、僕も同様にじゃがポックルを買ってみた。そんなに人気があるなら、ということで。

ブランドは「ポテトファーム」と書いてあるが、実態はカルビーだった。で、中身は「じゃがりこ」に大変よく似ている。しかし味は似て非なるもので、じゃがりこがガリガリした食感なのに対し、じゃがポックルはもっとほっくりした仕上がりだった。北海道産ジャガイモやオホーツク海産の塩を使用したり、じゃがポックルは北海道産に拘っているらしい。で、北海道限定発売。そりゃ人気出ますわ。お値段はスナック菓子の割にはかなり高いが、家で開封して食べてみて「畜生これならリピートするわ」と悔しくおいしく頂いたのだった。

さて今回、1泊2日で慌ただしく北海道でのハタケ作業を行ったわけだが、知らない事がいっぱいだったし学ぶことが多かった。やっぱり、自分で手を動かすことで得られる知識というものは膨大だ。こういう機会を作ってくれたマメヒコには感謝だし、ここで得た知識を今後の人生の糧としたい。

次は7月。除草剤を撒かない農法なので、雑草が生えているという。その対処のためにまた北海道に行ってくるつもりだ。そして9月は収穫となる見込み。

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