日帰りで行くアメリカ旅行5【ヨコスカフレンドシップデー2017】

アメフトコート

もうこれ以上海側に向かっても屋台はないので、アメリカンフットボール用のコートに潜入してショートカットを図る。

例年、ここには何もなく、がらんとしている。さすがに親善ソフトボールはできても、親善アメフトは無理なのだろう。炎天下、ヘルメットをかぶっていたら、多分本当に倒れる。タックルされる前に自ら倒れてしまう。

このコート、今年はステージが設営されている。例の、夜6時からのクリスタル・ケイのライブを控え、かなり大きいステージだ。どれくらいお客さんは入るのだろう?すぐそこの海で行われる花火大会を見る人出も相まって、かなりの混雑をするだろう。

しかし、今この時間は素人?バンドの生演奏。客はほとんどいない。バンドとしては、デカいステージで生演奏できるのは気持ちいいだろうが、かといって目の前に客がほぼゼロというのは張り合いがなくストレスフルな状況だとは思う。

コート内のテント

おっと!

アメフトコートの傍らに、赤い屋根のテントがある。てっきり、ここは救護施設なのだと思っていた。ライブ中に倒れた人がいたら運び込むとか。または、大会運営本部として、ステージの音響や照明をコントロールする場として。

でも、どうやらここはメシ屋台っぽいぞ?

おっと、料理だ!

あ、やっぱり!

しかも、素人屋台と違って、ここは基地内のレストランが手がける、プロ屋台だ。ちゃんとメニューがレイアウトされ、印刷されてある。

「うひゃあ、BBQリブ発見!」

そう、これが食べたかったのですよ。豚のアバラまわりの骨付き肉。毎年、「食べたいんだけどなあ」と思いつつ、ターキーレッグに寝取られてしまい一度たりとも買ったことがない、食べたことがない代物。今年こそは!

よこさんもBBQリブを買う、という。

「じゃあ、ターキーレッグは?」
「まあ、あれも買うしかないっしょー。他では食べられないっすからねー」

同意見だ。ターキーレッグを買わない、という選択肢はちょっと考えづらい。うわあ、今日は肉だらけになりそうだ。お持ち帰りの肉の総重量、1キロじゃ済まないぞ、2キロくらいいきそうな予感がする。

ちなみにメニューはこちら

BBQリブ 1,100円
BBQジャンボターキーレッグ 1,100円
ホットドッグ 500円
チリチーズホットドッグ 600円
ミニクッキー 300円
ミニドーナッツ 300円
缶ビール 350円
ミネラルウォーター 100円
ソーダ各種 100円
ゲータレード 350円

ホットドッグを頼む

「えい、ここいらで腹にブチこんでおかないと、きりがない。もう最果ての地まできただろうから、食べちゃうぞ僕ぁ」

といい、率先して食べ物購入第一号に名乗り出た。狙うは、ホットドッグだ。500円。

売っている人は米系の人なので、日本語は若干たどたどしい。そんな店員さんが、「ホットドッグでいいのか?チリはいらないのか?」と聞いてくる。ああ、ホットドッグでいいです、100円も差があるからね。

と、思ったら、ホットドッグってパンにソーセージを挟んだだけのものなのだな。「お前、本当にこれでいいのか?これで我慢できるのか?夜、思い出して泣いたりしないのか?」という顔を店員さんにされ、やっぱりスゲー後悔した。だって、目の前にうまそうなチーズやチリソースがタプタプしてるんだもん。

「すいません、やっぱりチリチーズにして」

慌てて訂正。

ペーパータオル等

とはいっても、別にホットドッグでも良かったんだよな。

カトラリーがおいてあるところに、ケチャップとマスタード、そして玉ねぎのみりん切りが置いてある。これらをセルフでホットドッグにトッピングすれば、十分立派な食べ物の完成だ。

ついつい、目の前で「パンとソーセージ。それだけ」というのを見てしまい、うっかり「チリチーズ!」と叫んでしまった。判断ミスだ。

チリドッグ

で、チリチーズホットドッグに、玉ねぎをトッピングして完成。

こういうの、どれくらいが適量なのかわからない。意地汚いからこういう玉ねぎの量になってしまうのか、それとも本場アメリカ人もこれくらい入れるのか。

ペットボトルとの比較

あらためて、ペットボトルと見比べるとかなりデカいことがわかる。

とはいえ、案外これくらいならぺろりと食べられる。まだまだ余裕だ。おそらく、こういう基地にやってきてテンションが上っているからだろう。普段、これ一本を食べたらそれでおなかいっぱいになっているはずだ。

最近はコストコのホットドッグをよく見るので、このサイズでも驚かなくなった。5年前、僕が初めてこの基地にやってきた時は、コストコなんてほとんど縁がなかったので、見るもの聞くもの、全てが驚きだった。あの初々しさはもうなくなってしまったのは、つくづく残念だ。

ステージが2つある

ステージは2つ、用意されていた。まるでフェスのようだ。ああそうか、今日はフェスか。

相変わらずステージ上では、バンドがご機嫌に「ウォーターメロン・マン」を演奏しているけど、客はゼロのままだ。

ボルダリングウオールがある

アメフトコート脇の運動場には、クライミングウォールがそびえていた。子供がヘルメットをつけ、ボルダリングを楽しんでいるのが見える。ここ数年、この施設はおやすみしていたのに、今年は復活だ。ちょっとイベントの規模が小さくなってしまったので、そのお詫び・・・とでもいわんばかりだ。

無料かな?と思ってウォールに近づいてみたら、ちゃんと有料だった。「なんだ、有料か」といって利用を諦めた。

娯楽メニュー

クライミングについて日英の言葉で注意喚起している看板。

「5チケット」と書いてあるので、おそらく500円または5ドル(600円?)なのだろう。

このあたりには子供が遊べる遊具がいくつも置いてあり、それぞれがチケット制らしかった。昨年までなかった取り組みだ。

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