お願いですから罰してください【のっとれ!松代城2018】

新城主

14:40
のっとれ!戦士凱旋の時間になった。

会場入口には、ソリ型の駕籠に乗せられた新城主殿の姿。今年一番早く、まつだい城を「のっとった」男だ。

新城主になると、下山したらこの鎧兜の着付けがあるので結構慌ただしい。屋台で悠長に飯なんて食べている暇は・・・ああ、あるか。なにしろ、僕らがヒイヒイいいながら山頂のお城に到着した頃には、この人は悠々と会場にたどり着いていた筈だ。しかも送迎バスを使わずに、自力で。

それくらいスピードが違う。

表彰式

壮大な音楽とともに、村山統括軍師と新城主を先頭に戦士凱旋。

既にこの時点でのっとれ!戦士の数は少し減っている。レースに参加するだけして、すぐに帰っちゃった人もいるようだ。「入城の証」は仲間に預けておけば、「代理の人」が権利行使をすることは認められている。

表彰式

表彰式が始まるのだけど、毎年これが長い。

総合1位から10位まで一人ずつ呼ばれ、壇上に上がって、を繰り返し、その後女性1位から5位までまた一人ずつ呼ばれ、援軍大将など各賞もある。

そしてそのあと、また一人ずつ表彰状読み上げと景品授与がある。同じ事が延々繰り返される。

やっぱり、みんなで屋台街の方からメシを食べつつ遠巻きに見ているのが正解かもしれない。僕みたいにかぶりつきの場所でカメラを構えていても、特に事件は起きない。

表彰式

ただ、副将軍殿がイイカンジにお酒を召し上がっていて、ご機嫌よろしいのがこの表彰式の醍醐味だ。

時々言葉を噛んだり、言い間違えたりするところがお茶目。

表彰式
表彰式

いろんな人の表彰風景の写真を撮っているけど、それが何の賞を取ったもののか全然わからない。僕にとっては撮る必要なかったな、これ。(写っている人には申し訳ないけど)

それにしても、上位陣はメンツがある程度固定されているようだ。人の名前なんて全然覚えない僕だけど、読み上げられる名前を聞くと「あれっ、この名前、去年も聞いたぞ?」ということに気付く。

何しろ、もし1位を獲得すれば、米一俵の褒美が与えられるのだ。米一俵(=60kg)あれば、この先1年はほとんどお米を買わなくて済む。自分ちの食い扶持を稼ぐためにも、上位陣は頑張ってるに違いない。

表彰式

えーと、たぶんこれは歌舞伎者部門の表彰だと思うけど、既に着替えてしまっているので何の仮装だったか、よくわからない。

表彰式

というわけで話を端折って、お楽しみ抽選会。

今年はキャプテンスタッグのスポンサードがあるということで、抽選用の箱がキャプテンスタッグ製アウトドア折りたたみデスクの上に置いてある。

もちろん抽選の中にはキャプテンスタッグ製品もあるらしいので、楽しみが膨らむ。ハワイに連れて行ってくれ!とはいわない。せめてアウトドア用品でもください。

表彰式

司会進行するお姉さんが毎年同じ、というのも楽しい。推測だけど、観光協会の人か市役所の人なんだと思う。

毎年、抽選をする村山統括軍師殿との掛け合いが絶妙。大抵「昨晩飲み過ぎた」という話をしているので、本当にこの人達は酒が好きなんだな、と感じる。さすが酒どころ越後。

すべてにおいて「いよっ、今年も登場、待ってました!」感があるので、この「のっとれ!」は参加すればするほど面白みが増してくる。スルメ的イベントだ。

表彰式

で、この写真を見てわかる通り、壇上に並ぶ5名の人。

ハワイ遠島の刑、5名。

以上おしまい。

あー。

いや、それは嘘だ、まだ早い。ハワイは一番最後の抽選。まだ前哨戦だ、ここで当たるのは、「流れ弾に被弾」というのと一緒だ。耐えろ、耐えるんだ。僕らは小魚を釣りにきたんじゃない、大きなマグロを釣りにきたんや!!

表彰式

とにかく今年は賞が多かったと思う。

一挙に10名様にプレゼント!みたいな賞もあったっけ。

もちろんキャプテンスタッグも賞品を出していて、そりゃあもう抽選会は大盛り上がりよ。

・・・でも、僕らの番号は全然呼ばれない。なぜだ。

(つづく)

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