食べ物に関して日々考えていること、でき事、お店訪問記など。
食べ物に関する話題であっても、掘り下げてあれこれ試行錯誤したりする長編は「胃袋至上主義宣言」に掲載。こちらのコーナーでは、単発で食べ物の話題をライトに取り扱う短編集となる。
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食い地獄の狭間にて
しまった、思い出せない
「MAHL ZEIT(マールツァイト)」というドイツパンのお店に出会った。文京区の一角にある。 ドイツ語って日本人にとって迫力があるな、と思う。なんだか強そうな響きの店名だ。 同じ文京区にあるドイツパンのお店の名前が「Bäckerei Thüringer Wald(ベッケラ... -
食い地獄の狭間にて
驚きのキーマカレー体験
このキーマカレー、僕がどこかにスプーンを突き立てたら、玉子がびょーんと飛び上がる気がするんだ。 (2023.02.07) -
食い地獄の狭間にて
「旬のカレンダー」に沿って、2月だからレモンパイを食べる
「旬のカレンダー」という本が、僕たちの家には置かれている。 いしは「季節感を我が家にも取り入れたい。弊息子タケにも旬を知ってもらいたい」という理由で、この本を買った。 本の中には、12ヶ月それぞれに旬の食材、魚、行事などが書かれている。 冷暖... -
食い地獄の狭間にて
いしが「スコップケーキ」を作ってくれた
仕事が忙しく、自分の誕生日が来ても何も準備ができていなかった。自分の誕生日の準備を自分がするというのはちょっと変な話だけれど、四季折々のイベントごとに対して家のの中の飾り付けをしたり食事を用意するのは主に僕のタスクだ。 僕よりも年齢が一回... -
食い地獄の狭間にて
美味しい野菜炒め
野菜炒めって、中華料理店で定番の食べ物だよね。でも、お店によっては、キャベツとモヤシばっかりで、他の具がほとんど入っていないこともあるんだ。そんな時は「自宅で作ったほうが安くて美味しいよ」と、がっかりしちゃうこともあるよね。 中には、肉が... -
食い地獄の狭間にて
あまのじゃく精神の結果、今年の節分も千駄木腰塚のコンビーフ恵方巻となる
僕には、メディアが押し付ける文化風習には乗らないという気持ちがあります。 もちろん、「押し付ける」と言うのは語弊があるかもしれませんが、例えばバレンタインデー、クリスマスをはじめ、恵方巻やハロウィンなど、僕はこれらのイベントが嫌いです。 ... -
食い地獄の狭間にて
今年も那珂湊であんこうを仕入れてきましたよ
年に一度、茨城県の那珂湊に行ってあんこうを買ってくるのをわが家の恒例行事にしている。 那珂湊漁港の岸壁に添って何百メートルにも渡って並ぶ鮮魚店は壮観で、見て楽しいし買って楽しい。 スーパーでこじんまりとパック詰めになって売られている魚とは... -
食い地獄の狭間にて
バインミーの旨いお店が増えてきたなぁ
東京界隈でガチな中国料理店が増えてきたのは言うまでもない。 コンサバティブな住宅地に住んでいる人ならば実感がないかもしれないが、住宅と商業地がごちゃまぜになったようなエリアだと、日本人客がそもそも眼中にないような容赦ないガチ中華が増えた。... -
食い地獄の狭間にて
豊洲で安く食べられるランチがビュッフェだなんて
この日、所要で江東区豊洲を訪れていた。 ビジネス街と高級タワマン、そして巨大商業施設「ららぽーと」がある職住商が一体となったエリア。東京でもちょっとめずらしい空間かもしれない。 僕は20世紀の頃からこの豊洲を知っているが、その当時はIHIの造船... -
食い地獄の狭間にて
久しぶりに大満足の料理に出会った。その名は「ベジ郎」。
以前から「ベジ郎」というお店があることは小耳に挟んでいた。 名前のとおり、ラーメン二郎のインスパイアなのだけど、面白いのがラーメン屋さんではなく、「肉野菜炒め屋さん」ということだ。 なるほど、ラーメン二郎の特徴の一つとして、ラーメンの上に... -
食い地獄の狭間にて
コテコテの油
いしと一緒にサイクリングしている途中で食べたお昼ごはん。 お店選びをいしにまかせたら、一軒の中華料理店をチョイスした。 僕なら選ばないお店だ。 まずそうだ、とか値段が気に入らない、とかそういう具体的な理由じゃない。店頭に掲示されているランチ... -
食い地獄の狭間にて
台湾カステラをようやく満足行く仕上がりに作ることができた
過去何度もホットクックで作っている台湾カステラ。 メレンゲづくりに失敗したり、焼き加減がうまくいかなかったり、「方向性はなんとなくあってるんだけど、もうちょっとどうにかならないかなあ」という味に仕上がることが多かった。 今回が何度目になる...